男闘呼組2023 THE LAST LIVE 静岡レポ

ついにLAST LIVEの最終開催地静岡に男闘呼組が辿り着きました。22都市48公演。大きなトラブルなく完走されたことに安堵しています。

初めてスケジュールを見た時から、あまりのハードさに彼らの体調面の心配していましたが、九州と新潟・石川での追加公演が決まって、その心配はさらに募り。。。

河口湖と石狩のフェスも含めると、武道館のLAST FOEVER4公演まで本当に体力がもつのか?と思っていましたが、静岡でのステージを見てタフな4人とそれを支える熱いファンの力でここまでやりきることができたのだと実感しています

最高のホールツアーでした。

その最高のホールツアーを締めくくる静岡の2ステージは、死力を尽くしたライブになったように思います。きっと4人とも、とうの昔に限界突破していたはずです。和也さんの喉も限界を超えている状態の中で、久しぶりに聴いた男闘呼組バージョンの「ANGEL」では、美しい旋律を美しい歌声で奏でてくれました。

「TIME ZONE」の出だし、耕陽さんが「THANK YOU SHIZUOKA」と言っているように聞こえました。きっと皆さんもそのように聞こえたと思います。大きな歓声が上がりました。。

心配された昭次さんの喉も、北海道で少し回復したと聞いていましたが、静岡ではほぼいつものような歌声に戻っていたと思います。もしかするとまだ本調子ではなかったのかもしれませんが、ひらひらくるくると回転し、笑顔でステージに立ってくれたので安心することができました。

2部ではダブルアンコールにこたえてくれました。4月の大阪では耕陽さんが着替えてしまったこともあって、会場の拍手が鳴りやまない状態でもライブは終了してしまいましたが、静岡ラストでは再びステージに戻って来てくれました!そしてダブルアンコール曲に選ばれた「Midnight train」は、いつもより輪をかけて情感豊かな演奏を聞くことができました。2部は2時間20分近い公演時間で過去最長でした。

1部では、昭次さんの感動的な挨拶で耕陽さんがタオルで涙を拭いているように見えましたし、健一さんも遠目で泣いているのが分かりました。和也さんも大きな瞳に涙をたたえていました。

耕陽さん

「ツアーが始まった当初は、1日2公演できるのかな?とか、こんなにも過密日程で何事もなく終われることができるのかな?とか不安があったけれど、たくさんの会場で皆さんの笑顔に会えて、できるのかな?ではなくて、やんなきゃダメだな!という気持ちになった。夜もあるけれど、昼公演で僕的に燃え尽きました!夜、見に来たら僕はいないかも(笑)」「1年長いなって思っていたけれど、ツアー始まったらあっという間だった。すごく寂しい気持ちもあるけど、僕たちにはまだ未来があります。4人でずっと音楽を続けて行こうというお互いの確認も取れています。これから僕たちはずっと音楽をやっていくと思いますので、男闘呼組として静岡でライブをやるのは最後になってしまうけれど、これが終わりじゃありません!まだまだ色んな事に挑戦していきますので、僕らのことをずっと見守ってください。48か所全ての会場に足を運んでくれた皆様、ありがとうございました!」

健一さん

「4/28からラストツアーが始まって、93年に全国の会場でやろうとしてたライブを、なんとか30年後にその場所をもう1回取り返したいという思いで、3年くらい前から集まって全国の皆さんに俺たちの声と男闘呼組の曲を届けるために気持ちをこめてやってきたら、今日という日にたどり着きました。30年以上待っていてくれた皆さん、ずいぶん大人になりましたね(笑)。みんなで過ごせて最高です。ステージ、結構大変なんですよ。大変な思いをして頑張っていると、生きてるなーと実感できる。俺たちがこやって再会できたこともなかなかないことだと思っているけど、静岡の皆さんと過ごせることもなかなかないことで。。毎回、今日が最高、今日が最高と思っていたけど、本当に今日が一番最高の日になりました。自由に正直に、相手を思いやって平和な時間をみんなで作っていけたらいいなと思います。長いツアーになると思ったけれど、一瞬一瞬毎回毎回、全力でやっているとあっという間に時が過ぎていった。これからもきっと時間はあっという間に過ぎていくのだと思うと、今この瞬間を皆さんと一緒に過ごせることが本当に幸せだと思っています。会場の空気、熱気・・・ちょっと熱すぎる。。。1回みんなで深呼吸しよ!(健一さんの音頭でみんなで深呼吸)アルファ波が出てる(笑)最後の男闘呼組の時間、みなさんと一緒に過ごせて、本当にありがとうございます。また会いましょう。ありがとう」最後は涙声でした。。。

昭次さん

「静かな岡が今日は賑やかな岡になりました!賑岡です!93年にまわるはずだった会場のラストが静岡のこの会場だった。これは運命。最初から決まっていたですね。男闘呼組メンバーの出会いと再会は奇跡的なことだし、家族以上で友だち以上で、、、なんて言ったらいいか言い表せない関係だけど、15-16歳で始まった僕らを皆さんがずっと応援してきてくれたことも奇跡だし、また皆さんと出会って結ばれたことが嬉しい。これまでどのステージでも自分たちがベストだ!というライブをやってこられと思います。男闘呼組としては最初から1年限定の活動だったので、せっかく俺たちも出会えたし、今日は4人全員が54歳で迎える最後のライブを皆さんと分かち合えたことが人生最大の喜びです。生涯忘れません。今日のこの瞬間を1秒たりとも忘れることはないでしょう。人生は50から。4人とも今の方が元気だし、今の方が仲がいいし、今の方が愛し合っている。色んなライブに行く事はありますが、男闘呼組のライブは唯一無二です。こんな素敵な光景を見られるライブは他にはない。10月から再始動してこの男闘呼組のメンバーとの出会いがあったからこそ、30年も時間が空いてしまったけれど、昭和のアイドルが、平成の次の令和の時代にライブができるなんて、人生の中でやりたくてもなかなかできないことを実現できた。皆さんに感謝します。50代で「DAYBREAK」「秋」「TIME ZONE」を最初はテンポ早いしできるかな?と思ったけど、やってみて今の自分たちのスタイルが最高だなと思ってる。でもこれは、みんながいつも付いて来てくれるから、成りたっていると思っています。今日が最後で時間を巻き戻したいけど、それはできないし、それは違うと思うし、あの時こうしておけばよかったと思うことも多いけれど、あとから振り返ってみて、こういうことがあったんだなと思える日がくるんだろうと思うし、ステージから見るみんなの笑顔あ涙、表情が、俺たちの胸に刺さります。せっかくこうして音楽をやることをできたので、ずっとこれからも4人で音楽を続けていくので、また静岡に帰ってきます」

和也さん「本当に支えてくれたスタッフの皆さんと、全国各地の会場にかけつけてくれた熱いファンのみんなに感謝します。8月は河口湖ステラシアター、RISING Festival、そしてLAST FOREVERが僕たちの前に立ちはだかっています。まだまだ休むわけにはいかないんだ!最後まで走り続けるぞ!闘い続けるとぞ!なぜなら俺たちは男闘呼組だからだ!一口に48ステージ、といっても、まじで30年ぶりに集まったバンドが1日2回公演やって毎日毎回挑むような気持で、みんなとFightするような気持で舞台に立っていました。本当にみんなが熱い想いで、男闘呼組を客席から応援してくれたことを感謝しています。ありがとう。54歳のおじさんたちを一生懸命支えてくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました。(舞台袖にお辞儀をして挨拶)いつも熱い気持ちで俺たちを応援してくれたみんなありがとうございました。まだまだ俺たちのドラマは続きます。終わりじゃありません。必ずまた会いましょう。必ず静岡に帰ってくるよ!また会おう!最後に、俺たち4人とみんな一人ひとりのピースが集まって完成したパズル・・・一緒に歌おう。」

パズルが始まると、昭次さんは泣きながらもなんとか音程を保ちながらAメロを歌い上げ、和也さんも感極まって真っ赤な顔で目に涙をたたえながら歌い、パズルの歌詞に自分たちの歴史を刻んでいるようでした。

最後の挨拶では、いつものように和也さん、健一さん、耕陽さんが優しい笑顔で客席に手を振っているそばで、昭次さんは泣き顔になっていました。これまで全国各地でどれだけたくさんの会場でライブを経験してきたとしても、毎回ステージから客席の光景を見るたびに涙があふれて止まらないのだろうなと思います。その一瞬一瞬が私たちにとってもメンバーにとってもかけがえない時間となったことは間違いありません。

2部は長い長いアンコールの手拍子のあと、4人がステージに再登場!スタッフが機材の片づけを始めたので半ばあきらめかけていましたが、ファンのためを思って戻ってきてくれました!

耕陽さんは、前にご本人が言っていたようにライブが終わりすぐに着替えてしまってようで慌ててLAST LIVE Tシャツを着てステージに再登場。健一さんは、「また会えたぜ!」と。

和也さんが、ダブルアンコールなんて久しぶり。昔はダブルアンコールの男闘呼組だったけど、今日は久しぶりにやりますと言えば、健一さんは、みんな電車大丈夫?とお客さんを気遣い、耕陽さん今日は泊まると言ってくれて。。

その後、客席から昭次さんに向けてHAPPY BIRTHDAYの合唱が始まり、デビンくんが伴奏を入れてくれてみんなで昭次さんの55歳の前祝をすることができました。昭次さんは、しばし俯いて泣いているようでした。その後顔を上げて声を振り絞って「ありがとう!」とくしゃくしゃの表情で客席に挨拶。感動的なシーンでした。

ダブルアンコールの曲は「Midnight Train」

これまで何度もアコギコーナーで歌われてきましたが、この日、LAST LIVEの終着点・静岡で演奏されたMidnight Trainは格別でした。この一瞬を慈しむように4人とファンのみんなが共有できた尊い時間。

ライブ終了後も長い長い夢の中にいるような気持ちでした。

男闘呼組 THE LAST LIVE全公演完走、本当にお疲れ様でした。暑い夏はまだまだ続きます。

<セトリは後ほど更新します>

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男闘呼組2023 THE LAST LIVE 静岡レポ” に対して5件のコメントがあります。

  1. ちいちゃん より:

    静岡LASTLIVEに参戦しました。
    これが私の初LIVEでしたが、本当に本当にいい思い出になりました
    昭次くんに送った皆でのHappybirthday!!!の大合唱泣きながら歌いました。
    昭次くんも泣いてたよね︎
    地元でやってくれて本当にありがとう

  2. つかちん より:

    ファンサイトさんの更新がしばらく無かったので、心配してました。
    いつも素晴らしいレポをありがとうございます。
    昭ちゃんの声も回復し、昨日のラジオでの4人の仲睦まじい2時間。未来が楽しみです。LASTLIVEに配信に、DVD発売と楽しみばかり。またレポも楽しみにしてます。

  3. がまちゃん より:

    レポありがとうございます
    私は京都公演しか行けなかったので
    色んな場所のレポ見れて嬉しいです
    ありがとうございます✨

  4. 1528emok より:

    いつも、ライブレポ、ありがとう。感謝です。様子が目に浮かぶようです。爆笑アリ、感動アリ、最高です。これからも、よろしくお願いします。

  5. ウパ より:

    素晴らしいレポ
    いつもありがとうございます。
    毎度のことながら
    レポを読みながらライフに参加した
    気持ちになり感動の大号泣…
    男闘呼組が大好きです。

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