男闘呼組2023 THE LAST LIVE 金沢レポ

LAST LIVEも終盤戦となった金沢で、昭次さんの喉が悲鳴を上げました。

これまでの長丁場で、ずっと好調を維持してきた声が出ない。。。

「赤ちょうちんでくらせ」から完全に声が割れてしまいました。後半の曲では持ち直す場面がありましたが、1時間半のライブを乗り切ることができるのか、これから続くライブへの影響はないのか、心配でたまらない状態でライブは続いて行きました。

長いホールツアーでは、きっと様々な困難や苦労があったはずです。それをこれまではほぼ感じさせないパワーが4人にはありましたが、さすがにスケジュールがハードすぎたのか。。。

この日は、男闘呼組は4人で男闘呼組なんだな・・・誰かがピンチとあればそれを他のメンバーがフォローする。みんながお互いを支え合っている、その瞬間を目の当たりにして、いつもとは全く別の感動がありました。

高音を出せない昭次さんの代わりに和也さんがサビを歌った「ロックよ静かに流れよ」は、涙が出そうになりました。

曲間で、何度も健一さんが和也さんと話をしていました(きっと昭次さんをどのようにフォローするのか話しているんだろうな)

昭次さんが歌うパートでは、耕陽さんが心配そうにずっと昭次さんを見つめている。。

和也さんも、何度も昭次さんの方へ視線を向けていました。その視線はとても心配そうではありましたが、昭次さんと目が合うと「大丈夫、大丈夫」と言っているかのように、とても優しい笑顔で頷いて励ましているかのようでした。

耕陽さんも、昭次さんが耕陽さんの方に振り向いた時にとても優しい笑顔で話しかけていました。

声が出なくてもなんとかライブをやり切るんだという昭次さんの覚悟と、それを全力でサポートしようとする3人の姿は、生涯忘れることはないと思います。

「今日はいつもの成田昭次ではなかったかもしれませんが、これも成田昭次です。どうにもならなくて悔しい部分もあったけれど、今日の成田昭次を精一杯皆さんに届けることができたと思います」と最後の挨拶で昭次さんが悔しそうに話をしていてたのが印象的でした。どんな姿もさらけ出して音楽をやっていくのだという強い意志を感じました。

何とか歌いきろうということに集中していたためか、ほとんどポジションチェンジはせず、いつものような勢い(疾走感)はなかったかもしれませんが、声が思うように出せない中、ギターの演奏は特に気合が入っていました。

無事にライブが終了して、4人が肩を組んで舞台袖にはけて行く時に、健一さんが昭次さんの健闘を称えるように背中をポンポンとたたいたのが印象に残りました。

男闘呼組は最高のグループ。そんなことは前から分かっていたことですが、それを再確認をすることができた金沢ライブでした。

ありがとう。

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