九州ツアーに引き続き、西日本エリアでは豪雨による甚大な被害が出ているなか開催されたライプ。雨の影響を受けるかどうか、ライブの日程は紙一重。ライブは開催されても、交通機関がストップしていたエリアの方は会場まで辿り着けなかったと思われ、チケットを取って会場まで到着するまでの工程をこなしきって、ライブ参戦できることは奇跡とは言わないまでも、いつも冷や冷やします。被害の合われた方へ、お見舞い申し上げます。
さて、オリックス劇場での4公演は、回を重ねるごとにヒートアップし、最後の7/11夜の部に感動はMAXに。
昭次さんが最後の挨拶からステージから退場するまでの間、泣き続けるその姿にこちらももらい泣きすることはこれまで何度かありましたが、今回は健一さんの涙にやられました。。。
挨拶の後半に涙で言葉に詰まった後、なんとか挨拶をし終え、涙を流している時のルーティンとして、後ろを振り返ってタオルのあるところまで移動、顔をタオルで拭いていました。ここまでは、これまでもあったことなのですが、今回はタオルで顔をごしごし拭いた後も涙が止まらないのか、リストバンドで目を拭き、それでは足りずにまたタオルで顔を拭いていました。前を向いて昭次さんの挨拶を聞いている間も、口がへの字になるほどきつく閉じ、手を胸の前に組んで(お祈りのポーズ)で、ずっと昭次さんの挨拶を聞いていましたが、遠くからでも泣いているのはよくわかりました。
このあとパズル歌えるかな・・・と心配になるほどでした。
一方、昭次さんはおそらく健一さんの挨拶中から泣いていたと思われ、挨拶の冒頭から涙声。パズルは歌い切りましたが、ラストの会場への挨拶まわりの際も、ずっと顔を歪めて泣いていました。喜びの涙であることがよく伝わりました。何とか笑顔になろうとするのですが、表情がくしゃっとなってしまい、やっぱり泣き顔に。
そんな彼らの姿を見るたびに、ここに至るまでの大変だった数年間の道のりを想像してしまいます。昭次さんも言っていましたが、解決しないとならない問題がたくさんあったのでしょう。その度に4人+関係者の方が力を合わせることで、この再始動プロジェクトの実現までこぎつけたのだと思います。実現できたうえに、たくさんの全国のファンで各会場が超満員となり、夢に見た光景が目の前に広がっている。。。彼らも感動で涙が止まらないのは当然ですよね。。。特に昭次さんはサラリーマンからの変化ですので。
大阪の4公演は、メンバー紹介での一言はなく、がんがん曲を歌っていくスタイルでした。その効果があって、ものすごいスピード感と熱気でライブは進んでいきました
最後の挨拶から・・・
耕陽さん「今回のツアーはスタート地点が大阪でした。その時、スタートを大阪にしてよかったと言いましたが、途中でまた大阪寄れてもっとよかったです。今回のラストツアー1番公演回数が多いが大阪でした8回。全部超満。男闘呼組は大阪の人に愛されているんだなと実感しました。そして僕も大阪住んでてよかったと思いました!めちゃくちゃ素敵な思い出作ることができました。どうもありがとう!」
健一さん「音を出した瞬間、タイムスリップしてTIME ZONEに入りました(笑) スタジオで内緒で練習していて、1年前の音楽の日で急にテレビで歌ったんだけど、その反響が大きかった。昔を思い出してくれた人、新たに興味を持ってくれる人がたくさんいて、こうして大阪で昨日から4回もやれて、みんなのエネルギーとパワーをもらってなんとか立って居られています。戦争で無意味に命を落としてく人や、生きたくても生きられない人たちがいる中で、こうして生きてられる自分たちは命を大切にして一瞬一瞬を大切に、悔いのないように好きなようにして日本と世界を平和にしていきたい。ライブに来てくれる人たちのような人がいると平和になっていってくれるんじゃないかと思います。40歳過ぎたら人間ドック行って、自分の悪いところを知って認めて、女性は婦人科系をちゃんとチェックして。。って笑いごとじゃないんだよ。周囲の人が病気になる人やがんで亡くなる人がいると、よけいにそう思います。若い人たちは希望をもって生きていればいいことはたくさんある。ここでこうやって生きていること自体が奇跡だから、もう奇跡は現実なんで、そのことを踏まえて・・・(泣)ありがとうございます。また、みんなで戻ってきますので、また集まってください」
昭次さん「4月に大阪から始まったホールツアーは、あっという間にまた大阪に戻って来て、こんなにたくさん大阪のファンに愛されて本当にめちゃくちゃ嬉しいです(泣)まさか50過ぎてDAYBREAKとか秋とかTIMEZONEやるのかって当初は思っていたけれど、今やった方がかっこいいじゃん!みんなも覚えていてくれて、一緒に歌ってくれて、その光景がすごくうれしいです。最高です。この4人との運命の出会い、、10代の頃から出会って、50代で再会することができて、再始動にあたってたくさんのスタッフの方の協力があってここまでくることができました。本当にありがとうございます。みんなこうして集まってくれたことが何よりも幸せです。本当に感謝しています。男闘呼組の活動は終わってしまいますが、俺たちせっかく集まったんで50、60喜んで!、70,80はhappyで、90,100はパラダイスで音楽をやり続けるので、またすぐ大阪に戻ってきます。その時は音を聞きにきてください!」
和也さん「大阪のみんな本当にありがとう!この会館は大阪厚生年金会館でした。俺たちが16歳くらいの頃に初めて大阪でやった時の会場です。そして今日こうやってこの会場でみんなと一緒に過ごせて最高です!本当に集まってくれてありがとう!また必ず会おうね!」
~ライブメモ~
・昭次さんは、自分の好きなアーティストのライブに行く時は、いかに安く早く行けるか考えている。欲しいグッズも並んでも買えなかった経験があるそう。
・噂の昭次さんのヘアスタイルは、左側から見るとソフトモヒカンのように見えて仕方なかったです。
・これまで人生いろいろありましたが、50過ぎて、50,60喜んでます(昭次さん)
・新曲「ザ・ファイター」の演奏の際に、突如現れたラバリスト。4回の公演中、どんどん進化していきましたが、最初は何の為に存在しているのかわからないながら、どうしても視線はラバリストの方へ行ってしまい、歌に全く集中できませんでした。よくよく見ると、あんなもじもじ君みたいな体のラインが完全に出るピタッとした衣装で抜群のスタイルを見せつけいていた2人は本当にすごかった。。最後は健一さんもラバリストと絡んでギターをかき鳴らしていました。
・和也さんから9/6発売のRockon Social ClubのライブBlu-ray&DVD特典が男闘呼組のセルフカバーアルバムが発表されました(のちに公式からミニアルバムであることを発表されています)
・楽屋ご招待は1日目のみ(2階と3階の方が当選!)
・2日目夜の部では、耕陽さんの奥様のともこさんが来場。すぐに会場の皆さんが気づいてライブ前に拍手が沸き起こりました。ともこさん、深々とお辞儀をし皆さんに手を振っていました。終演後、握手を求める人たちに丁寧に対応されていました。
・ジャーニーズ A GO GOのラストで和也さんが転んで尻もちをつくハプニングがあって、ヒヤッとしましたが、大丈夫そうでほっとしました。
・昭次さんはルート17やRolling Thunder Babyなどの曲終わりに高音を持続して出すところが抜群によく、あまりにも長く伸ばしすぎたため、耕陽さんから長すぎ!というツッコミが入っていました
・CROSS TO YOUのイントロで、昭次さんが少しずつ舞台袖に移動して行ったのですが、その移動の仕方がかわいすぎました(両足でケンケンパの「パ」だけを連続でしているイメージ)
・2日目夜のアンコールの昭次さんの衣装は、5月のガーデンで来ていた白の無地タンクトップ。久しぶりのお披露目でした。
・新グッズの白Tシャツ。会場ではまだ販売されていませんでした。
・4人でステージからはけていく時に、肩を組んで1列で歩く姿が感動的でした。
大阪(オリックス)1部セットリスト
1.ジャニーズ A GO GO
2.ルート17
3.CROSS TO YOU
4.自分勝手
5.Burn it
6.翼なき疾走
7.STAND OUT
8.TIME ZONE
9.秋
10.DAYBREAK
アンコール
11.FOXY LADY
12.Rolling Thunder Baby
13.ヨッテタカッテ
14.ザ・ファイター
大阪(オリックス)2部セットリスト
1.ジャニーズ A GO GO
2.Rockin’ my soul
3.Rollin’ in the dark
4.目で見ちゃだめさ
5.BACK IN THE CITY
6.ロックよ静かに流れよ
7.STAND OUT
8.TIME ZONE
9.秋
10.DAYBREAK
アンコール
11.FOXY LADY
12.Rolling Thunder Baby
13.ザ・ファイター
14.パズル