「白鍵と黒鍵の間に」プレミア上映会レポ

幸運にも抽選でチケットが当たり、2023年9月4日(月)ヒューマントラストシネマ渋谷で行われました「白鍵と黒鍵の間に」プレミア上映会に参加してきました。

既に多くのメディアにより、舞台挨拶の模様は共有されていますが、記事として残しておきます

登壇者は、池松壮亮さん、森田剛さん、高橋和也さん、監督の富永昌敬さん(仲里依紗さんは体調不良のため欠席)

冨永監督は、四谷にある有名なジャズ喫茶イーグルでバイトをしていたとのこと、主演の池松さんは幼少の頃からジャズが身近にある家庭環境で、初稿の段階で池松さんは声を掛けられていたそうです。

池松さんは半年間ピアノの猛特訓を受け、ご自身の演奏を披露しています。半年で弾けるような曲ではないなと思い、池松さんのプロフィールを調べたところ、特技「ピアノ」とありました。。やはり素地があってのことでした。池松さんのお姉さんは劇団四季に所属されているようですし、芸術一家なのでしょう。

和也さんは、ジャズギターを演奏されています。自腹で先生のレッスンを受けて撮影に臨んだけれど、池松さんのピアノは実演だし、クリスタルケイさんは歌手だし、松丸契さんもサックス奏者。本物のミュージシャンが俳優として出ている、ただ事じゃないと思った。俳優ってすげーなと、素直に尊敬した。と語られていました。司会の方に、「(和也さんも)本物なんですけどね?」と言われた時に「本物と言えば本物だけど・・・ジャズギターはまたジャンルが違う」とお答えをされていました。

和也さん演じる三木は、お調子者だが憎めない人物。和也さんは、「こんな人いましたよね。昔。でも最近はいなくなった。こういうタイプの人間が生きられない世の中になってしまったのかな」と少し寂し気でした。

最後に映画の内容にちなんで「夢」について司会の方から質問がありました。

池松さんは「東京で花火を見ること(笑)」。森田さんは「大きな家に住むこと」

和也さんは「夢なんてもうないけど、酒とたばこは、死んでしまうと忠告を受けても諦めきれない」と回答。

和也さんの発言の後、場内から拍手があがり「拍手するようなことでもない」と笑っていました。

服装は和也さんは、ストライプ入りの黒のスーツに黒のワイシャツ、池松さんは全身白のスーツ。

これは白鍵と黒鍵をイメージされたチョイスなのかなと思いました。ちなみに森田さんは茶色のスーツに茶色のワイシャツでした。

映画は封切前なので内容については言及しませんが、和也さんは主演の池松さんに次いで出演シーンが多かったと思います。

舞台挨拶での和也さんは、常に穏やかな笑みを湛えていて、役者・高橋和也でした。

余談ですが、冨永監督は作家の村上春樹さんに見えて仕方がなかったです。村上春樹さんと言えばジャズ。きっと四谷のイーグルにもよく通われていたことでしょう。世代が違う2人ではありますが、きっとリスペクトがあるはず。

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「白鍵と黒鍵の間に」プレミア上映会レポ” に対して2件のコメントがあります。

  1. Takako Kitamura より:

    和也くん本当に素敵。優しさが滲み出ていますよね。昭次くん推しですが、和也くんも大好きです。若い頃はトンガっていたけど優しい人でした。演技も自然で4人の中で1番上手かったと思います。ロックよ…も男だろッ!も表情の作り方とか光るものがありましたよね。役者としてもミュージシャンとしても才能が溢れてるカッコイイ間違いないです

  2. 上乃宮慎吾 より:

    高橋和也さんは俳優さんだとずーっと信じて疑わなかったのですが、最近男闘呼組がテレビに出て、和也さんがおられるのでびっくりしました。おかげで去年からコンサート2回も行きました。非常に感激しました。

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