コロナと共に
関係者のコロナ感染のため神奈川公演が中止になった岡本健一さん出演のミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」が、1/21に大阪の森ノ宮ピロティホールで開幕します。
コロナ禍と言われて、どれだけの時間がたったでしょう。
社会が混乱し、疲弊し、活力を失いつつある中で、芸術が放つ輝きは、私たちに希望と勇気を与えてくれます。
その芸術を守っていくためにも、どうか過剰な防衛対策を講じないでほしいと思っています。
公演が中心になることによる経済的損失、公演を楽しみにしていた人の落胆による心理的損失。
目に見えるものから見えないものまで、大きなインパクトが生まれます。
私の大好きな映画館「岩波ホール」もコロナの影響から客足が落ち込み、今年の7月29日に54年の歴史に幕を下ろすこととなりました。
世界各国の良質な映画を上映してくれていた映画館でした。ここの映画館で上映している作品は必ず見よう!そう思っていました。
映画館のみならず劇場の経営も相当厳しいと聞きます。芸術の灯を消さないために、私たちにできる何ができるのか自問自答する毎日です。
1/30に行われる予定の「遠く離れて」記念ライブ。
無事に開催されるかどうか、皆さん気を揉まれていることと思います。
今後、政府の要請がどのように出るかわかりませんが、開催されても家庭環境、職場環境などの事情で参加を躊躇われている方も多いかもしれません。
デルタ株→オミクロン株と変異種が現れる中で、感染率・重症化率も変化しています。
しっかりデータ分析をし、感染リスクに対する意識を固定化させないようにする必要があると感じています。
公演やライブを開催する・しないの判断に正解はないのだと思います。
下した決断が正しかったか、間違っていたのかは検証することがができないと思うからです。すべては結果論。
3/10のAddict of the trip mindsのライブは配信しないそうです。昔のように、当日その場にいた人だけが共有できる特別な時間になるのでしょう。
どうしても川崎まで足を運べない方、、とても残念ですが、アーティストの想いを尊重したいと思いました。