男闘呼組2023 THE LAST LIVE 大阪レポ

※ネタバレにご注意ください!

男闘呼組が再始動を始めたのは8/25の「おしまいの日」に向かっていくため。

最近メンバーの口からよく語られる「解散」という言葉は、私たちファンにとってはそれはそれは寂しいwordではありますが、この再始動は最初から目的をもって始めたこと。それをやり通すことは彼らにとって曲げられない流儀なのだと思います。

想定以上の反響により、新しいバンドが誕生し、思いがけず彼らの新曲を聞くことができるなど、この10カ月くらいは本当に幸せな時間でした。

そんな中、今日の初日をどういう思いで迎えるのか。

自分自身想像できていなかったのですが、始まってみるととにかく楽しく、これが本当にLAST LIVEの幕開けとは思えませんでした。そして前評判のとおりフェスティバルホールの音響は素晴らしく、演奏も歌声もとても美しくホールに響き渡っていました。

セトリは1部と2部で大幅に異なる内容で、1988ライブに参加できなかった方も聞きたかった曲をしっかり聞くことのできるものになっていると感じました。

1曲目は何か。どんな始まり方になるのか。みんな非常に注目していたと思います。

効果的な照明演出の後流れてきたのは、なんと「ジャニーズ A GO GO」

続いて「自分勝手」「目で見ちゃだめさ」

なんとマニアックな曲で始めてくれるんだろう!と意外さを感じてたところに、その後の曲が男闘呼組の王道中の王道の曲の連発で、これまた意表を突かれました

1部は驚くほどに1988のセトリと変わっておらず、これは1988に参加できなかったファンへの配慮を感じました。

1部は「赤ちょうちんでくらせ」2部は「Burn in」と「翼なき疾走」の演奏が嬉しかったです。そして1部と2部では4人の衣装のお色直しがありました。

昭次さんの歌詞間違いは今日も健在。もはや元の歌詞が聞いているこちらも分からなくなってしまうほど(笑)それでも涼しい顔をして歌い続けていましたが(笑)和也さんは昭次さんを見て笑っていましたけれども。

ギターの演奏もさることながら、声が絶好調で、本当にすばらしい伸びやかな歌声で会場のファンを魅了していたと思います。

10月のライブの時も十分に素晴らしかったのですが、高音も苦しさを感じさせずに、語尾の表現も昭次さんらしさ全開で、聞いている私たちに深い感動をもたらせてくれました

アコースティックバージョンの「Midnight train」も本当に素晴らしかったです。最後に聴きたい曲アンケートでも前回の1位からランクダウンしましたが3位になり人気の高さを証明していたのですが、このアコースティックバージョンは、1988で演奏された通常バージョンと違い、ボーカルの技量が問われるものでしたが、和也さん、昭次さんの歌の上手さと声質のすばらしさで、より感動的なものになっていました。昭次さんのアコギの小技を効かせたフレーズもとてもかっこよかったです。

耕陽さんのピアノソロパートもとてもよかったです。作曲はご本人がされたのでしょうか。とても美しい旋律で、でもどこか物寂し気で、心に残るメロディでした。

2部ではここから「翼なき疾走」につながっていきました。ファンからの人気が高い割りに、前回のライブでは歌われなかった曲の1つだっため、前奏が流れてきた瞬間、興奮MAXに。

1988はルート17で始まりましたが、THE LAST LIVEではルート17で終わりました(アンコール除く)アンコールは怒涛のシングル連続3曲でこれまた驚きました。

ルート17ひとつをとってみても、演奏力、歌唱力、すべてがさらに一段上に行っていたように感じました。ご本人たちの相当の努力の上にライブは行われていることを強く感じました。

それにしても、ステージ上の4人は本当に楽しそうで、これで男闘呼組の終わりを迎えることが全く信じられない気持ちにさせられます。

ステージ上の駆け回る健一さんは、満面の笑顔で客席を見渡しており、和也さんはメンバー3人の一人ひとりを優しい眼差しで微笑でいる。昭次さんは、耕陽さんや和也さんと話をしながら何やら大笑い・・・

動き回れる3人は、よく2対1になることが多く、昭次さんがDAYBREAKの大さびを熱唱している時に、健一さんと和也さんは向かい合って、とっても楽しそうにノリノリで演奏している。。かと思うと、自分勝手では健一さんが昭次さんと向かい合ってギターでつばぜり合い。昭次さんを押しこんでしまい、はじき飛ばされるシーンもありました。

ファンとしてもこんな仲の良い4人をずっとずっとい見つめていたいと思わずにはいられなかったと思います

52公演のうち2公演が終わりました。真夏に向かって体力的にしんどいことも多々あるかと思いますが、この4人の絆、チームワークがあれば、きっと軽やかに駆け抜けてくれるのだろうと感じます。

最後にMCから4人のコメントを・・・

「ライブ初日を大阪で迎えられて、そして皆さんにこんなに盛り上がって頂けて、8月まで突っ走っていく勇気をもらいました。」(耕陽さん)

「今回のツアーをやるために男闘呼組は集まりました。悔いのないようにメンバーと過ごしてい行きたい」「このライブをやるために、僕たち29年間バラバラでいました」(健一さん)

「これから8月までLIVEは続くけれど、俺たちはそんな先のことまで考えていない。目の前の1ステージに全力で向かって、最高の時間にしたい」(健一さん)

(初めて男闘呼組を見に来た方に向けて)「これが男闘呼組だよ~」(健一さん)

「また音楽をこの4人で奏でることができて最高です!」「4人だけではライブは成り立たない。皆さんが来てくれて初めてライブは成り立つもの。本当にありがとうございました!」(昭次さん)

「フェスティバルホールは男闘呼組初めてです!いいホールだねぇ」(和也さん)

「いや、お客さんがいいんだよ」(健一さん)

「こんな働いている50代いないよ」(和也さん)

「いや、ここにいる人たちも、みんな働いてんのよ。でも一番大変なのには主婦。みんな俺たち以上に忙しいよ」(健一さん)

「ライブはあっという間に過ぎて行ってしまうけれど、これからも毎回全力を尽くして全身全霊でラストツアーを乗り切ってい行きたいと思います。本当は1日に1回でよかったのに、こんなに集まってくれるから3回くらいやってもよかった。基本的に昭次と和也が歌ってるから、オレは5回くらいできる。とにかく会えてよかった」(健一さん)

「ライブに来るには、相当な気合が必要。意を決して来てくれてありがとうございます。本当は29年前にこうしてライブをやるはずだったんだけれど、急遽できなくなってしまって・・」(昭次さん)

「なんでできなくなったの?」(健一さん)

「それは色々あってね」(昭次さん)

※この時の和也さんの表情がなんとも言えなかったです(笑)

「1993年の続きが今日から始まったんです。みんなと一緒に旅に出ましょう!一緒に最後まで駆け抜けようぜ!」(昭次さん)

「どこかの新聞が「死に際を見せる」って書いてたけれど、死なねーからな!最後までやり通すから見てろ!」(和也さん)

「みんな一緒に生きようぜ!」(昭次さん)



おまけ~アクシデント集~

・TIME ZONEに入る前、耕陽さんがマイクのセットがぎりぎりになってしまって、冒頭のセリフの入りが遅れかけた。その後ドラムの青山さんの合図で前奏に入るところが、ずいぶんと間があって何かあったかと思いました。

・パズルで、あまりに感傷的になっていた和也さんが、大サビの昭次さんとのハモリを入り損なった

・2部では最初から相当暑かったのか、3曲目が終わったところで昭次さんはジャケットを脱いでしまい、ジャケットはほとんど着られませんでした・・・

大阪1部セトリ
1.ジャニーズ A GO GO
2.自分勝手
3.目で見ちゃだめさ
4.赤ちょうちんで暮らせ
5.Yo-Yo
6.Midnight train

耕陽さんピアノソロ

7.ロックよ静かに流れよ
8.Don’t sleep
9.Rockin’my Soul
10.Rollin’ in the dark
11.ルート17

アンコール

12.DAYBREAK
13.秋
14.TIME ZONE
15.パズル


大阪2部セトリ
1.ジャニーズ A GO GO
2.自分勝手
3.Burn it
4.Party
5.CROSS TO YOU
6.Midnight train

耕陽さんピアノソロ

7.翼なき疾走
8.Rockin’my soul
9.Rollin’ in the dark
10.ルート17

アンコール

11.DAYBREAK
12.秋
13.TIME ZONE
14.パズル

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男闘呼組2023 THE LAST LIVE 大阪レポ への15件のフィードバック

  1. くみ のコメント:

    レポありがとうございます!!感謝!!
    拝読しながら情景を妄想しています。
    楽しんでる4人を見れる、これほど幸せな時間はありませんね♪
    昭次さんの言葉、ファンへの愛があふれていますよねー(*˘︶˘*).。.:*♡

  2. にしむら のコメント:

    いつもありがとうございます(^-^)昨日のことですがまた一瞬にしてよみがえってきます

    想像をいつもこえてくる4人に敬意を表します

  3. panchi 7179 のコメント:

    いつも、臨場感、溢れるレポありがとうございます。
    早くLIVEに行きたい気持ちになり、出来ることなら全部のLIVEに行きたくなりました。
    メンバー達もファンの私達もそれぞれの年月が有ったと思いますが、LIVEの時は何もかも忘れて思いっきり楽しみましょう

  4. みーちゃん のコメント:

    両部拝見してきました、興奮状態で細部まで覚えておらず、レポートが凄く記憶蘇らせてくれてます。本日も4/29いってきます
    急遽できなくなってしまって・・」(昭次さん)
    「なんでできなくなったの?」(健一さん)

    ここで私、手を叩いて大爆笑してしまい。和也さんも引っぱられ笑ってました。最高の瞬間に立ち会えて良かったです。

  5. ぁゃ のコメント:

    いつも本当にありがとうございます!!
    「語尾の表現」!!笑

  6. けんちゃんLOVE のコメント:

    ありがとうございます初めてコメントします。
    昨日の1部に参加したのですが、本当に楽しかったです。
    昭次さんの大阪弁も最高でした。
    最高の時間を過ごせました。

  7. 北のひい のコメント:

    レポありがとうございます!
    私の初日は7月 本当に首を長くして待ってるところです。
    ここのレポ見て皆さんが楽しくLIVEに参戦されてメンバーが楽しく演奏してた光景が目に浮かびます。
    長い長い公演なので身体には気をつけて最後まで駆け抜けて欲しいですね!

  8. チャック0701 のコメント:

    レポ有難うございました。そうだった、そうだったって思いながら読みました。
    楽しい時間はあっと言う間に終わってしまったけど、あと3公演行くので思いのほかしんみりはしていません。
    メンバーの皆が身体に気を付けて完走してほしいと思います。

  9. えっちゃん のコメント:

    レポありがとうございます♡昨日の事なのに、感動が先立たって流れがどうだったのか?うる覚えだったけど、レポ読んで(あぁ、そうだった!)思い出してまた感動しました!やっぱり男闘呼組最高です!!

  10. 1528emok のコメント:

    いつも、レポありがとうございます。私は配信組なので、とても良く分かり、目に浮かぶようです。長いツアーなので体に気をつけて欲しいですね!。画面を通して見る男闘呼組、最高ですが生で見る男闘呼組も最高な事が、皆さんからのレポでも良く分かります!。

  11. まりも のコメント:

    レポ拝読させていただきました。
    いつもながら優しさと尊敬に満ちた素晴らしい内容ですね。
    本当にありがとうございます。

    私は今日の1部を観てきました。
    昭次くんの歌詞間違いは今日も炸裂してましたよ笑
    ラストのパズルでは昭次くんが感極まったのか歌えなくなってしまって…
    観ているこちらも涙腺崩壊でした。

    武道館まで身体に気をつけて走り抜いてほしいですね。

  12. 柴田亜津子 のコメント:

    仙台公演第2部に、参加予定しています。約1週間後なので、嬉しくて興奮しています。成田君のファンです❤️若かりし頃の様に、盛り上がりたいです️

  13. 高野久子 のコメント:

    私は、残念至極ながら、公演に行けません。DVDは出るのでしょうか?なんとかお願いしたいです!男闘呼組の皆さん、最後まで頑張って下さい。毎日応援しています。

  14. がまちゃん のコメント:

    レボありがとうございます
    このレボ見て早く昭次君の声聞きたく
    なりました
    ちなみに京都の公演に行きます

  15. まめ のコメント:

    東京昨日終わってやっと拝見しています。
    東京と大阪と雰囲気の違いもよく伝わってきます。いつも、詳細に書き上げて送って下さり、感謝でいっぱいです。
    メンバーとみなさんと一緒に最後まで完走します!

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