1章と2章ごちゃ混ぜのレポです 。

ちょっと長すぎかもしれませんが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。


オープニングは、10月初っ端と同じ順序で登場
和也さんが階段に座っているところからスタート
健一さんが合流してクライムの挨拶
そして健一さんから和也さんにキス!
ただ残念なことに、キスした瞬間はカメラがスクリーンとスクリーンの隙間に入ってしまったため、実際にキスしたかどうかは不明でした
でもあれは本気のキスでした(笑)
そのあと、昭次さん、耕陽さんが合流するのですが、耕陽さんの手には若かりし頃の4人の写真が.

4人の登場で目を引いたのは、昭次さんのかっこよさ!
髪型、表情、そのいで立ち(新しい衣装もとてもよく似合っていました)
男闘呼組以外のライブでは、まだまだよそよそしい感じがあった昭次さんですが、男闘呼組のライブを10回以上こなすうちに、すっかり昔の男闘呼組の頃の昭次さんが戻ってきているようでした。
10月に手元に置いていた歌詞を表示するデジタルデバイスも追加公演ではなくなり、自信をもって歌っていましたね。

そして、昔と変わらないキーで歌う「ルート・17」に、会場は一気に盛り上がりました

「Don’t sleep」はもともとかっこいい曲でしたが昭次さんの歌い方が色っぽく、50代のDon’t sleepはより進化しているように感じます
ライブでの生演奏なのにCDを聞いているかのような再現性の高さに、感動しっぱなしです。

この数カ月の間に、昭次さんは特にパフォーマンスがこなれてきて、Rockin’ my soulでは東京ドームライブでの「Burn it」を彷彿とさせる、ギター弾きながらのターンを何度もしていました。

「YO-YO」のメンバー間のcall & response 和也さんが「KO-YO少し考えよう」と耕陽さんにふった際に 「え?痩せろってこと?」と咄嗟に切り替えしたのが面白かったです

MCで「オーライ」を連呼する和也さん
オーライ野郎と自分で言っていました(笑)
大阪公演あたりから、トークの面白さ・勢いに拍車がかかり、誰にも止められない域に入っていました。

「やすともの、いたって真剣です!」(なぜかしゃきーんときをつけ!の姿勢)
「丸くなるな、星☆になれ!」(大阪での再現で☆になってました)
「オーライなのかい?」
(昭次さんが出演予定のRockon social clubへの出演を打診されて、健一さんが出演を即答しなかったものだから)
「健一、裏切るなよ!考えている暇はないんだよ!」

そんな名言・迷言を残し続ける和也さんに
健一さんにエイリアン和也と新たに命名を受けた和也さんですが、なんだかとても嬉しそう

確かに和也さんは宇宙人かもしれませんが、きっと4人とも宇宙人(笑)
いつも私たちを宇宙の果てまで連れていってくれるので

「REIKO」で耕陽さんが、台詞を話している時に、昭次さん、和也さん、健一さんが、アイコンタクトを取りながら、微笑んでたり、おとぼけた顔をしたり、楽しそうでした、

「不良」での健一さんと和也さんが向かいあって、演奏するシーン
昭次さんがサビの前に「Oh~~~!」と高音で歌うときに、健一さんも一緒に叫んでいて、不良は昭次さんのソロ曲であるけれど、男闘呼組の4人の楽曲なのだなぁと、4人で演奏するからこそ感動が深くなるんのだということを感じました。(それは4人それぞれのソロ曲に対しても同じことが言えると思います)

和也さんの「Lonely」を聞くと、映画「ロックよ」の感動がよみがえってきます。この曲を聞いていると、いつも歌詞を男闘呼組の友情に置き替えて聞いてしまうので、ライブを通じて一番涙した曲でした。

「KIDS」では途中で健一さんが歌うことをやめて、ステージ中央にすたすた歩き始めてびっくりしました。
健一さんの代わりに和也さんが歌を歌うというフォローが入り、いつもと違うKIDSのパフォーマンスとなりましたが、その特別バージョンもとても楽しかったです。
「傷つくことを恐れる前に・・」と歌う際に、健一さんが愛おしそうにギターを抱き締めるシーンがお気に入りです。本当に麗しの王子様。

KIDSのcall & responseでは会場一体となって盛り上がりました!
昭次さんは自分のマイクを観客の方に向けて、あたかも観客に歌ってもらうような仕草をしたのですが、そのあとマイクが元に戻せなくてスタッフに助けてもらってましたね。

ヒット曲メドレーに入る前。
和也さんがMCで異常なテンションで叫ぶ姿に、耕陽さんが笑いのツボに入ってしまい、落ち着くまで曲に入るのをストップ。そんなやり取りとも男闘呼組4人の素の一面が垣間見れたようで嬉しかったです。
健一さんの「(和也さんの異常なテンションに)慣れろよ・・・」というつぶやきも(笑)

前奏が流れるといつも歓声があがる「秋」
みんなが大好きな1曲なんですよね。

その秋で、昭次さんの足元にあるスモークトラブルが。

曲が始まると、ステージ上にスモークが焚かれ、客席にも流れてくるのですが、なぜか昭次さんの足元から猛烈な勢いでスモークが噴出され、昭次さんだけ煙に飲まれて、真っ白け
モニターでもわかるほどの濃いスモークの中で、苦笑いしながら演奏していました。

ある意味、貴重な「濃霧の秋」になりました

昭次さんは昔から歌詞間違いが多い方でした。それは今も変わらずなのですが、「TIME ZONE」の派手な歌詞間違いにはさすがに驚きました。
あまりにもアクロバティックに歌詞が早送りされた感じがしてびっくりしたのですが、本人は全く動じず、正しい歌詞に戻って歌い切っていました。
和也さんは昭次さんを見て笑っていて、こちらも笑顔に。

「DAYBREAK」のイントロでは、昭次さんと健一さんが向かい合ってギターを弾くのがお決まりなのですが、和也さんがDAYBREAK前に観客と掛け合いをしている間、曲の入りを待っている昭次さんと健一さんが楽しげなのが印象的。二人の相思相愛感がたまらないです。

DAYBREAKでは(だけではないと思いますが)3人を後方から見守る耕陽さんが終始笑顔で演奏していて、きっと嬉しさのあまり自然と笑顔になっているのだろうなと思うと、またまた感動が。。。


1章のアンコール1曲目は、みんなが聞きたいと思っていた1曲でもある「Angel」
耕陽さんのオルガンの美しい旋律に乗せて和也さんの歌が始まり、昭次さんの「Angel~ 」のハモリにつながる曲前半、照明効果と相まって感動的なシーンとなりました
昭次さんと和也さんの「Angel~」のハモリは絶品です。

2章は「眠りにつく前に」
これ聞いて、まじでいいから、と曲紹介をした和也さん
彼らが自身で作ったシングル曲

男闘呼組後期の曲だったために、演奏される機会が少なかったのですが、再始動ライブのアンコールでしっとり聞かせてくれて、楽曲の良さを再認識できました。


アンコールで何度も聞くことができた「Midnight train」は男闘呼組1988ライブで、特別な曲になりました

投票で1位になった曲ではありますが、個人的には思い入れが強い曲が他にもたくさんあったので、結果に意外性を感じていました。
でも、1988ライブを通じて何度も何度も演奏されるMidnight trainを聞いているうちに、嬉しかったことや辛かったこと、すべてが詰まった思い出の曲になりました。


最後のサプライズで演奏された「自分勝手」
自分勝手に限らずですが、和也さんと昭次さんのツインボーカル、ハモリを聞ける日をどれだけ待ち望んでいたことか。
サイコーにかっこいい自分勝手を最後の最後に聴けて感無量です。
ラストの昭次さんの「自分勝手!」のデスボイスは、最高にワイルドでした~

ライブをやるたびやるたび、どんどん伸びてる(ライブ時間が(笑)) と和也さんがいうとおり、オーラスは2時間20分を超えるステージ


終始4人とも笑顔で、とても楽しそうで、彼らが放つ幸せのオーラは、会場全体に広がって健一さんの言う通り、東京ガーデンシアターは地球上で一番peaceな空間になっていました。

私たちがいま生きていること、それだけで奇跡


和也さんが喉は乾燥との闘いで大変だというようなことをおっしゃっていましたが、みんなの声は絶好調に感じました

抜群の歌唱力を持つ昭次さんと和也さんのツインボーカル
独特の世界観で魅了してくれる健一さん
男闘呼組の神髄でもある美しいコーラスを支えてくれる耕陽さん

見た目のかっこよさもさることながら、音楽的な面においてもすばらしい才能を持つ4人の奇跡的なコラボレーションに男闘呼組の音楽の質の高さや多様性を感じますが、29年の時間の中で、より深みを増した彼らの音楽性に、その先にある可能性を期待せずにはいられません。
どんな形でもよいので、無理のない範囲で私たちに夢を与え続けて欲しいです。
彼らの才能をもっと世の中に知ってもらうためにも。


10月から始まった再始動ライブ
不安定要素、不確定要素が多い今の時代、無事に全14公演を開催でき本当によかったです。

男闘呼組1988プロジェクト携わってくださった全ての方に、心の底からの感謝を

全国ツアーも楽しみにしています



追記(2022/12/29 12:00)

MCで昭次さんが語っていたことでぜひご紹介したかったことを書き忘れていました

昭次さんが深夜3時にスタッフにLINE連絡を入れても、その数分後に返信がくるくらい熱いスタッフの方たちに支えられてのライブ開催だったようです。深夜に伝えたい「何か」があった昭次さんにもライブにかける強い想いを感じますし、それに応えるスタッフの方も素晴らしいです。最高のチームだったことがよく分かるエピソードでした。

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