2025/6/30 NARITA THOMAS SIMPSON 夏越の大祓 in ビルボードライブ横浜

久しぶりのナリトマのライブ。ビルボードという近い距離感。

演奏する側も聴く側も、圧倒的な期待と、少しの緊張がない交ぜになった空間は、やっぱり笑顔であふれていたと思います。

途中歌詞が抜けてしまったりする場面もありましたが、それがライブの醍醐味でもあり、(当たり前ですが)何度聞いても同じに聴くことができるCDとは異なり、そこに生身のメンバーがいるのだ、ということを強く感じる瞬間でもありました。

AIなど便利なツールが普及している現代ですが、リアルが一番だなぁと思いました。

「冒険者たちのうた」「Hello! Hello!」で始まり、エレキギターからアコギに持ち替えて「One Way」「クライシス」「名もない愛の物語」と昭次さんの作った曲を一気に演奏しました。

クライシスのイントロが流れた瞬間、会場から喜びの声が聞こえたような気がしました。前回のツアーでは演奏されなかったこれらの曲は、ファンが心待ちにした曲でもありました。涙されている方もいました。

少しだけ顔をしかめ、辛そうな、切ないような表情で、頬をつたう汗を拭うこともなく、力強く優しく歌った壮大な愛のうた「名もない愛の物語」

自身で作詞作曲した曲をどのような心境で“今”歌っていたのかな、と想いを馳せたくなりました。間奏で天井を見上げる仕草は以前からよくしていましたが、深い深呼吸をして気持ちを落ち着かせているように見えた以前と違って、余裕を感じられる姿に見えました。

ここからファンタジーメドレー

成田商事時代の曲も2曲含まれたメドレーは冒頭の「FANTASIA」とラストの「BIG BAND BEAT」は長めのアレンジとなっていましたが、とてもテンポよいメドレーでのりやすかったと思います。

そして「ボストンバッグ」

久しぶりのボストンバッグを聴いた時、この曲が発表になった当時の様々な記憶がよみがえってきてしまい、青山さんのロールでその頃に連れ戻された気がしました。

楽しいだけではなかった当時、自分の中に渦巻く良い感情も悪い感情も消化されるような気持ちになったことを覚えています。

昭次さんにとっては、覚悟を持って名古屋から東京に来た時の心境が現れていたような曲かと思いますので、未来が不透明で不安だった頃を回想していたかもしれません。

曲も生き物なので、演奏した日の気持ちであったり、時の経過と共に変化し、育っていくものなのだなと感じました。

本編ラストの曲は「いっぽんみち」

ボストンバッグといっぽんみちは、それぞれ2021年と2024年にリリースされた楽曲。「旅はまだこれからさ、諦めちゃだろう」から「人生はいっぽんみち」につながり、昭次さんの歩んできたこの数年の過程が浮かび上がっていたように思います。

ソロライブ、成田商事、NARITA THOMAS SIMPSONとライブを重ねていく中で培われた「半分の自信」と依然として存在する「半分の不安」。私の目にはそれらが共存しているように映りました。

その自信と不安の絶妙なバランスで、より良い曲作りや私たちを虜にするようなライブが完成しているのかもしれません。

2022年4月1日のソロライブで昭次さんが本格的にステージに戻ってきた時から、半年近くもライブの期間が空いたことはなかったと思います。それくらいファンもライブ尽くめの濃い3年間をお互い過ごしてきた中、少し間隔があいたことで、数年間日常に近い状態になりつつあったライブが、非日常の時間であることを再確認しました。自分の生活に音楽があること、ライブがあることに幸せを噛みしめました。

【以下ライブメモ】

・サポートメンバーは、ギター:岡くん、キーボード:サムくん&デビンくん。キーボードが2人いることで、音色に厚みが出ていた気がします。

・ビルボードは、呼人さんが初めて昭次さんと一緒に立った場所

・昭次さんは、RYOちゃんのライブで音楽活動を再開した想いでの地。その時は、足が震えて歩けないのではないかというくらいの緊張した。今も緊張はするが、そこまでではない。

・デビンくんがオープニングBMGを作曲

・メドレーの「社員募集中」の歌詞を”ナリタトーマスは社員を募集中です”に変更。ちょっと早口言葉っぽい。

・ボストンバッグの間奏のギターソロから歌に戻るのは忙しく、歌の入りが遅れ気味になってしまいましたが、ギターソロをじっくり聞けたのがよかったと思います。

・ビルボードLIVEにはビルボードタイムがある???(アンコールのことでしょうか(笑))

・1部の衣装は、昭次さんはイングランドの国旗をイメージしたシャツとゴールドのパンツ(最初ブラウンかと思いますが、あれはゴールドだったかと)。2部は緑をベースにしたチェックのスーツ、中はオレンジ(こちらは赤に見えましたが本人がオレンジと)の半そでシャツに星をあしらったネクタイ

・昭次さんの衣装を呼人さんは「十字軍みたいだ」と

・青山さんはメンバーの2部の衣装の色について、戦隊もののようだと表現(昭次さん:オレンジ、呼人さん:ブルー、青山さん:パープル のシャツ)

・1部では新曲「ギラギラ」、2部では「Long Rainy Day」を初披露。めちゃくちゃ小声で曲名のギラギラとは対極的な弱気な雰囲気で「ギラギラ」と曲名紹介をしたため、呼人さんに曲後につっこまれていました

BESTアルバムからの既出の楽曲が9割を占めるセトリでしたが、自分の気持ちを振り返る貴重な時間となりました。

過去を振り返り

今を見つめ

そして、未来への期待と希望を胸に

ライブに参加できる幸せな環境に

ただただ感謝

【セットリスト】
冒険者たちのうた
Hello! Hello!
One Way
クライシス
名もない愛の物語
ファンタジーメドレー
・FANTASIA
・フィフティーズ☆ブギウギ
・社員募集中
・BPM!
BIG BAND BEAT
ボストンバッグ
いっぽんみち
<アンコール>
1部:ギラギラ 2部:Long Rainy Day
主人公
花火と君

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2024/11/21 NARITA THOMAS SIMPSON BIG BAND BEAT in billboard横浜

冬のツアーが、billboardLive横浜から始まりました。

通常のライブ会場よりコンパクトなbillboardでは、間近で新曲が聴ける機会を得た数百人のファンのかたたちの期待が高まっていました。特にbillboard横浜は、昭次さんが2021年11月に音楽活動をリスタートした特別な場所でもあり、この場所からツアーが始まることで、リスタート後の破竹の勢いの如く歩んだ濃密な3年あまりの日々を感じながら、毎回熾烈を極めるチケット争奪戦をくぐり抜けて、今この時をこの場所でライブに参加できる喜びを嚙みしめていたことと思います。

昭次さんが作った「One Way」は、前アルバムの「いっぽんみち」が演歌みたいなタイトルになってしまったので「WAY」を入れたかったと昭次さんから説明がありました。両者は似たようなタイトルですが、いっぽんみちの歌詞にあるような決意をしても、やはり日々の生活の中で迷いが生じたりしているんだろうなということが推測できるような歌詞に聞こえました。呼人さんは「来年はHigh Wayになる」と笑わせていましたが、その時(wayつながりの曲が作成されるとき)は今の心境の先にある新たな気持ちが表現されるかもしれません。

同じく昭次さんが作った「good-by」は、ソロ時代の曲調を思い出すような雰囲気で、金管楽器の効果もあり少し物悲しい空気感を漂わせていました。場末のスナックのステージで歌われている曲っぽいなというのが初めて聴いた感想です。サビで何度が繰り返される「今あなたに~」のフレーズが2拍目で入っており、意外性を感じました。歌の最後に繰り返される「good-by」は、微妙に音程が変化。日本語の歌詞ではありますが、語感がはっきりしない英語でいうリンキングのような歌いまわしで、昭次さんの声質が生きる甘くけだるい感じの歌い方がこの曲の良さを引き立たせているように感じました。呼人さんが作る曲とは全く異なるもので、NTSの楽曲に幅を与えているくれていると思います。

例によってアルバム発売前のライブということで、これから配信予定のアルバムについて色々お話をしてくれましたが、ちょうどbillboard横浜での1部と2部のライブの合間に配信ジャケットを確認したようで、呼人さんがその話を昭次さんにふったのですが、昭次さんは相変わらずの天然ぶりを炸裂させて呼人さんとかみ合わないトークを繰り広げていました。もはやこの光景はお約束みたいなものですね(笑)。ちなみにに呼人さんはサイケデリックな感じ、顔がないので「ふくわらい」ができると言ってました。昭次さんはビートルズの「リボルバー」のジャケットみたいなことを言ってましたが、きっとそれは違う(笑)

衣装について、呼人さんは学ランっぽいと言っていましたが、私のおもちゃの兵隊さんのイメージでした。なかなかにかっこよいです☆

NARITA THOMAS SIMPSONと呼ぶのが良いのか、ナリトマと言うのがよいのか、突如呼人さんに質問をした昭次さんでしたが、どっちでもいい、楽屋ですればよい話、とつれない回答をされていました。

成田昭次のサイン。緊張している時は、呼人さんと青山さんに質問攻め。しかも話を聞いていない。と呼人さん。青山さんは、あんまり緊張することはないけど、昭次さんを見ていると緊張するそうです。この日一番の笑いが起こりました。

昭次さんは緊張するとトイレに行く回数が多くなるそうで、呼人さんがよい漢方があると進めていました。そのままま今日何時に起きたかという質問に。昭次さんは5時55分に目覚ましをかけたそうです。その後、夜に頻繁に起きしまう対処としての漢方の話で謎に盛り上がる展開で話の収集がつかなくなってきたところで次の曲(Big Band Beat)に進むというある意味スムーズな流れにもっていっていました。

サザンの「真夏の果実」のサビからの「Summer of love」。そして先行配信された「Snow White」に続いていきましたが、曲前に呼人さんから夜に降る雪はとても美しいのに、朝起きてみると溶けて、泥が混じって汚くなってしまうことの変化がファンタジーのようだ。自分たちのライブも同じで今お客さんで埋まっているが、ライブが終わって楽器が片づけられるとがらんとした箱に戻る。皆さんがいる間はファンタジーの世界を作れるし、自分たちはこの世界にいたいと思う。そのためにはライブを続けて行く事が大切。夏以外も活動するナリトマを永遠によろしくお願いしますという挨拶とともに、「ぼくたちからのクリスマスプレゼント」という紹介で始まりました。鈴の音が美しいイントロが始まるとbillboard横浜は、がらっと雰囲気が変わった気がしました。

アンコールは、「I♡R&R」と「ポイントちょーだい」。客席はみんな立ちあがって盛り上がりました。(ヨッティのギターがかっこよすぎました。)

今日から12月25日まで1カ月強。どのような進化を遂げて横浜BUNTAIでRockonと合流するのか、見届けたいと思います。

さしあたり、昭次さんの今後の課題は「緊張していても人の話をちゃんと聞いて、臨機応変にトークをすること」と感じた初日でした(笑)

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Rockon Social Club Reloaded Tour 2024 アンケート結果

9月に2024年RSC全国ツアーのアンケートを実施していました。ご協力ありがとうございました。(有効回答数220)

なかなか興味深いアンケート結果となりました。ここでは公開しませんが、皆さんの感動ポイントなどからも、これからのロックオンの活動への期待の高さを感じました

<1番感動した曲は何ですか>

1  Summer of Love  48
2  HEAVY LOVE     44
3  天照ラス      31
4  パズル       30
5  GO-ROUND     15
6  遥か未来の君へ  10

「パズル」は、武道館のみで歌われましたが、男闘呼組再始動に合わせて作れたパズルはいつ聞いてもやっぱり感動、、ということで4位にランクイン。

3位には「天照ラス」。美しいメロディーに乗せた5人のハーモニーは、激しいロック曲の合間で輝きを放っていましたね。

2位の「HEAVY LOVE」は男闘呼組再始動前に4人がスタジオに集まった際に原曲が作られたもので、今の彼らが作った曲を聴きたい私たちとしては、待望の1曲となりました。和也さんの力のこもった歌とサビでのはもりが印象的な曲です。

そして1位は「summer of love」。ライブの最後に演奏され、会場が一体となって盛り上がった曲で、ツアーが進むにつれて、どんどん私たちの中に定着していった感覚があります。また、大阪公演から始まった「summer of love」の台詞。最初は「待たせてごめん」でしたが、その後毎回少しずつ変化した昭次さんの言葉の演出(愛してる、ずっと一緒だよ)は、ファンを虜にしたに違いありません。ツアーをとおしてRockonの夏を代表する愛すべき曲になったと思います。

「summer of love」が1位といっても、2位までのポイント差はありません。また3位と4位もほぼ同ポイントです。

今回のアンケートでお聞きした1番感動した曲は、「なかなか1曲を選べないけれど、強いて選べばこの曲」と選んでくださった結果と理解しています。

またアンケートの中でも、今回のツアーをとおしてファンの皆さんのRockon愛が深まっていったことが分かりとても嬉しくなりました。男闘呼組のライブもそうであったように、Rockonのライブもメンバーのパフォーマンスが素晴らしいゆえ中毒性が高く、予定していなかった公演も行きたくなりチケットを追加で買った方が多く見受けられました。ライブの開催日が平日が多かったり、開催地域が少し偏っていたりということころは、来年以降工夫されることを願いますが、まずはRockonが継続して活動を続けて行ってくれることが皆さんの一番の願いかと思います。呼人さんが「Rockonを永遠によろしくお願いします!」と言っていたことは、彼らが未来に向かって長く活動を続けて行くことを目指しているということを示していると思います。

11月下旬からNARITA THOMAS SIMPSONのツアー(ビルボード含む)も始まります。今度はどんなファンタジーを私たちに見せてくれるのでしょうか。楽しみです。

(イラスト提供:ももぱーく さん)

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2024/9/12-13 RSC「RELOADED TOUR 2024」 summer of love 日本武道館

ツアー日程の発表の際に、驚きをもって迎えられた武道館ライブ。そこから5か月余り後に全国ツアーはスタートしましたが、過密日程だったために、最後まで無事に完走できるかという心配は常にありました。

そんな心配をよそに、パワーアップして元気な姿で日本武道館に戻って来てくれました。

ホールでは体験できない大きな会場で、会場が一体となった掛け声で盛り上がったRolling Thunder Baby。圧巻でした。壮観でした。ホールライブの方がメンバーを近くに感じることができるのは確かですが、東京ガーデンシアターや武道館のようなサイズの会場は、そこに皆が集うということだけでも全く別な雰囲気を作り出されるのだということを改めて感じました。

ペンライトの赤の光に加えて、今回新たに発売になったブレスレットの青の光で2色に彩られた会場は、とても美しかったです。まさにファンタジーを見ているようでした。

彼らの音楽を知らない人でも、圧倒的なパフォーマンスのエネルギーに引き込まれてしまったことでしょう。

ライブが終わった後、また行きたいと思わせるのは、命を賭して表現される歌や演奏があるから。華があるのはもちろんですが、華だけではなく、命の迸り(ほとばしり)が垣間見えるから。手を抜くことなく、いつも全力で会場のファンと対峙する姿を何度でも体験したくなるからだと思いました。

去年の男闘呼組ラストライブで、これからも音楽をみんなでやっていくことに決めた、と話してくれていましたが、その全容はまだ見えておらず、男闘呼組と比較して、その熱量がどれくらいなのか見えていませんでした。

バンドのメンバーとして、全員が自分の居場所をステージの上に感じ、メンバーと一緒に過ごすかけがえのない時間が全国ツアーにはあって、これからもずっと続けていく、永遠によろしくお願いします、という呼人さんの発言につながったのであれば、ファンとしてこんなに幸せなことはありません。

男闘呼組の頃からの強みであるメンバーみんなが曲を作れて、リードボーカルをとれるというスタイルは、Rockonに変わってからも同様で、そこに呼人さんという魔術師プロデューサーが加わって、一つの型にはまらない多様性がある音楽を生み出して行くのだと思います。

男闘呼組の曲に慣れすぎている私たちには、Rockonの音楽に馴染めない時期も正直ありましたが、ライブをとおしてRockonの音楽を自分たちのものにしていく彼らから、未来の可能性を感じることができるようになったと思います。

武道館ならではの奇抜な演出も、去年のシンプルなステージと比較して変化があったところかと思います。青山さんのドラムが前方に移動してきた時はさすがに驚き、さらに手動回転した時には笑ってしまいましたが、ドラムはなかなか後方から動けないことが多いので、青山さんもメンバーの一人といて一緒に前方に動けた事はご本人にとっても嬉しかったと思います。2年前の男闘呼組再始動ライブで、昭次さんが「夢のような光景」と言っていましたが、青山さんにとっても他のアーティストのサポートメンバーとして立っていたステージとは別の風景が見えていたに違いありません。

ロックバンドのライブステージの形状としては稀に見る花道でしたが、さすがジャニーズ出身だけあって、広いステージを効果的に使ってファンを喜ばせてくれました。

ありがとうの歌に入る前のメンバーの挨拶では、青山さんが自分がバンドのメンバーとして武道館に立てるだなんて思っていなかった、諦めないで続けることが大切と語ってくれ、みんな感動していましたね。1日目から感極まって泣いてしまいそうに見えた青山さんでしたが、2日目の挨拶では涙を堪えて気持ちを伝えてくれました。

ありがとうの歌は、シンプルな短い歌ですが、彼らの気持ちがストレートに伝わって来て、何度聞いても感動してしまいます。

最近の定番になっている「Summer of love」での昭次さんの台詞。1日目は「もう離さないよ」2日目は「ずっと一緒だよ」でした。この言葉にどれだけのファンが心を射抜かれたか。舞台袖にメンバーがはける際に流れていたSummer of loveに合わせたみんなの合唱で、ライブの余韻がより感動的なものになったり、やはりこのツアーはタイトルどおり「Summer of Love」が主役でした。

2024年のサマーツアーは、夏の魔法に彩られた魅惑的な時間でした。このまま夏の魔法にかかり続けていたかった。。呼人さんというファンタジスタ(プロデューサー)指揮の下、これかもたくさんの魔法をかけて欲しいです。

和也さんが最後の最後にみんなで「We’re Rockon!!」を叫ぶ前に、また来年ここでやれたら最高って呟いたのは、心からの本心であったと思います。また、彼らがここに戻ってこられるように私たちも応援をしていきたいです。

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2024/08/24 男闘呼組結成から36周年

今日は、男闘呼組デビュー記念日。

昨年の解散から1年が経ちました。

過ぎて見ればあっという間にも思えますが、4人の活動は「Rockon Social Club」に留まらず、成田商事改め「NARITA THOMAS SIMPSON」、「Addict of the trip minds」、「Mountain Man」での音楽活動、さらに健一さん、和也さんは舞台も精力的にこなされて、少し心配になるくらい多忙を極めた1年だったと思います。

様々なフィールドでの活動において、50代になってもまだま多くの可能性を見せつけてくれる彼らをこれからも応援していきます。

そしてまた、私たちの想像の遥か上を行く姿で、”いつの日か”帰って来てくれると信じています。

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2024/08/04 RSC「RELOADED TOUR 2024」松本レポ

男闘呼組再始動後、初の松本公演の日がやってきました。

改めて言うまでもなく、長野県松本市と言えば、男闘呼組主演映画「ロックよ、静かに流れよ」の舞台となった地。(原作も松本市)

メンバーにとってもファンにとっても、特別な場所「聖地」であることに間違いありません。和也さんもライブの冒頭のMCで、「松本は俺らにとっても、みんなにとっても聖地です!」と言っていました。

ライブ前には、ロックオンアプリのタイムラインに4人が映画で楽器を買ったお店(現在はミュージックプラザオグチ)の前で撮影した写真が公開され、ライブ前から既に感動MAXモードになった方もたくさんいらっしゃったのではないかと思います。ファンの方も、ライブで松本に訪問したタイミングで映画の舞台となった撮影場所に訪れ、追体験をされている様子が見られました。8/4は、たくさんの男闘呼組ファンが松本市内の映画ゆかりの場所に集った日にもなりました。

ライブのセトリには期待どおり「ロックよ、静かに流れよ」が組み込まれ、デビュー前ではありながら、映画に主演した当時の男闘呼組が撮影のために数週間を過ごした松本の地で、36-7年後にライブを開催できている奇跡を噛みしめる時間にもなりました。今回のライブツアーではMCを極力減らし、1曲でもたくさんの曲を演奏するように感じていましたが、松本は違っていましたね。メンバーもファンと共有したいことがたくさんあったのだと思います

アンコール後の最後の挨拶の時に、クライムの挨拶をみんなでやってくれたことも、とても感動しました。

活動を途切れなく継続し続けることもとても大変なことと思いますが、これだけのブランクがありがなら、復活後にライブで相当数の集客を実現しながら、かつての映画撮影の地で煌めきを放つことができる4人に、呼人さんと青山さんが参加したこのRockon Social clubの未来は、期待できるものにどんどん進化していくに違いないと思いました。

ライブが終わった後に、「Summer of Love」がエンディングとして流れるのですが、みんなで手拍子をして曲が終わるまで盛り上がりました。「以上で、本日の公演は全て終了」の館内放送も、曲の終わりまで待っていただけ、ライブの余韻を楽しむことができました。

<ライブメモ>

・呼人さんは、松本ライブ前日に初めてロックよ静かに流れよを見た。昭次さんが今と全然違いすぎて本当に同じ人か?と思ったそうです。一番かわいかったのは耕陽くん(by呼人さん)

・市内を自動車で移動している時に、和也さんが楽器屋さんに気づき、車を降りて写真を撮った

・和也さんと健一さんは舞台では松本にくることはあるけれど、ライブでは久しぶりにきた。

・男闘呼組4人に呼人さんと青山さんが加わったことが大きかった。俺たちだけなら、多分いまここにはいない。まとまらな過ぎて(笑)。ほんと呼人(呼人さんと言ったのを呼び捨てに言い換えて)は頼れるリーダー(by健一さん)

・耕陽さんから楽器店に良い楽器が置いてありましたね、と話を振られた昭次さんは全く別な話(楽器店の店内の様子)を訥々と語りだす昭次さん(笑)

・楽器店の前で4人が記念撮影した時、呼人さんも一緒にいたようですが、呼人さんが「ここは4人で撮るところ」と気を遣って断ったそう(by 耕陽さん)

・耕陽さんが、他にも行きたい場所があったと言って挙げた場所(レコード投げた河原、アルバイトしてた弁当屋、ガソリンスタンド)には、跡地になってしまっところもありますが、多くのファンの方がこの週末に訪れたはず

・そのうち映画をちゃんと出せたらいいなと思っているという健一さんに、そんなこと考えているのか?と耕陽さんが聞くと、これから交渉してみたいと健一さん。映画がDVDやBlu-rayとなって販売されれば、若かりし頃の4人がキレイな映像でいつでも見られるわけで、本当に夢のようなお話です。

・昭次さんが、ロックオンのメンバーで松本に来られたことが嬉しい。と挨拶すると、耕陽さんが「もうちょっとヤンキーっぽく」とリクエスト。昭次さんが「かったおっかく~ん」と健一さんに呼びかけ、「なに?」と健一さんが反応すると、「遅刻しないようにと思って」と映画のワンシーンを再現してくれました。

・ミネサは死んでしまったけど、昭次は生きている(by健一さん)

<セットリスト>

ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
GO-ROUND(新曲)
heavy love(新曲)
Breaking news(新曲)
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
天照ラス(新曲)
Summer of love(新曲)
-アンコール-
TIME ZONE
男闘呼組メドレー
ロックよ静かに流れよ
DAYBREAK

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA

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2024/08/02 RSC「RELOADED TOUR 2024」札幌レポ

呼人さんが「びっくりするくらい涼しくて感動した」と表現していた札幌ですが、本当に涼しい!札幌にしては少し湿度が高い日だったのかもしれませんが、関東と関東以西の暑さに比べると本当に過ごしやすく、北国育ちの私も自分の地元を通り越して北上し、札幌に移住してしまいたくなりました。そして、気候は涼しくても会場は燃えまくっていました(笑)

今日は9/6のアルバムに収録されている曲は全て演奏してくれました。前半に3曲立て続けに新曲が入り、新しいRockonの音楽を打ち出した格好になったのですが、初めて聞く方も一緒に盛り上がることができたと思います。

会場の札幌文化芸術劇場hitaruは5周年を迎えた新しい劇場で、バレエや演劇の公演も開催される会場です。そういう背景があってか、今日の照明はとても美しく印象的でした。「heavy love」は青と赤のコントラストからの天井から柱のような白の照明が何本も等間隔に照らされていて、さながらギリシャ神殿のような景色に見えてしまう瞬間がありました。

天照ラスでの照明は、和也さんのソロが始まると金色のライトが真上から和也さんを照らし、その後各メンバーにも同様に金色のライトが当たり、希望の光が天から降り注いでいるように感じられて、もともと感動的な曲なのですが、より一層感動が深まるものとなりました。音楽は耳から音で楽しむものではありますが、ライブはさらに視覚が加わって、人間の五感の多くを刺激するものですね。

そして今日のハイライトは、昭次さんの誕生日をみんなでお祝いできたことかと思います。アンコールの前に客席から「Happy Birthday」の歌が始まり、暗闇からメンバーが登場すると昭次さんが(ありがとうの)手を振って応えてくれていました。メンバー全員の準備が整うと、「TIME ZONE」からアンコールがスタート。続いて男闘呼組のメドレーに移っていくのですが、和也さんが「もうちょっと俺たちと一緒にpartyしない?」といういつもの掛け声をかけ、観客がそれに反応して盛り上がるところまでいつものと同じだったのですが、始まった音がベースでなくデビンくんのキーボードの「Hayppy Birthday」の音楽。メンバー5人が笑顔で昭次さんを見つめて、拍手をしながらHappy Birthdayを歌いました。(もちろん客席も全員で)

メンバーに挨拶を促されて、はにかみながら「みんなが応援してくれるから、ここまで頑張ってこれました。ありがとうございます」と挨拶。ケーキを舞台袖から持ってきた健一さんがみんなで写真を撮ろう、と提案してくれて、会場でみんなで写真をとることになったのですが、前方の人が興奮のあまり自分の席を離れて前の方に移動し始めたため、「わきまえてね」と耕陽さんが制する一幕もありました。耕陽さんの仕切りで混乱することなく無事にみんなで記念撮影が済んだ後、耕陽さんが56歳になった抱負を昭次さんにふると、「去年は男闘呼組中心だったけど、Rockonでもっとライブをやりたい」と話してくれたのですが、耕陽さんが「もっと元気出してしゃべって!」とツッこみ、「弾けた昭次が見たい!見たいよね?」と会場を盛り上げていました。そんな中、ケーキをもった健一さんが舞台の端の方で、何やらケーキをつまみ組みしているような素振りが(指についたクリームをなめっただけかもしれませんが、ちゃんと見れてなかったです)見え、昭次さんに近づいてケーキを食べさていました。多分イチゴを食べたようです。「あとでみんなで食べたい」と健一さんがボソッと言っていました。

和也さんが、「今日は記念日なんで、みなさんしっかり胸に刻んでください」と胸に手を当てて会場のみんなに呼びかけましたが、その後「成田昭次56歳!まだまだ歌います!」と本人ではなく和也さんが所信表明しているのがとても面白かったです。DAYBREAKの前にも、「こんな大切な日に札幌でライブができて最高に嬉しい。まだまだRockonでやっていきたいことがたくさんあるから、また絶対札幌に戻ってくるぜ!」と強い気持ちを話してくれました。hitaruは素晴らしい劇場なので、ぜひまたここでライブをしてほしいと思いました。(冬でなければ気候もよく、おいしいものもたくさん食べられますし)

<ライブメモ>

・Summer of Loveの最後のサビで昭次さんがソロになる部分で、耕陽さんが思いっきり両手を前に伸ばして、リズムに合わせて昭次さんのことを指さしていました。これまで気付かなかったのですが、いつからやっていたのだろうか・・・

・最後の「Rockon」の音頭もバースデーボーイということで、名古屋に続いて昭次さんがやるように和也さんが指名したのですが、ステージ中央に昭次さんを誘導するために昭次さんに後ろから抱きついた和也さん。本当に4人は一緒に過ごしている時間どれだけの密着度なのだろうかと、嬉しい妄想をしてしまうのです。50代でそんな関係でいられる4人は本当に幸せだし、私たちファンもそんな仲良い姿をずっと見ていたいです

・ライブが始まる前に会場から自然と手拍子が起こりました。昨年の男闘呼組ライブでも地方公演で度々みられた光景ですが、演奏する側も見に来ている側もテンションが上がっていいですね。

・昭次さんの今日の髪形は、オールバックに近い感じに見えました(遠くからなので間違っている可能性大)。が、時間がたって前髪が落ちてきていたかも。

・今日も昭水を撒くことにトライした昭次さんですが、上半身をひねって遠心力を使いながら客席に向かって放水していたので、いい感じに距離が出ていました。スプリンクラーの原理を利用した感じでした(笑)

<天照ラスについて>

いつも冒頭、呼人さんがこの曲に託した想いを話してくれますが、当たり前の毎日の中ではなかなか大切なものに意識が向かないものですが、失って初めてたくさんの大切なものに気づくことになること。真っ暗闇に突き落とされても、必ず夜明けがくること。でも、夜が明け、太陽の光を感じることで、さらなる絶望に突き落とされることもあると私は思っています。時間の流れに自分だけが置いて行かれるような感覚。それでも、僅かでも自分の中に「希望」が残されていれば、苦難を乗り越えて行く「勇気」となり、「奇跡」を起こすことができるのかもしれません。それがこの歌で伝えている「希望の力」なのかなと。毎回、和也さんの気持ちが乗った力のこもった歌声を聞きながら、感じることは様々なのですが自分なりの解釈が固まってきたような気がしました。

セットリスト

ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
GO-ROUND(新曲)
heavy love(新曲)
Breaking news(新曲)
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
天照ラス(新曲)
Summer of love(新曲)
-アンコール-
TIME ZONE
男闘呼組メドレー
DAYBREAK

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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2024/07/27-28 RSC「RELOADED TOUR 2024」名古屋レポ

いつも名古屋は特別なライブ。それは今回も変わらなかったかと思います。

Rockonとしての名古屋でライブは、男闘呼組での感動とは別の意味で感慨深いものとなったように思います。

2日目の2部で、いつも最後の挨拶をする和也さんが、水を飲みに行っている昭次さんに近づいて行き、耳元で何か話をしていましたが、マイクの方に戻ってくると昭次さんが「今日はどうもありがとう」と話し始めました。

次の言葉を言うとしたのですが、涙が込み上げたようで、少し下を向き、そのあと気持ちを落ち着かせるかのように健一さんの方を見て、間をとった後に話をつづけました。一言ひとことゆっくりと言葉を選びながら話をされました。言葉をつなぐ合間合間に、健一さんと和也さんの方を何度も確認している姿見ると、昭次さんの精神的な支柱は男闘呼組メンバーにあるんだなぁと感じました。

和也さんも初日の挨拶の中で、うっかり自分たちのことを「男闘呼組」と言ってしまうシーンがありましたが、彼らのスピリットは変わらず男闘呼組なんだなと確認することができてとても嬉しくなりました

そして名古屋のサプライズは、ついに男闘呼組メンバー4人で作った曲がお披露目になったこと。耕陽さんが以前ラジオで4人で作った曲もレコーディングしたとおっしゃっていたので、ライブの度にいまかいまかと待ちわびていましたが、いよいよその時を迎えてイントロが始まるその瞬間は喜びが爆発しそうでした。

昭次さんと健一さんのツインギターで始まるイントロから、和也さんが力ずよく愛の歌を歌い始める「heavy love」は、「俺」と「お前」の男っぽい骨太のラブソングです。

サビでは、何層にも重なったコーラスが乗り、とても厚い音を作っていました。

そのコーラスを際立たせるように数小節のアカペラ部分もあり、50代になった彼らが作り出す音に酔いしれることができました。

この曲は、男闘呼組が再始動する前にスタジオで4人で遊んでいた時に作った曲で、最近和也さんがアコギで弾き語ったボイスメモを呼人さんに送ったそうです。呼人さんがかっこよいアレンジをし、この度完成させてくれて、私たちファンの待望の1曲となりました。

呼人さんが「(みんなで作ってから呼人さんにたくされるまでの期間)3年塩漬けにした曲」と表現。イントロが難しくてごめんね、と昭次さんと健一さんに話していました。(この曲の説明を和也さんがしている間、昭次さんが必至に運指の確認をしている様子からも、弾きこなすのが難しいフレーズであることがよく分かりました)

名古屋公演は2日間連続1日2公演で、今回のツアーの中で一番ハードなスケジュールでした。しかも、開催日は連日の酷暑で相当体力を削られる状況の中で、メンバー全員が躍動した大興奮の2日間でした。

Rolling in the darkで昭次さんがセンターで歌っている姿は、会場全体を支配しているかのようで、再始動ライブ、去年のラストライブでの出で立ちに比べると、すっかり昔の勘を取り戻したように見えました

男闘呼組のライブを何回も行きたくなる理由が何なのか、よく考えるのですが、ボーカルが1人に限定されていないために、自分があまり歌のパートがない曲などで、ステージ上を自由に移動してパフォーマンスができることが大きいのかもしれないと、今回名古屋公演で分かった気がします。おそらく歌が上手いアーティスト、演奏が上手いアーティストは世の中にたくさんいるはずなのですが、彼らは演奏をメインとしたパフォーマンスが圧巻で、会場とコミュニケーションをとりながら一体となって盛り上げる能力にたけているのだと思います。1公演1公演、全力でぶつかってきてくれるので、私たちも全力で応えていける、そんな空間を作り出せるからなのかと。

8月の名古屋ではさらにパワーアップした4人を見られるのが楽しみです

<ライブメモ>

・今回も昭次さんも、メンバー紹介の際に口から水を噴射させたのですが、だいぶ上達しているように感じました。初日の2部では、ファンからのリクエストで和也さんも、耕陽さんも初挑戦!あまりうまく飛ばせませんでしたが、ファンの皆さんは大喜び

・昭次さんが花道をゆっくり歩きながら演奏している時、和也さんも少し距離を置いて、後ろから昭次さんの後を追って歩いていくシーンがとてもかわいらしく感じました

・GIMMIE A BREAKの歌詞間違いのリカバリーをかっこよく決められていました

・昭次さんがためているポイントは、ライブ会場で私たちが送っている愛情ポイントで、すでに相当たまっていて、最後はdポイントに変換して能登に寄付するそうです(できません(笑))

・和也さんが和吉として登場するまでのトークを昭次さんが任されたシーンでは、舞台袖を見て、もうOKですか?みたいに確認してしまって、いかにも「つなぎ目でした」感が出てしまったというところが、トークから解放されたい気持ちがバレバレでした

・LIFE2番の健一さんのソロは、いつも感情をのせて歌ってくれているので、泣いているように見えてしまいます

・2日目の2部のDAYBREAKは自身の挨拶後だったこともあってか、「俺たちの夜が明ける~」のソロ部分を2階も含めて会場全体を見渡して丁寧に歌っている姿が印象的でした。

・DAYBREAKの曲を締めるアウトロー部分で、昭次さんが花道横のスピーカ前でわざとすってんころりんしてギターをかき鳴らしていました

・耕水を客席に向かって噴射させる際、「あ、間違って飲んじゃったって」と言って、もう一度キーボードのところまで水を飲みに行ったのは、ウケ狙いの行為なのか素で飲み込んでしまったのか本当のところが気になりました

・昭次さんが話しているところを遮ってまで、昭次さんがつけているグッズのアームカバーに対して「なんか腕黒いけどどうしたの?」とツッコミたかった健一さん。日焼けしちゃったんです、と咄嗟に切替した昭次さん。そのあとに「俺も」って自分のアームカバーを見せる健一さん。どんだけ昭次さんのことが好きなんですか(笑)

・和也さんが「ブレイキングニュース」の曲紹介をするとき、「呼人が今の世界をぶった切る曲!」と年上の呼人さんに対して、呼び捨てしたところが、みんなの距離感が近くなったのを感じます。思えば、去年の全国ツアーは男闘呼組のものだったし、12月のツアーも短期間のもの。一緒に過ごす時間が長くなればなるほど距離感が縮まってきていいですね。


セットリスト

1部
ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
GO-ROUND(新曲)
Breaking news(新曲)
Sweet Devil Woman
GO TO HELL
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
天照ラス(新曲)
Summer of love(新曲)
-アンコール-
TIME ZONE
男闘呼組メドレー
DAYBREAK

2部
ポイントちょーだい
ザ・ファイター
ヨッテタカッテ
heavy love(新曲)
Breaking news(新曲)
Te querra mucho
GO TO HELL
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
天照ラス(新曲)
Summer of love(新曲)
-アンコール-
TIME ZONE
男闘呼組メドレー
DAYBREAK ※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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2024/7/23-24 RSC「RELOADED TOUR 2024」東京レポ

国際展示場駅を降りて改札を出た時、またここに来られたということに感慨深くなりました。東京ガーデンシアターでのライブはもうこれが最後かもしれないという思いを去年のTHE LAST LIVEから抱き続けており、ライブ開催の発表があれば、驚きとともに少しの心配がよぎっていたからです。男闘呼組ファンにとって、2022年男闘呼組が再始動したこの舞台は特別なもので、あの日の感動が甦ってくる場所。一方で、通常のツアーでの会場として相応しいのか、それは私たちファンがこの会場に足を運ぶかどうかにかかっているところもでもあります。

結果として、今回も彼らは素晴らしいステージを見せてくれました。会場の席配置は、少し集客に苦労した感が伝わりましたが、十分にファンで埋め尽くされた会場で演奏できることは、彼らもとても嬉しかったのではないかと思います。ホールツアーも良いですが、ガーデンはなんといってもその会場の広さと解放感がたまらないです。音響もよく、遠くからでもモニターを見れば表情まで確認することができます。ガーデンは、これからのライブツアーでもぜひ会場に選んでほしいなと思います。

さて、東京では9/6に発売されるミニアルバムから、これまで未発表だった昭次さんが作った新曲「GO-ROUND」が初披露となりました。ナリトマでも曲を作っていますが、Rockon向けに作った曲はロック色の強い曲で、日頃感じている思いにあふれている曲だったと思います。1曲をとおして、和也さんとツインボーカルで歌われるこの曲は男闘呼組での二人が作った曲を思い起こさせるものとなっている気がしました。

ホールよりも広いステージ上であることを忘れていたのか、昭次さんが曲の出だしに間に合わない現象がここでも見られたり、 Foxy Ladyで健一さんが色っぽくソロパートを歌っている時に勢いよく背中にもたれかかったため、構えていなかった健一さんがよろけて歌えなくなったり、ちょっといたずらっ子っぽくステージを駆け回る姿に、やっぱりガーデンは最高だと思いました。

2日目、会場みんなで叫ぶ「We’re Rockon」の音頭を和也さんではなく昭次さんにやってもらおうと、和也さんが昭次さんの耳元で何か話していたのですが、昭次さんの上半身を横から包み込むように両腕を回し、耳のそばで何やらしゃべっている姿が、彼らの普段の関係性をよく示しているのだろうなと思うような距離感で、お互いをとても大切に想っているんだろうなと感じられて眼福でした(笑)やっぱりメンバー同士が仲良いことは嬉しいですし、仲良いことが伝わるような行動を見られることはさらに嬉しいことです。

冒頭にも少し書きましたが、和也さんが両日にわたって東京ガーデンシアターでのライブは、彼らにとっても特別なことだと分かる挨拶をしてくれました。

再始動から何度もガーデンシアターでライブをさせてもらい、こんなにたくさんのみんなに足を運んでもらって、俺たちは幸せ者だと。そう話す和也さんの目は少し潤んでいるように見えました。再始動で一発大きな花火を打ち上げることでも難しいことだったのに、その勢いを2年近く持続させることができている彼らの努力と魅力を私たちはよくわかっているからこそ、またこの舞台に帰って来てほしいと願ってしまいます。前回のガーデンシアターでのライブは2023年12月のツアーでした。この時は、和也さんも健一さんも舞台の合間の忙しい時間を縫って何とか準備をしてきたことが見て取れるような状況でしたが、今回は時間をかけて準備できた感じがありました。これからもスケジュール調整は大変だと思いますが、またお互いにこの感動的な景色を見られるといいですね。

<ライブメモ>

・初日のザ・ファイターでのファイティングポーズと取る場面、昭次さんはフライングして、1小節早くファイティングポーズをとってしまっていました。

・メンバー紹介で、健水の真似っこをした昭次さんでしたが、もうこれまで何十回もやっている健一さんの足元にも及ばず、ファンのみんなへではなく自分にかかってしまっているように見えました

・DAYBREAKで昭次さんが「お前の勇気~」と歌う際に、会場(お前)に向けて指差しをしたのがかっこよかった

・健一さんは1日目はがっつり編み込みヘア、2日目はゆるい編み込み。どちらも似合っていてかっこよい

・動くエリアは一番狭いのに、耕陽さんの運動量は東京でも相当だったと思います

セットリスト

ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
GO-ROUND(新曲)
Breaking news
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
ヨッテタカッテ
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
天照ラス(新曲)
Summer of love(新曲)
-アンコール-
TIME ZONE
男闘呼組メドレー
DAYBREAK

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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2024/7/15 RSC「RELOADED TOUR 2024」神奈川レポ

本ツアーで初めて2ステージとなる神奈川公演は、予想通りセトリの入れ替えがありましたが、それよりも2日前の音楽の日で結成されたhopeバンドとして演奏した「TRAIN-TRAIN」を演奏してくれたことによるサプライズで会場はとても盛り上がりました。

呼人さんが本邦初公開と促し、健一さんが「栄光に向かって走る~」と歌い出した瞬間、歓声がどっと沸きました。何の約束もない中で、呼人さんの「見えない自由が欲しくて~」の後には、会場全体で「Ah~」と合唱できたことも感動でした。

音楽の日の演奏でもそうでしたが、健一さんの力強い歌い方は「TRAIN-TRAIN」の歌詞にはピッタリ。テレビでは少し控え目だった昭次さんも、生き生きと楽しそうに歌っていました。「TRAIN-TRAIN」は短縮版の演奏とはいえ、間奏があるため昭次さんも健一さんもステージの花道の方まで移動してギターを演奏してくれたのですが、例によって昭次さんが自分の歌い出しに間に合わないかも?という状況で、頑張って和也さんの立ち位置のマイクまで戻ってきたのですが、なんとそのマイクは音が出ない(笑)結局センターのマイクに移動しなおすまでの時間、歌が入らないという微笑ましい状態になっていました。(2部ではきっちり修正してちゃんとセンターのマイクで自分のパートの入りを合わせることができていました)

今日のFoxy Ladyの「お前の腰つき~欲情しっぱなし~」では、歌いながらギターをひきながら、腰をくねらせる余裕もあって、ツアーも3会場目に入り、少しずつ慣れてきたように見受けられました。

見てるこちら側も、改めてステージ上の3人が縦横無尽に駆けまわり、立ち位置を変えながらボーカルをスイッチさせていく姿は、このメンバーだからできることで、まだまだ様々な形の音楽を表現できる可能性が見えてくるようでした。

音楽の日で「Summer of Love」を披露した際、水着のお姉さんがダンスをしている姿はメンバーみんな楽しかったようで、健一さんがその件については色々と楽しいおしゃべりをしてくれました。昭次さんがサングラスをしていたのは、どうしても目が泳ぐからだ、と言うと、昭次さんが「誰かサングラスをした方がいいというので、サングラスを持っていた自分がかけた」と説明。健一さんはサングラスの中で、目が左右に相当動いていたということをばらしていましたが、昭次さんは「自分は前を見ていた」と反論。もはや夫婦漫才の様相を呈していた感がありましたが、二人の仲の良さがよくわかって(前から知っていましたが)4人が揃った時はいつもこんな感じなのだろうなと想像することができ、Rockonならではの時間でした。他にも「ヘルシーフィート」のCMの話を昭次さんがしようとすると、横から健一さんがあれやこれやとツッコミを入れてなかなか話をさせてくれないため、耕陽さんが助け舟を出す一幕もありました。

市川の時から思っていましたが、後方から耕陽さんが会場を乗せようと全力で身体を動かしていて、相当な運動量だったと思います。特に「Summer of Love」の時は、手拍子をしてジャンプの繰り返しをするのですが、何度もその動きをした直後に「ジャンジャン」とキーボードを弾いたのを見逃しませんでした(笑)あれはなかなか高度なテクニックを要求される動きではなかったかと個人的には思っています。

「I♡R&R」の時には、健一さんが耕陽さんの前まで来てギターを演奏する場面がありましたが、耕陽さんがグッズのマフラータオルで、結構な勢いで健一さんの顔をガシガシ拭いていました。なんやかんやでこちらも仲の良い二人です。

昭次さんは、最近色んなパターンのダンス(のような動き)が開拓されているようで、謎に面白いポーズをとっているので、これからライブに行かれる方は是非注目してほしいポイントです。

そして何といっても、今日の2部のラストの曲が「DAYBREAK」だったことがBig surpriseでした。ツアー期間中ラストの曲は、ずっとTIME ZONEではなく途中で入れ替えはあるだろうなと思っていましたが、このタイミングでDAYBREAKが来ると思っていなかったので、いつものように和也さんが「耕陽!行っちゃって!」と言うので同じ曲かと思ったら、前奏が違う!

予兆はありました。男闘呼組メドレーが終わった後に、呼人さんの立ち位置の場所に譜面台が置かれたのです。おそらくメドレーの時にはなかったはず。そしてこれまでのTIMEZONEでもなかったはず。もしや、これまでと違う曲なのでは?と心の中で期待はしたものの、まさかのDAYBREAKで頭のネジが1本外れる音がしました。昭次さんの「俺たちの夜が明ける~」では、去年動揺にネックレスをにぎりしめて歌う昭次さんを健一さんと和也さんが挟むという構図。何度見ても何度も見たいその光景を今日約11カ月ぶりに見ることができました。

今日の2部の衣装は皆さん肌の露出度が高く、メッシュのタンクトップを着ていた昭次さんは素肌が相当見えていたと思います(私の位置からはよく見えませんでした)何を着てもかっこよく着こなせる彼らですが、和也さんは上半身裸すら、もはや衣装かと思うような状況でした。2部では久しぶりに健一さんがスリムなパンツ(あれはユニオンジャック柄かな?)を履いているのを見ることができた。髪型は音楽の日で整えていた感じに近く色っぽ過ぎました。

ライブメモ

・GIMMIE A BREAKでの歌詞間違い。1番と2番を間違えることはよくあるかと思いますが、1つ先の歌詞を思わず歌ってしまうのはなぜなのか不思議。その間違えた状態から何とか軌道修正できるのは素晴らしい

・健一さんの衣装がライトに照らされて赤く光っている、一部素材を蛍光色を使っているのかな?と思っていたら、胸ポケットからペンライトを出してきてびっくり。その光だったか・・・

・和吉タイムのマイクもってスキップしながら花道に移動する速さは、スタッフのコード延長が間に合わないほど。昭次さんが心配そうにマイクのコードの行方を見ていた。。。

セットリスト

<1部>
ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
ヨッテタカッテ
Breaking News(新曲)
TRAIN-TRAIN
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
GO TO HELL
I♡R&R
Summer of love(新曲)
-アンコール-
男闘呼組メドレー
TIME ZONE

<2部>
ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
ヨッテタカッテ
天照ラス(新曲)
TRAIN-TRAIN
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
Summer of love(新曲)
-アンコール-
男闘呼組メドレー
DAYBREAK

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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