「男闘呼組1988」in 東京ガーデンシアター レポ(後半)

記念すべき再始動ライブオープニング曲は、「ルート・17」でした!

多くのファンから愛されている曲で、オープニングにふさわしかったと思いますが、ほかにも候補曲がたくさんあったので、ライブが始まるまでどの曲でライブがスタートするか、考えているだけでワクワクしましたよね。

和也さんの「いくぞ~!」で始まったオープニング曲
さすがに昔のように「いくぞ、バカヤロ~!」ではありませんでしたが、その掛け声を待ってた~!(泣)と心の中で叫んでいました。
(そして、初対面のお隣の方に抱きついてしまいました。ゴメンナサイ)

ちなみに2章の1曲目は、STAND OUT
こちらも、とても人気のある曲でした
耕陽さんのシンセで始まる前奏は鳥肌もの

昭次さんのリードボーカルである「ルート・17」
昔と変わらないハイトーンボイスで、ばっちり決めてくれました
テンポが速く高音が続く曲ですが、原曲のイメージのままに再現されていて、短期間での準備は相当大変だったのではないかと思います
シングル曲ではなかったことから、私は少年御三家の映像でしか歌っている姿を見たことはなかったのですが、50代の「ルート・17」も味があって感動しました

一気に3曲演奏された後、1回目のMC

のっけから、和也さんはすさまじいテンションの高さ
男闘呼組ライブ初体験の私にはこれが通常運転なのか、喜びが爆発しているからなのかわかりませんでしたが、ただただ圧倒され観客側のボルテージも上がりました

このまま4公演突っ走れるのか
シャウトの連続で、喉を傷めてしまわないか

ちょっぴり心配になりましたが、後々のことを考えて力を出し惜しみせずに、1ステージ1ステージを全力でぶつかる和也さんに、それだけで感動していました

健一さんは、相変わらずの美しさ
ライブでも、眩いばかりの光を放っていました
ステージを縦横無尽に駆けまわり(きっとステージでの移動距離は4人の仲で断トツ!)
演奏を心の底から楽しんでいるように見えました

ソロや成田商事と違った男闘呼組の表情で演奏する昭次さん
ROLLIN’ IN THE DARK
ROCKIN’ MY SOUL
は、きれいな巻き舌を聞かせてくれました。

これまでのどのライブよりも、安定した歌声で高音の伸びもよく、ギターも最高でした!

MCは他のメンバーにお任せして、演奏に集中しているようにも見えましたが、和也さん、健一さん、耕陽さんがトークをしている時間は、楽しそうに彼らを見つめていて、ここ(男闘呼組)がホームグラウンドなのだなぁと改めて感じました。
青春時代を共に過ごしてきた仲間とのステージは、とても安心感のあるものなのでしょうね

全17曲のうち、歌詞間違いや歌い出し間違い、歌が止まるようなこともありましたが、それがまたLIVE感を際立たせていたように思います。
1人で歌うのであれば、歌詞間違いは誤魔化しがききますが、男闘呼組はハモリが多いため、歌詞を間違ってしまうとすぐにバレてしまう大変さがあります。
3週間のリハーサルで17曲を仕上げるのはなかなかのハードワーク。
しかも演奏しながら歌っているので、とても難しいことを昔からやっていたことに今さらながら気づかされます。
(先日、健一さんがゲスト出演されたラジオで言っていましたが「秋」は難しいそうです。 DAYBREAKの方が難しいと思っていました)

その「秋」で、和也さんのベースの音がラストの方で出なくなってしまうハプニングもありましたが、ハプニングすら楽しんでいるようでした。
ベースの故障は、きっと和也さんの尋常ならざるエネルギーが原因のような気がしています(笑)
「大丈夫だよ」と健一さんの優しいフォローが入るなど、アクシデントへのメンバーの対応力も頼もしく感じました
(ベース交換している待ち時間に、健一さんが「みんな終電大丈夫?」と観客に確認しているのがツボでした)

MCは和也さんと健一さんの掛け合いが最高!

エキサイトする和也さんを健一さんが落ちつかせようとするシーンが何度も見られました

どんな時も冷静にステージ進行をコントロールしてくれていた耕陽さん
REIKOでは、ステージ前方で他の3人と一緒に演奏をしたり、振りをしたり 満面の笑顔でとても楽しそうでした
何となく、少し控えめに見えたので、次回はもっとリーダーのはっちゃけた姿が見てみたいです。

「男闘呼組1988」はオープニングの演出が秀逸でした
楽屋からステージにつながる階段、通路でメンバー一人一人が集まっていく・・・
バックに流れる曲は、男闘呼組の真骨頂でもある「はもり」で作られた曲のバラードアレンジ断片のつなぎ合わせ(ジングル)
男闘呼組のメンバーが再び終結する「様(さま)」が想起させられ、感動しないわけがありません
このオープニングだけで心を全て持って行かれました
(初っ端にMY LIFEが流れた時、オープニング曲はMYLIFE!と早とちりしてしまいましたが・・・)

勢いのあるアップテンポ曲 → ソロ曲 → シングルヒット曲 → アンコール
という曲構成も工夫された照明も、2時間近い時間、盛り上がりを持続できた大きな要素だったと思います

1993年6月、突然の活動休止発表から29年という長い長い歳月がかかりましたが、
こんな素晴らしい場所にまた私たちを連れてきてくれて本当に嬉しかった・・・
当時突然の悲しい出来事に、悲しみの涙に暮れるしかなかったファンの皆さんは、この日何倍もの嬉し涙を流したに違いありません。

和也さんが「みんな、来年の8月までついてきてくれるよな!?」と叫んだ姿は、「まだまだ滅茶苦茶やるからよ、ついてきてくれよな!」とかつて東京ドームでファンに向かって語り掛けてくれた和也さんとシンクロました。

私たちは、いつまでもついて行くよ。

4人の涙する姿に、会場全体が静かに、でもとても深い感動に満ちあふれていました。何もかもが奇跡でした。


このレポで皆さんに詳細に感動をお伝えできない文章力のなさにがっかりしているのですが、あまり時間が空いても感動が薄れてしまうので、今回のレポはこれくらいにしておきますね。


★メンバーたちのMCコメントから印象的なものを抜粋しました(記憶が曖昧な部分がありますので、一部不正確な内容となっている点についてはご容赦ください)

昭次さん
「めっちゃ楽しいです!」
「(健一さんのことを)王子様ですから」
「ジャニーさん、メリーさん、ありがとうございます。」
「29年間も間があったのに、こんなにたくさんの人たちが集まってくれて本当に嬉しいです。ありがとうございます。最高です。幸せです。」
「愛してます。I LOVE YOU!」

健一さん
「29年間、男闘呼組のことを忘れたことはなかった、というのは嘘で、何十年間は忘れてたよね?え?違う?(笑)」
「みんなに会う前に、(男闘呼組の)この3人に会いたかった。会えたのはみんなのおかげ」
「若い子たち、願えば叶う。地球をもっとすばらしい場所にしてください」
「昔からの(少し年配の)ファンの方たち、長生きしましょう」
「また会いましょう」

和也さん
「みんな29年間どこにいたの?」
「おれら、今イケオジって言われてるんだぜ!?知ってる?」
「昔ライブで、脱いでいいよっていったら、いろんな物が飛んできた。おもしろかった。」
「ロックやってると、頭がいかれちまうんだよ!」
「まだまだ一緒にいたいよ、夢のようだよ」
「健一がね、いろんなことを考えてくれてて、1993年に行けなかった会場でライブやろうって。もう無くなってしまった会場もあるけど、できる限り実現したい」

耕陽さん
「29年ぶりに高いところから3人を見られて嬉しいです」
「昔と違って、大人になった3人は安心して見ていられます」
「個性がバラバラな4人を楽しんでください」
「今日は遠方からきてくれたファンの方もたくさんいると思うけど、今度は僕たちが皆さんの街を訪ねにいきます!」



セットリスト


男闘呼組1988 第1章
1.ルート・17
2.ROLLIN' IN THE DARK
3.ロックよ、静かに流れよ
4.PARTY
5.YO-YO
6.REIKO
7.不良
8.LONELY…
9.KIDS
10.秋
11.TOMEZONE
12.CROSS TO YOU
13.DAYBREAK
アンコール
14.みはり
15.自分勝手
16.Midnight Train
17.パズル

男闘呼組1988 第2章
1.Stand Out
2.Don't sleep
3.ROCKIN' MY SOUL
4.PARTY
5.YO-YO
6.REIKO
7.不良
8.LONELY…
9.KIDS
10.秋
11.TOMEZONE
12.CROSS TO YOU
13.DAYBREAK
アンコール
14.インディアンの丘で
15.BACK IN THE CITY
16.Midnight Train
17.パズル

オープニングで使用された曲(聞き取れたもののみ)
My LIFE
第二章追憶の挽歌
TOKYO プラスティック少年
翼なき疾走
TEARS
この夜にすべてを
明日への暴走
Stay with me

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「男闘呼組1988」in 東京ガーデンシアター レポ(後半)” に対して5件のコメントがあります。

  1. MIMI より:

    ライブレポの後半も、どうも有難うございました。
    読ませて頂いて、今回のライブの感動が鮮やかに蘇りました(*^-^*)

    素晴らしい記憶力で、詳細に書いて下さって本当に嬉しいです。
    私はこんな風にちゃんと素敵にレポが出来ないから、こうやってこの素敵なサイトで私達ファンが読めるように素敵にまとめて下さって感謝しております。

    本当に楽しい感動のライブでしたね。
    まだまだ8月まで、男闘呼組の4人が、私達に沢山の感動を届けてくれるのを楽しみに、私も日々を頑張って過ごしたいと思っています(*^-^*)

  2. なみき より:

    ありがとうございます!
    15日の第1章を観に行きましたが会場で観ている時より号泣しました

    毎朝4人の名前を呼んでおはようの挨拶を続けていましたが(^_^;)まさかコンサートを観られるとは思ってもいませんでした、奇跡です!
    しかも4人共カッコ良いし歌も上手くなってるようで…

    このレポートは永久保存させて頂きますm(_ _)m

  3. みぃ より:

    第2章をおかげさまで、二階バルコニーの一番前で、最後まで、皆さん達と、興奮しながら、楽しい時間をおくらせて頂きました。オープニングの時のサプライズは本当に嬉しかったし、健一の姿を目にしたときには、寒気がするくらいの感動でした。一生懸命頑張ってるんだなぁって感じました。2時間夢のようでした。次回も楽しませて頂きます。宜しくです。いぇ~ぃ️

  4. ぁゃ より:

    行けなかったので、レポとても有難いです!! 歌詞間違いとか、和也さんのテンションの高さとか、その場でしかわからない情報が詰まっていますね✨

  5. ネコニャン より:

    おはようございます。
    日曜の昼の部に参加しました。

    素晴らしいライブで感動しました。
    改めて男闘呼組のカッコ良さ、成田くんのカッコ良さになんとも言えない胸の鼓動を感じました。

    これからも応援していきます。
    よろしくお願いします。

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