2024/7/10 RCS「RELOADED TOUR」市川レポ

待ちに待った2024年夏のツアーが遂にスタートしました。

新曲が1曲しか発表になっていない中のツアーであることや、ライブの時間など不確定要素が多かったため、楽しみなのはもちろんですが、一抹の不安も感じていました。終わってみて感じたのは、素晴らしライブ構成と曲のつなぎにより、会場全体が盛り上がり一体感を作り上げられたライブだったということ。

ライブは、「ポイントちょーだい」の歌詞を背景にしたラジオドラマのような放送から始まりました。4人のなりきり演技(といっても声だけですが)でテンションが上がったところで、1曲目のポイントちょーだいが始まりました。

暗闇から出てくる4人の立ち位置がいつもと違うことにすぐに気づきましたが、明転してびっくり。センター昭次さん、ステージに向かって左側が健一さん、右側が和也さん。呼人さんは青山さんの隣で一段高い台の上。サッカーで例えると、3-3-4-1のフォーメーションでしょうか(笑)ちなみに4はホーン隊の4人です。曲によってセンターは和也さんと入れ替わる時がありましたが、基本、昭次さんがセンターでした。

ポイントちょーだいでは、昭次さんと健一さんが呼人さんのそばまで行って、膝をついて向かい合ってギターをかき鳴らしている姿は昨年12月以来の光景で、ただただ笑みがこぼれました。

ナリトマと異なり、リードボーカルを3~4人でとるRockonでは昭次さんの負担が減るため、余裕があるせいか、本当に楽しそうにギターをPLAYしていました。PLAYは演奏するという意味ですが、今日の昭次さんは、「PLAY=ギターで遊ぶ」という雰囲気の方が大きかったです。ギターをPLAY、ギターでPLAY、そんな表現がぴったりでした。

楽しく演奏しているのはよかったのですが、マイクから遠く離れてしまって、ダッシュで戻っても間に合わず、歌の入りが途中からになってしまったシーンが何回もありました(笑)曲のどのあたりでマイクの方に戻り始める必要があるかは、これから体得してくれることでしょう。細かい歌のパート割りがある歌では、すっかり自分のパートを忘れてしまって、和也さんに何度か促されて慌てて歌い始めていたりもしていて、4人一緒だからこそ見られる微笑ましい情景でした。

期待の新曲の1曲目はハードロック「Breaking News」

もしかしたら、男闘呼組メンバーの誰かが作ったのかもしれない曲調。呼人さんが作る曲とは大きく異なり予想不能なメロディーライン。曲間では、AIで生成されたと思われる女子の声でニュースを伝える演出。曲のラストではその声ではなく耕陽さんが・・・というオチで声を出して笑いました。

新曲の2曲目は「天照ラス」

この曲を作った背景を呼人さんが説明してくれました。「今年は年明けから色んなことが起きた。人間の一人ひとりの力は小さいかもしれないけれど、手のひらに乗る明かりくらいしかないかもしれないけれど、それをみんなで空に向かってかかげたら太陽のように明るい光を放つことができるんじゃないか、人にはそれくらいの力があるんじゃないかという気持ちを込めて作った曲。」「アマテラス」ではなく、天(空)を照らすという意味なんですね。希望の光を信じることを強く願った曲です。

優しいキーボードの音色で始まるイントロが美しい曲。和也さんのリードボーカルがこれまた素晴らしい。サビに入る前の高いキーの音を伸びやかに力強く、そして優しく表現してくれる箇所が秀逸です。5人のハーモニーも厚みがあって心に迫ってきます。WOW~のはもりでは、一番高いパート歌っている昭次さんのメロディーが段階的に上がっていくことで、さらに曲を盛り上げていくところが聞きごたえがあります。

和也さんが和吉に変身した時は上半身はサスペンダーだけ。Rockonのグッズの赤×黒のマフラータオルを首からかけて、魅力的なパフォーマンスを見せてくれました。

間をつなぐために、急遽耕陽さんがMCをすることになったようなのですが、「やっぱりライブはいい、みんなに会えるから」と、みんなの気持ちを代弁してくれました。

「ポイントちょーだい」のMVの裏話としては、撮影場所が相模湖で朝も早くから集まったようなのですが、実は和也さんの家から5分ほどの場所だったそう。和也さんは都内から片道2時間半かけて現場まで行ったようで、せっかく家が近くにあるのにメリットがなかったようなことを話されていました。青山さんのジャンプして登場するシーンは、20回くらい撮り直しをしたため、膝が割れそうになったと。反対に呼人さんがサングラスをとる冒頭のシーンは1発OK。

ライブの最後の方に演奏された「花火と君」はナリトマの曲ですが、Rockonで初披露。ラストの曲は新曲の3曲目「summer of love」

この曲は、これまでの自分たちの曲にはなかったタイプの曲だけど、とても気にいっていると和也さんが紹介。どこかで聴いたことがあるような懐かしい夏らしいメロディで耳馴染みの良い曲でした。7/17に先行配信が決まっています。

アンコールでステージ上に戻ってきた和也さんが、準備はいいかい?と会場全体を煽って叫んだのは、なんと男闘呼組メドレー。短縮バージョンとはいえ、8曲というボリューム。しかも再始動後に演奏したことがなかった「ROSALINA」も入っており、ファンは大喜びでした。

メドレーの曲のつなぎも工夫が凝らされており、より会場が一体となることができました。1曲目のPARTYは和也さん「Ah」という色っぽい声で締めたかと思えば、自分勝手のラストは、メンバーは歌わず会場のみんなの「自分勝手!」という掛け声が響き渡りました。「GIMMIE A BREAK」でも同じような演出があり、メドレーに一緒に参加できている気持ちになり、また男闘呼組の楽曲を会場全体で歌うことができた感動にひたっていました。

去年のLAST LIVEでは本編が男闘呼組、アンコールにRockonの曲がセトリパターンとして定着していましたが、今年のRELADED TOURはその逆パターン。まさしくreloadedとなったツアーなのだと感じました。これからどんな形で進化し、武道館の日を迎えるのか、約2か月間のツアーを通して体感できることを楽しみにしたいと思います。

<ライブメモ>

・4人がこうしてかっこいい曲を演奏できているのはソングライターの呼人がいるからだ!と和也さんが叫ぶ。まだまだすばらしいのあるよ!とどや顔で紹介する和也さん。本当にすばらしい曲でした。

・男闘呼組メドレー行くぞ!と和也さんが叫んだ時が最も会場のボルテージが上がった瞬間でした。

・summer of loveに入る前に、床を足でドンドンと鳴らして

・夏の裸足のお供に「ヘルシーフィート」by昭次さん

・昭次さんの新CMを健一さんが「縁側で幸せそうに・・・」と評価していました

・健水は健在

・和也さんのキーは高いわ、テンションは高いわで、これからあと29ステージ、、喉がもつか心配になりました。

【セットリスト】

ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
ヨッテタカッテ
Breaking News(新曲)
天照ラス(新曲)
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
LIFE
GO TO HELL
I♡R&R
花火と君
Summer of love(新曲)
-アンコール-
男闘呼組メドレー
TIME ZONE

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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2024/7/6 PEACEFUL PARK 2024 FOR 能登レポ

昨年からスタートしたPEACEFUL PARKですが、7/6と7/7に石川県産業展示館で開催された本公演は、1/1の能登半島地震のチャリティライブとして、たくさんのアーティストが応援に駆けつけてくれました。

日本で数年おきに発生しているこのような大きな自然災害は、私たちの生活に大きなダメージを与え、心に深い傷を残してきましたが、その一方で、人間の、日本人の底力を発揮して、一歩一歩復興に向けて歩んできた歴史でもあります。今年の能登の震災も、力を合わせて乗り越えられると信じています。

直接被害に遭われた方の気持ちを思うと、頑張れ!とか、諦めないで!とか容易く口にすることは憚られますが、出来る限り、被災地の方の気持ちに寄り添い応援していきたいと強く感じました。地道に長く応援し続けることが大切だと感じています。

本公演の模様は、後日配信が決定していますので、内容の詳細は控え目にしますが、会場で各アーティストが演奏した素晴らしい楽曲の数々について、私の感じたことを記載させていただきます。

何年経っても名曲は名曲のまま色褪せず、変わらない歌声を生で聞くことができ、さらにRockonメンバーもコラボで加わった曲もあり、感動的な一夜でした。

7/6は、お昼過ぎから雨予報、蒸し暑さで熱中症になることも心配されましたが、2時間程度雨が降った後は、少し気温も下がり、時折涼やかな風も吹く中、復興レストランやマルシェが開催されている会場周辺は、とても過ごしやすい空間となりました。

オープニングは、MISIAさんとダンサーたち。真っ白い衣装に身を包んだMISIAさんの迫力のボーカルで、一気に非日常の世界を作りだしました。続いてLittle Black DressのRyoちゃん。

3組目にNARITA THOMAS SIMPSONが「冒険者たちのうた」と「花火と君」を披露しました。少しマイクのボリュームバランスが悪かったかもしれないです。

透き通る美しい歌声の持ち主のLeolaさん、パワフルな緑黄色社会の歌が終わった後に、THE MUSIC DAYの中継が入りました。中継の会場にいるのは人生初体験で、CMの間のつなぎなどがとても楽しかったです。MISIAさんとRockonのコラボ曲「傷だらけの王者」では、拳を振り上げるところがあるということで、会場全体で練習をし、CM明けを待つ会場全体でのカウントダウンもとても盛り上がりました。

フミヤさんのリラックスした自由な感じ(俺の立ち位置はどこ?などと確認している姿や、水飲んでくると舞台袖にはけようとしている様子)は、健一さんのそれに通じるところがあるな、と新たな発見がありました(笑)

Rockonの4人の衣装やパフォーマンスのかっこよさは、皆さんテレビでも確認できたかと思いますが、会場での一体感は最高でした。健一さんの美しさ(王子度)がパワーアップしている気がしたのは私だけでしょうか。

その後、フミヤさんとMISIAさんと「夜明けのブレス」でした。この曲は個人的にとても思い入れがあり、ピアノの低音の重厚な雰囲気で始まるイントロで涙がこぼれ、過去の出来事が鮮明に思い出されて涙が止まらなくなりました。フミヤさんの歌声、表現のすばらしさは健在でしたね。テレビ中継がなかったところでは、「TRUE LOVE」「白い雲のように」の2曲を歌いました。フミヤさんもメガヒット曲がたくさんあるなぁと、男闘呼組ファンの世代が青春時代にヒットした曲を感慨深く聞くことができました。

現役ジャニーズグループ「美少年」の若々しい元気なパフォーマンス、ジャニーズ王道のスパンコールのような素材を使ったキラッキラの衣装が眩しく、若いってすばらしい!と感じずにはいられませんでした。

そしていよいよRockon Social Clubのステージ!1曲目は「ポイントちょーだい」。「ザ・ファイター」、「Rolling Thunder Bayby」と続きました。おそらくRockonファン以外は曲を知っている人はあまりいなかったと思いますが、ノリの良い曲ということもあり、ファンを中心に会場で盛り上げることができたと思います。「Rolling Thunder Bayby」では、GLAYのサポートメンバーであるTOSHIさんが加わったツインドラムでの演奏。ツインドラムを聞くのは初めて。物凄い迫力でした。ドラムが複数というのは、素人目から見ても合わせるのが難しいのでは?と感じますが、日本を代表するトップドラマーは、ばっちりカッコよくキメてくれました!

この3曲で終わりかと思いきや、まさかのGLAYとのコラボが・・・。Rolling Thunder Baybyのツインドラムはこのコラボに向けての布石だったんですね。何の曲が来るのかワクワクしながら待っていましたが、TERUさんが、「HIDEKI 、TOSHI、Come on!」と叫んだ後に始まったイントロの超絶カッコよいドラムで、すぐに「誘惑」と分かり変な声で絶叫してしまいました。本当にこの曲はかっこいい。バンド同士のジョイントのため、ステージ上のギタリストとボーカルの人数の多さには笑ってしまいましたが、RockonメンバーとTERUさんのツインボーカルを聞くことは、おそらく最初で最後だろうと思い、この曲でも涙が・・・。和也さんが言う「Rockonからの愛(=能登への愛)」をしかと受け止めました。

TERUさんと和也さん、HISASHIさんと昭次さん、TAKUROさんと健一さん、それぞれがステージで向かい合って、肩を抱き合って、演奏し歌っている姿は、夢のような風景でした。レポを書いている今でも夢見心地です。

呼人さんが、GLAYを紹介しステージに呼ぼうとして「準備はいいですか?」と観客に問いかけを終える前に、TAKUROさんが先陣切ってステージ上に現れ、フライング登場に笑いがこぼれました。また、呼人さんが男闘呼組メンバーを「かつては美少年だった」と形容して紹介したのも、とても面白く、場を盛り上げていました

TERUさんの、今も変わらず高音パートを歌っている姿は、フミヤさんの時と同様に感動以外の何物でもありませんでした。TERUさんから能登の皆さんへのメッセージもとても心打たれました。TERUさんの言うとおり、「音楽」は悔しさや苦しみを少し和らげてくれるものと思います。東日本大震災の時もそうでした。生活するために直接的に不要なものかもしれません。コロナ禍では「不要不急のもの」と扱われたりもしました。しかし、長い目で見た時に、「音楽」は心に潤いを与えてくれるものとして、人間が生きていくうえで不可欠なものと思っています。普段の生活の中で耐えている苦しさや悲しさや・刹那さを音楽を聴くことで感情の発露につながり、様々な気持ちを解放してくれます。

会場からの声援が能登の空に届いていますように。。。

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NARITA THOMAS SIMPSON 冒険者たちのうたbillboardLIVEレポ

5/12(日)billboardLIVE東京で始まったbillboardシリーズは、全14公演というbillboardLIVEで実施するライブとしては類を見ないステージ数でした。通常のホールライブと比較して公演時間は短いものの、短期間で14公演こなすのは喉の状態を維持することなど大変なことが多々あったと想像されます。

ステージ上では時折「はちみつ」のような物を口に含む昭次さんの姿が目撃されました。頻繁にライブを開催してくれるのはとても嬉しいのですが、反面、喉を酷使しているのではないかと心配にもなります。

最終日に呼人さんが、「この男、やりきました!」と表現していたことからも、14公演というのはとても厳しかったのではないかと想像されます。

そんな心配をよそに、ライブはとても素晴らしいものになりました、

Rockonの新曲「ポイントちょうだい」の初披露。素晴らしいゲストの登場。そして何よりもbillboardLIVE規模の会場ならではの一体感。

ホールツアーでは体感できない感動がありました。

billboardのステージはとても小さいため、曲間の会場がシーンとしている時に、うっかり下がりすぎてギターをアンプにぶつけて「ゴン」と音をさせてしまったり、マイクに身体をぶつけてしまったり、慣れるまでは少しやりにくそうでしたが、そんな一挙手一投足もしっかり確認できるほどの距離感はbillboardだからこそ。

最前列の席に座ることができたステージでは、ジャケットを脱ぐタイミングを忘れてしまい、青山さんに「(ジャケットを)ここで脱ぐんだっけ?」とひそひそ話をしている声まで聞こえました(笑)

豪華ゲスト登場となった回は6回。野村義男さん、GLAYのTAKUROさん、MISIAさん。ギターを弾かれるお二人とのギターセッションは、とても盛り上がりました。なによりも、昭次さんがとても楽しそうで嬉しそうで、その姿を見ているだけで幸せな気持ちになりました。

昭次さんが「よっちゃんと、また会うことができると思っていなかった」と言っている時は、遠目からではっきりとは分かりませんでしたが、少し涙ぐんでいるように思いました。よっちゃんとの出会いがなかったら、こんなにギターを好きになることもなかったと昭次さんが話すように、とても素敵な師弟関係なのだと思いましたし、再会できて、またステージでギターを弾いている姿を見てもらうことができて(&一緒にギターの演奏できて)本当によかったです。

よっちゃんといえば、あまりのトークの面白さに大爆笑でした。呼人さんが昭次さんによっちゃんのトークの上手さについて触れていましたが、よっちゃん自身も「ギターだけじゃなくてトークも教えておくんだった」と昭次さんにツッコミいれていました。2日目は、ステージに登場する際にお盆とメニューをもって、billboardの店員さんに扮したかったようなのですが、そのアイディアを思いついたのが出番直前で、ウエイターの制服を着られなかったとのこと。せめてエプロンだけでもと思ったそうですが、エプロンは実際に使っているものなので汚れているため断念。お盆とメニューのみでも十分に楽しませてくださいました。

2日目は本当は出演予定はなかったところ、1日目にうっかり会場にギターを忘れて帰ったしまい翌日取りに来たところをせっかくだから出演してと言われて急遽出演することになったんだとか。どこまで本当なのかは全く分かりませんが(笑)

1日目はリハから2ndステージまでの空き時には六本木散策をしていたそうですが、2日目は忘れものをしたので自宅にいったん帰ったそうです。その忘れ物と言うのが、自宅で飼っている「ハフハフ」と「ホフホフ」というメダカへの餌やり。本当にどこまでも笑わせてくれました。

GLAYのTAKUROさんは、佇まい、ギターのプレイスタイルが、とにかくかっこいい。登場した瞬間からキラキラ感が半端ではありませんでした。2ndステージでは少し早いお誕生日のお祝いをしたのですが、「俺の喜びを全世界へ発信してほしい」というTAKUROさんの言葉があって、ステージ上いるTAKUROさんたちの撮影が許可されました。(その中から1枚の写真を本記事に掲載しています)

MISIAさんは、小柄な身体を全く感じさせないくらいパワフルに歌われて、「ポイントちょうだい」が完全に別物の曲に聞こえてしまったくらい素晴らしい歌唱力を披露してくださいました。久しぶりに聞くことができた「傷だらけの王者」もよかったです。

ビルボードやらかしが数回ありましたが、大概は見事なリカバリーで曲を歌い切っていたのですが、配信があった最終ステージの「クライシス」では演奏を止めてしまいまいしたね。配信でその際の表情がクローズアップされ、またファンの心を虜にしてしまいました。演奏停止の際のドラムとキーボードの演出も見事でした。とっさにアドリブを効かせて演奏できるお二人はプロ中のプロですね。思い起こせば、以前のbillboard横浜でも天国の週末で歌詞が飛んで歌いなおす場面がありました。このようなハプニングもライブならではで、そこに居合わせた者としてはお得な感じがして嬉しくなります。以前のハプニングの際も、呼人さんが「時を戻そう」という魔法の言葉を使っていました。

余談ですが、昭次さんは最後までステージに登場する際の自分の立ち位置が把握できておらず、ギターの場所を通り過ぎて戻るという動作がなくなりませんでした(笑)

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2024/3/11 NARITA THOMAS SIMPSON TOUR2024 名古屋レポ

東日本大震災から13年目のこの日。昭次さんの地元名古屋で、とても幸せなライブに参加できた奇跡に感謝しかありません。

天変地異の災害ももちろんですが、13年という時間の中で、語り尽くせない多く程の出来事があったと思います。毎年この時期になると、あの日、一瞬にして奪われた多くの命を思い、自分が健康で毎日を過ごせていることへの有難みを感じて厳粛な気持ちになります。

呼人さんもライブ終盤にお話をされていましたが、音楽を通じて同じ時間を共有できることに感謝し、あの日亡くなられた方へ祈りを捧げる時間となったと思います。

さて、名古屋でのライブは、昭次さんの地元ということで、とても弾けていました。呼人さんが、「水を得た魚」ならぬ「名古屋を得た昭次」と形容していたように、終始生き生きとした表情で楽しげに演奏をしていました。

ステージ上での昭次さんの表情は七変化するという言葉がぴったり。

かっこよくギターを弾いたと思えば、小悪魔的な笑みを浮かべて、呼人さんにもたれかかったり、BPMでかわいらしく踊ったり。悪い顔をして私たちの方に視線を向け一瞬にして心を持って行ったり。。「いっぽんみち」の前の呼人さんの想い出話に涙ぐんでいるように見えました。

昭次さんの新曲の紹介をする際の曲作りの話。ボイスレコーダーのアプリ?で行った録音は、あとからつなぎ合わせることができるのに、その機能を知らずに、間違えると最初に戻って録り直しをしたため、あとちょっと!というところで間違えて、また最初からの録音となり、曲は完成しているのに録音が難航したみたです。時代は変わったと昭次さんは言っていますが、「携帯のボタンがなくなった」のは相当前からだったと思います(笑)

MCの時間は、いつも呼人さんに救いを求める昭次さん。隣に呼人さんが居てくれると安心してつい頼りたくなるのだろうと思いますが、そこは呼人さんが厳しめに対応、、でもないですね(笑)。だいたい昭次さんが呼人さんに話を振ると「なんで、すぐに・・・」と言いながら、しっかりMCをつないで、良き参謀ぶりを発揮してくれています。

そんな呼人さんからアンコールの「いっぽんみち」の紹介の時に、まだ昭次さんと出会ったばかりの頃のことが語られました。昭次さんが、この曲は音楽から離れていた時にあったこと、その時の気持ちが1番表現できている曲と紹介すると、呼人さんが、昭次さんと出会った頃、「いつ名古屋に戻ろうか」と言っていた、それが2022年の成田商事の豊洲PITで「また音楽をやって生きていく」というような決意を語ってくれて嬉しかった。名古屋での日々も東京での日々も、同じ一本の道なのだと思うと話をしてくれました。

2022年の成田商事(豊洲PIT)のラストのMCで昭次さんが号泣したシーンを思い出して、改めて歌詞の一言ひとことを嚙みしめて「いっぽんみち」を聞き入りました。

(2022/11/17の豊洲レポを抜粋で貼っておきます。。)

また名古屋に戻ってくると昭次さんがおっしゃっていました。名古屋でのナリトマライブを楽しみにしています。

<ライブメモ>

・ライブ前の気合入れで昭次さんは「味噌煮込み!」と叫んだ。呼人さんに促されてステージ上で、名古屋弁でやってほしいと言われて選んだ言葉が「ひつまぶし!」(笑)なぜか名古屋名物になってしまう。

・呼人さんは、昭次さん・RYOちゃんが参加した新年会には参加していない。。けど、うまく話を合わせて話をつないでくれた。

・味噌カツは味が濃くて喉が渇く by岡くん

・名古屋にいると心が落ち着く。みんなの愛を感じる。by昭次さん

・2024年のCM王どうですか(矢場とん?) by呼人さん

・NTSの前身の「成田商事」は有限会社だったと言っていましたが、2006年の会社法改正で有限会社は新たに設立できなくなっています~(とか無粋なことを言ってはいけないですね・・・(笑))

・BPMの「M」のポーズは、あえてカマキリポーズを入れているはず。みんなを混乱させて喜んでいるように見えたな。

・「GO TO HELL」の前奏では、足を大きく開いて、首を激しく振りながらギターをかき鳴らすかっこよいプレイを披露☆

・「Rolling Thunder Baby」気持ちが前に行き過ぎたのか歌と演奏がずれてしまい、事故が起きかけて焦った・・・

・「冒険者たちのうた」では、ギターを弾きながら腕ぶんぶん回しからのスピーカに片足上げての壁ドン(スピーカードン?)

・ライブが4本目だから、4回ジャンプ!と呼人さんに言われて「?」となっていた「I♡R&R」。ちゃんと4回ジャンプできていました。

・アンコールでは、グッズのカーディガンを着て恒例のハリーポッター呪文タイム。青山さんが「ナリータッター」と言っていたのが面白すぎた。

・「いっぽんみち」は、漢字にすると演歌っぽくなると思ってひらがなにした

セットリスト
1.花火と君
2.Hello! Hello!
3.ボストンバッグ
4.That’s it
5.クライシス
6.君が欲しい
7.名もない愛の物語
8.思い出になる日まで
9.B・P・M!
10.70~100まで喜んでメドレー(ultra soul、LOVEマシーン、勝手にシンドバット、Rolling in the dark)
11.GO TO HELL
12.Rolling Thunder Baby
13.LIFE
14.何処にも行かないから
15.I♡R&R
アンコール
16.冒険者たちのうた
17.いっぽんみち
18.花火と君(再)

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2024/3/5-3/6 NARITA THOMAS SIMPSON TOUR2024 大阪レポ

NARITA THOMAS SIMPSON(以下NTS)が東京以外でライブを初めて開催した大阪ライブ。男闘呼組再始動ライブの合間を縫って2022年に成田商事での全国ツアーを開催してから、1年と3か月ぶりの全国ツアーが本格的に始まりました。

主要メンバーは成田商事と変わらないNTSですが、4/10に発売になるアルバムの全曲を含むセットリストで成田商事とは一味違うライブとなっています。

※昭次さん作詞作曲の新曲については、羽田レポに記載していますのでそちらをご覧ください。

ド緊張だった羽田と比べ、大阪ではとてものびのびしたパフォーマンスに見えました。MCの時間が羽田の時よりもだいぶ長くなった結果、全体として20分程度公演時間も長くなりました。

呼人さんもおっしゃていましたが、昭次さんのMCがとてもスムーズで、ちょっとたくさんしゃべりすぎてしまうこともありますが、ファンとしてはそれもとても嬉しいこと。ライブを盛り上げよう、私たちを楽しませようという気持ちがとてもよく伝わりました。

新曲については、12月に呼人さんから昭次さんへオーダーが入り、締め切り日の確認は12/31の紅白歌合戦の楽屋だったそうです。昭次さんは15年ぶりの曲を作るということで、昔どのように作っていたかな?という思い出す作業の中、1/1に近所の神社に願掛けのお参りをしたとのこと。その甲斐もあってか、素晴らしい曲が完成したと思います。

1月3日には、1曲目、その数日後に他2曲も呼人さんのところにデモが送られてきたようなので、久しぶりの曲作りは非常にハイペースで行われたことが分かり、昭次さんの今後の創作活動にも大きな期待ができそうです。

アルバムの曲は全て今年に入ってから作られたようで、呼人さんが「いつもギリギリになる」と苦笑していました。青山さんも1日に全曲レコーディングという離れ業をこなしていたようでした。

アルバムの発売前にツアーが組まれたため、呼人さんの発案?で曲の前に前説が入る「セミナー形式」(これは昭次さんが名づけ親?)となっていて、それぞれの曲を歌う前に、曲に込めた想いや曲の背景などを説明してくれました。

1曲目の「花火と君」は、3/6の0時から配信がスタートしましたので、皆さんお聞きになったかと思いますが、不安定な世界情勢の中で、大切な人に対する未来への想いを一瞬の煌めきを放つ花火とのコントラストで綴った儚さを感じる曲です。呼人さんのおっしゃるとおり、長く愛される曲になると良いですね。

昭次さん作詞作曲の新曲については、羽田レポに記載していますのでそちらも併せてご覧ください。

呼人さん作詞作曲の「君が欲しい」は、英語で言うと「I want you」(笑) 昭次さんに君が欲しいと言わせたかったという呼人さん。流れていく時間に人間は決して抗えない、同じ時間を共有する大切な人たちのことを歌っている曲。ちょっぴりゆずテイストの曲でした。

2日目、途中で歌詞が飛んでしまい数小節、歌がなくなってしまったのですが(呼人さんがコーラスで入るところから無事に復活)、そのリカバリーとして、曲が終わった後に、突如歌えなかった箇所をアコギ一本で歌い始めました。青山さんは満面の笑みでその状況を見守っていましたが、呼人さんは、淡々とコーラスのパートを合わせて歌ってくれました。きっと、ライブに来てくれた観客の皆さんに1曲1曲しっかり届けたかったのだろうなと想像して聞き入っていました。なかなか見られない貴重なワンシーンでした。

「想い出になる日まで」はずっと片思いだった人が恋人と別れた後に、自分のものになってほしいと告げる曲。呼人さんは恥ずかしい曲を昭次さんに歌わせようと思ったそう。クラプトンの「いとしのレイラ」から着想を得た曲。大人っぽさを出したかった曲。

Ryoちゃんの作った曲「BPM」はテンポを表す記号でもあるのですが、それをB=beautiful P=peace M=make itという意味を乗せているそうです。このBPMの間奏でちょっとした振り付けがあるのですが、羽田では何がなんだかわからず、とりあえず、最後のポーズはカマキリにしか見えないという状況から、大阪では、両手を両肩の上にのせてBを表現(Bを横にしたイメージですね)、Pはグリコのポーズ(平和を意味しているそうです)、Mは両手を頭の上に乗せるおサルさんのポーズ(ちょっと違うか)に変更。意外と早い動きになるため、1日目、昭次さんはBとMが混ざって大混乱に陥っている姿に会場は笑顔に包まれました。2日目は、なかなか良い感じで振り付けをこなしていたのですが、B!P!M!の「M」の表情が、そのまま「明星」の表紙を飾れる程のアイドル然とした「キメ顔」でびっくりしました。首を傾げ、少し大きめに口を開けて、笑顔の表情を客席に向けて何度も「M」のポーズをとっている姿にみんな大喜びだったと思います。少し前の昭次さんなら恥ずかしくて出来なかったのではないかと思うと、ステージ上でも自然体でいられるようになってきたことをとても嬉しく感じました。

前半と後半の合間に披露された「70~100喜んでメドレー」

昭次さんが、男闘呼組LAST LIVEの会場でよく言っていた言葉ですが、この70から100までを1970年代~2000年代と捉えて、70年代「勝手にシンドバット」80年代「Rolling in the dark」90年代「LOVEマシーン」2000年代「ultra soul」と曲をはめこんだのはとても面白かったなと思いました。

後半はロックオンのカバーで、とても盛り上がりました。

Rolling Thunder Babyでは、昭次さんがしも手に移動してギターをかっこよく弾く姿に目が釘付けとなりました。ギターソロを最後まで弾き切ると歌が始まる前にマイクの前に戻ってこられずに、サビのメロディパートが不在の状態になってしまいますが、もはやそれがデフォルトになりつつあります。

LIFEの前奏では、和也さんがよくやるように昭次さんが天に向かって指をさしていました。最初の歌い出しの部分も、歌い方を少し和也さんに寄せているのか、いつもの昭次さんの歌い方と少し異なる感じがありました。

呼人さんと昭次さんは、ライブの合間にMISIAさんのライブに行き、MISIAさんがよくやる「愛してるよ~」からのエアハグからの膝をついての挨拶(バレリーナがよくやるなポージングに近い感じのイメージ。かえって意味が分からなくなったかも)を真似したいということで、昭次さん、呼人さん、青山さんが並んでMISIA風挨拶をしていました。ちょっとぎこちない感じで、昭次さんと青山さんは腕を広げた瞬間にぶつかってしまったりもしましたが、みんなかわいらしかったです。

2日目の3/6はNTSのデビューを記念して、ラストにもう一度「花火と君」を歌ってくれました。

昭次さんの歌声も絶好調。大いに盛り上がり、最高に楽しいライブとなりました。

<ライブメモ>

・昭次さんの初めての「オーライ!」は、超かっこよい

・3/6はナリトマデビュー日。(昭次さん、呼人さん、青山さんが、それぞれ何回デビューしたか紹介されました。みんな多い!)※ちなみに3/6はキーボーディストのサムさんの日でもあります(さんとろくでさむ)

・クライシスは15年分の想いがこもった曲

・「思い出になる日まで」は「思ひ出になる日まで」ではありません。

・移動日も大切な仕事

・15年前はラジカセで音入れをして曲を作っていたけれど、昭和から令和になってデータで送るようになった

・スーツでのGO TO HELLのドラムを叩くのもだいぶ慣れてきた青山さん

・MISIAさんはMCが上手。メンバーで話が一番上手なのは青山さんであることに、50代の呼人さん、昭次さんはしょんぼりだそう

・昭次さんは、サポートギタリストの岡くんのことを、「スノーマン、ストーンズから来てくれた」と紹介していました

・グッズのカーディガンをみんなで着たアンコールでは、ハリーポッター感が満載ということで、青山さんのドラムのスティックを「魔法の杖」になぞらえて、みんなで呪文を唱えるTIME。昭次さんは何を唱えるかと思ったら「通天閣!」(笑)

・KUREさんからのプレゼントが入った5-56の文字が入った赤のバック。大阪名物の「551HORAI」と間違いないように

・オキーフpresentsと言おうとして、オキーフpresentって言っちゃった。でも、確かにオキーフをプレゼントしてもらいました

・青山さんのグッズ紹介コーナーは、今日もウキウキで♪

セットリスト
1.花火と君
2.フィフティーズ☆ブギウギ
3.ボストンバッグ
4.That’s it
5.クライシス
6.君が欲しい
7.名もない愛の物語
8.思い出になる日まで
9.B・P・M!
10.70~100まで喜んでメドレー(ultra soul、LOVEマシーン、勝手にシンドバット、Rolling in the dark)
11.GO TO HELL
12.Rolling Thunder Baby
13.LIFE
14.何処にも行かないから
15.I♡R&R
アンコール
16.冒険者たちのうた
17.Hello! Hello!
18.いっぽんみち

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2024/3/1 NARITA THOMAS SIMPSON TOUR2024 羽田 レポ

新しいアルバムを引っ提げて!のライブかと思いきや、New アルバムの発売は4/10という発表に意表を突かれましたが、ライブで新曲を聴けることのワクワクは高まるばかりで迎えたライブ当日は、あいにくの小雨模様でしたが、アルバム「ボストンバッグ」以来の新曲の初公開日。しかも、昭次さんが久しぶりに作詞作曲をした曲が3曲あるという事前情報から否が応でも期待値MAXであった私たちに、心に残る昭次さんらしい繊細なメロディと詩を届けてくれました。

羽田のレポは、この3曲の感想について書きたいと思います。

◆クライシス

昭次さんは「暗い」クライシス、、と言っていましたが、3曲の中で唯一のマイナーコードナンバー。

暗いと言えば暗いかもしれませんが、それよりも間奏のオルガンの音色やギターのリフが素敵な印象でした。サビのメロディは、昭次さんの声質の良さが際立っており、アンニュイな空気感たっぷりに歌い上げてくれるところは、やはり自身の曲は感情を乗せて歌いやすいのだろうなと思います。主観ではありますが、とても人気が出そうな曲に感じました。

◆名もない愛の物語

壮大な愛の歌。その規模銀河レベル。

昭次さんのソロ時代の名曲「Nothing for change my mind」に雰囲気が近いなと思いました。「Nothing for~」は、身近にいる大切な人に対する気持ちを日常生活のワンシーンで表現していましたが、新曲は世界が滅んだり100万回生きたり、というスケールの大きさに優しく力強いメロディが重なって、大切な人に対する想いの強さがより深く感じられる楽曲だと感じました。

昭次さんが作る曲は基本的に自分の経験がベースにあると思っていますが、昔と変わらず愛に生きる人なのだなと再認識しました。

何歳になってもピュアな曲が生まれるのは、昭次さんが若いころから変わらず真っ直ぐに人を見つめているからなのかもしれません。

◆いっぽんみち

思い出しくないような過去の裏切りや過ちは、決して消えるものではないけれど、それでも小さな幸せを積み重ねて、前に進み続け生きていくだけなんだ、と歌っているように聞こえました。とても前向きな曲です。

どんなに後悔しても取り返しつかないことはたくさんあり、それを忘れることも消すこともできないけれど、一本道を進み続けていくのだという覚悟を感じます。様々な葛藤を乗り越えて至った境地がこの曲に現れている気がしました。

一本道の先で、またステージに立って歌を歌っている昭次さん。ここは通過点。これから、この一本道はどこに続いて行くのか。みんなで見守って行きたいです。



とても簡単な感想を書きましたが、これからライブで新曲を聴く方、CDの発売日まで首を長くして待っている方に言えることは、昭次さんらしいメロディラインは健在で、期待以上の素晴らしい曲を聴ける日が目の前に迫ってきているので、あと少しだけ楽しみに待っていてください、ということです。「名もない愛の物語」のサビのメロディを聴いた時、なぜか自然と涙が出てきました・・・。

今回の新曲はお正月三が日に完成したそうで、最初に昭次さんから呼人さんへ送られた曲が「名もない愛の物語」だったそうです。昭次さん曰く、1日1曲作ったみたいなことを言っていましたが、もしそうであるならば、これからもたくさんの曲を聴けそうで嬉しくなりました。

3月はNTSの全国ツアーはもちろんんこと、男闘呼組「LAST FOREVER」 Blu-ray&DVD発売記念の特別上映会への舞台挨拶、握手会もあり、とても忙しい毎日になりそうですが、全てのライブ&イベントが無事に開催されますように願っています。

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2023/12/17 Rockon Social Club 2023 仙台サンプラザレポ

ライブ日の日曜は、天気が悪く気温が低くなるとの天気予報。その予報通り、朝から少しずつ気温が下がりみぞれが雪に変わりました。ライブが終わるころには、植栽に雪が積もって冬の景色に様変わりし、道路にも、みぞれ状の雪がほんのり積もり始めていました。

そんな外の様子とは相反するように会場の熱気は最高潮だったので、外に出て景色を見た時は少し驚きました。

すでに報道されているとおり、仙台ライブが行われた週末はMISIAさんのライブも仙台で行われており、土曜日は昭次さんと和也さん、日曜日は健一さんと昭次さんが飛び入り出演し「傷だらけの王者」を演奏したそうです。日曜日は、なんとRockonのライブが始まる数分前にサンプラザに戻ってくるという綱渡りのスケジュールだったようです。耕陽さんが、戻ってくるまでドキドキしたと言ってました。とても大きな会場で健一さんが興奮されている感じが話からよく伝わってきました

昭次さんが曰く、ドライバーの方が優秀で道交法を守りながら安全を確保しつつ素晴らしい運転をしてくれたそうです(笑)

男闘呼組のLAST LIVEで必ずまた帰ってくると言っていた約束をその年のうちに果たしてくれました。和也さんも約束を果たしたと嬉しそうに言っていました。また、サンプラザホールが形が丸くてよい、近くてよいと言ってくれていました。

また、「50代を迎えてから人生が楽しくなってきたのは、ファンのみんなの前に帰ってこれたから。若いころとは違ったこの年齢での貴重な体験を毎日楽しんでいます。ありがとう。」と和也さんが優しく会場の皆さんに語り掛けてくれました。メンバーからのこのような言葉一つひとつが私たちファンにとっては本当に嬉しいものです。

「ザ・ファイター」でのサビで昭次さんが4小節程度歌詞がとんでしまった後に、いつものようにちらっと和也さんを見てましたが、和也さんは楽しそうに笑っていました。

仙台は、特に健一さんと和也さんが楽しんでいるように感じました。和也さんは声が絶好調だったようで、更にのびやかで艶っぽい美声でたくさんの曲を聴かせてくれました。

和也さんのSweet Devil Womanは1本のマイクで和也さんと健一さんが歌う場面があったり、ギターを演奏するときのパフォーマンスとして健一さんは大きく腕を回しながらのプレイしますが、健一さんと向かい合っていた昭次さんが嬉しそうに真似して腕を回して演奏したり、見てる側が笑顔にしかならないような姿が満載でした。

福岡では入りが合わなかった「目で見ちゃだめさ」は、和也さんの前ふりが復活していて、少し時間的な余裕があったからか昭次さんもスムーズに入ることがきました

「ねぇ、そろそろ」で、昭次さんが「ほんとごめんなさい」と本当にすまなさそうな表情で台詞をいうと、耕陽さんがめちゃくちゃ嬉しそうな表情で昭次さんを見つめてました。和也さんは次の歌詞を歌うときに、笑いをこらえられない状態に。歌えていましたが明らかに笑いがこみあげてきているのが分かりました。

「何処にもいかないから」の歌の前には恒例となったKUREさんからのプレゼントを昭次さんが紹介するのですが、嬉しそうに「この袋の中実は・・」と言いながら商品を取り出そうとしたら、和也さんが「みんな持っているから知ってると思うよ」とツッコミが(笑)さらに「耕陽さんが「この曲は成田昭次のためにあるようなもの」と言うと、耕陽さんが「どこにも行っちゃだめですよ」と。昭次さんは「どこかに行ったわけでなくて名古屋にいたんだけどな・・・」みたいな反応で、ちょっとコントちっくになっていました。

「I♡R&R」では仙台でも青山さんがモニターを意識した表情で楽しませてくれました。この曲は毎回その地名で歌詞を変えてきます。仙台は「I♡仙台!」と歌うのですが、ライブ終盤の曲と言うこともあって、テンションが最高潮になる瞬間です。

ステージ後方にあるモニターは福岡では東京と同様に、映し出される位置が変わらなかったと記憶していますが、仙台では曲によって大きなモニター小さなモニターそれぞれに映し出されるメンバーが入れ替わっていて、とてもよかったと思います。

実は、福岡から仙台へ移動する際、プロデューサーの呼人さんと同便でした。私が機内に入った時もトイレで近くを通り過ぎた時も、真剣に仕事をされていました。ライブの振り返りをしながら、演出も細かく変更しているんだろうなぁと想像され、私たちを楽しませてるために、様々な工夫をされているのでしょう。

いよいよ今年のライブも大阪を残すのみとなりました。最後まで元気に駆け抜けてほしいです。

セットリスト

LIFE
ザ・ファイター
ゲームチェンジャー
Foxy Lady
Party
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
神宮前ボーイズ
足長くないおじさん
ねぇ、そろそろ
何処にも行かないから
ヨッテタカッテ
目で見ちゃだめさ
GO TO HELL
I♡R&R
-アンコール-
ドント・ウォーリー
ただいま
自分勝手
Back in the city
Rolling Thunder Baby

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2023/12/15 Rockon Social Club 2023 サンパレス福岡レポ

ロックオンの全国ツアー地方公演の初日は福岡でした!

季節外れの暖かさ(暑さ)となった金曜日は時折り雨模様となりましたが、そのような不安定なお天気など気にならないほど盛り上がったライブとなりました。

中規模クラスの会場は東京の大きな会場とは異なり距離感が近いことが魅力の一つ。

観客の熱さも非常に大きかったのですが、何よりメンバーが伸び伸びと演奏をして観客との掛け合いを楽しんでいることが嬉しくて終始笑顔で過ごす時間となりました。後方の席で視線が届いていなかったとしても、その幸せな空気感は会場全体に行き届いていたと思います。それくらいのパワーがステージ上から放出されていたと思います。

昭次さんのステップを踏みながらの「ザ・ファイター」の演奏では、最後の1音での音とステップが完全に合っていて音のとり方の完璧さに圧倒されました。

昔を彷彿(ほうふつ)とするような笑顔と不良っぽい悪顔を行ったり来たりしながらメインギターを弾いている姿がモニターに映し出されて大喜びだったファンもたくさんいらっしゃったと思います。

健一さんは、「ゲームチェンジャー」の演奏前に呼人さんから「ロックオンのプリンス」と紹介されてギターソロを披露するシーンがあるのですが、天井に顔を向けて演奏するその横顔は、照明効果も相まって、芸術的に美しかったです。

福岡での健一さんのヘアスタイルは、髪の毛の一部をポニーテール風にしていて、私からはラストサムライの役者のようにかっこよく見えました。この日のヘアスタイルは初お目見えだったかと思います。

健一さんはよくギターかきならしながら、他のメンバーのところに近づいて行く事がありますが、なかなかの猛突進でセンターで歌っている和也さんに近づいていったあと、今度は呼人さんのところに突進していったのですが、不意を突かれた呼人さんはちょっとのけぞってびっくりしていました(笑)一方で和也さんはどこ吹く風。きっと男闘呼組のライブでそのようなことはよくあったと思うので、慣れているんでしょうね(笑) 突進ぶりを見ている方としては、わー!行った!行った!と盛り上がっちゃいます。

花道があるサンパレス福岡では、昭次さんと健一さんが同時に左右の花道で演奏することが多かったのですが、健一さんは盛り上がりすぎてマイクの前まで戻ってくるのが間に合わず、代わりに和也さんがフォローして歌っていた瞬間がありました。

健一さんは1本のマイクで和也さんと昭次さんと一緒に歌うことがとても多いですが、相変わらずの顔が最接近状態で熱唱している姿に胸が熱くなります。

今回は昭次さんもマイクを転々としながら1本のマイクで健一さん、呼人さんと歌っていましたが、マイクの前で回り込んで歌ったため、後頭部しか見えなかったです(笑)

ステージの中央で、膝をついてギターをかき鳴らす健一さんに続いて、昭次さんも勢いよく膝をついて向かい合わせでギタープレイをしている姿に会場が大盛り上がりとなる場面もありました。

「目で見ちゃでめさ」のイントロは昭次さんがうまく演奏を合わせることができずにやり直すという珍事も。

「ねぇ、そろそろ」はハーモニーが聞かせどころですが、和也さんが歌うラストの歌詞「ぐずぐずしていたら~」では、和也さんの方に完全に体を向けて、乙女のように手を前に組んで首を傾げながら身体を左右に揺らしていて、、、完全に女子化してたところが一番の見どころでした(笑) そしてなぜか、この歌では歌いながら一定の間隔で右横(和也さん側)を見るのはなぜなんだろう・・・という疑問がふつふつと湧いてきました。

健一さんがアンコールで受注生産のピアスの宣伝をしていましたが、夏ころから試作品を付けていたようなことおっしゃっていました。値段が39万円ところ今日は特別に3万9000円!と(笑)※それは嘘です。昭次さんに至っては、定価3万5000円のところ、特別に3万57XX円。と定価より高い値段を言っちゃってました(笑)※これも嘘です

最後に耕陽さんが、昭ちゃん、健ちゃんとお揃いのピアスが欲しい人は是非購入くださいとPR。呼人さんにうまいね!と褒められていました。今度ジャパネット耕陽みたいな番組をもってみようかという冗談も飛び交っていました。

つらつらと書いてしまいましたが、総じて本当にライブを楽しんでいる空気が会場にあふれていました。昭次さんはずーっと何かしら踊っていた印象があります。きっとそれくらい楽しかったのだと思います。

ロックオンでまた福岡に来てほしいです。

セットリスト

LIFE
ザ・ファイター
ゲームチェンジャー
Foxy Lady
Party
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
神宮前ボーイズ
足長くないおじさん
ねぇ、そろそろ
何処にも行かないから
ヨッテタカッテ
目で見ちゃだめさ
GO TO HELL
I♡R&R
-アンコール-
ドント・ウォーリー
ただいま
自分勝手
Back in the city
Rolling Thunder Baby

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2023/12/12 Rockon Social Club 2023 東京ガーデン

久しぶりのロックオンのライブ。

この4人に会いたかった。。。とステージ上に4人が現れた時にしみじみ思いました。

美しいライトに照らされて1曲目のLIFEが始まりました。和也さん、健一さんとスイッチしていくAメロでは会場の盛り上がりを見つめながら、笑顔を見せている健一さんが印象的でした。

健一さんに限らず、4人がとても楽しそうに音楽をしている姿に、こちらも幸せな気持ちになることができました。

中でも昭次さんは、NARITA THOMAS SIMPSONでは見せないようなリラックスした演奏を披露してくれ、笑顔爆発で本当に本当に楽しそうでした。

今回のライブのハイライトは「ドント・ウォーリー」をロックオンメンバー6人が一列になってダンスをしたことでしょう。ちょっぴり恥ずかしそうに、でもとても楽しそうで、私たちを楽しませてくれました。GO TO HEAVEN!でした

この前に2曲ソロで踊りまくった和也さんはさすがに大変そうでしたが、一番キレのあるダンスを披露していました。

昭次さんは和也さんの隣で、一番生き生きと楽しそうにノリノリなダンス

耕陽さんのレクチャーで、振りの一部は会場のみんなで合わせて踊ることもできました。

「ドント・ウォーリー」の歌の前には、パラオに行って嵐に遭遇するシーンをモニターで映し出される景色と彼らの台詞が会場に流れるのですが、声だけの演技も聞きごたえがあります

その後「ただいま」をアカペラで。全員のハーモニーで始まるイントロ部分で一気に会場があたたかくなりました。

バラード曲が終わった後は「GO TO HELL」の激しくかっこよい演奏を堪能できました。ギターの速弾きは大変そうですけど、きまるとかっこいいですね!

今回のステージは両サイドのモニター以外に、ステージ後ろに大きさがまちまちなモニターが設置されており、ある時はプロジェクションマッピング、ある時は風景、ある時はメンバーの映像と切り替わっていきます。そのため、表情までよく見られる瞬間があるのでとてもよかったです。

I♡R&Rでは、イントロのギター演奏で、昭次さんが片足を上げたままで片足ケンケンで自分のマイクのところまで移動してました。なかなかの筋トレ状態のはずだったのですが、笑顔で楽しそうにギターを弾いていました。

この曲では、青山さんが自分がモニターに映っていることに気づいて満面の笑みになったのですが、ちょうどドラムにキメが入る瞬間に、ぺこちゃん風に舌をペロっと出した瞬間を目撃できて個人的に嬉しかったです。

タオル投げを先導していた耕陽さんは、高くタオルを上げる瞬間タオルを取り損なっていました。スタッフが落としたタオルを取りにきてくれるのですが、1度や2度ではなかった・・・(笑)

ほぼトークなしで2時間20曲。彼らのパフォーマンスを満喫できる時間となりました。これから参加予定の方は期待しててくださいね~

※呉工業さんのお取り計らいにより、すてきなお土産を頂くことができました。いつもありがとうございます!


(ライブメモ)

・今回は耕陽さんのヘアスタイルに注目。ヘアバンドにチリチリヘア?健一さんに「耕陽、頭爆発してない?」と突っ込まれていましたが、このヘアスタイルがツアーが終わるまで継続するのか見ものです

・ギリギリまで舞台が入っていた和也さんは準備が万全ではなかったようで、珍しく譜面を置いていました。譜面を見ながら歌うことに慣れていないせいか、とても大変そうでしたが、きっとライブ後半までには準備が整うのではないかと思います

・Te querra muchoの2番で、和也さんはステージ向かって左サイドに走っていて膝スライディングしてかっこよくきめてくれましたが、膝と衣装は大丈夫か心配になりました。。摩擦がね。。

・昭次さんは歌うパートがそこまで多くないはずなのですが、サビのコーラスに入る際、何度も和也さんの方を見て間違っていないか確認している姿が微笑ましたかったです。

・オキーフのCMの再現をさせるために下りてきてくれた耕陽さん、GOOD JOBでした。何度でもみんなが見たいあのシーン。

セットリスト

LIFE
ザ・ファイター
ゲームチェンジャー
Foxy Lady
Party
恋人がサンタクロース
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
ドント・ウォーリー
ただいま
神宮前ボーイズ
足長くないおじさん
ねぇ、そろそろ
ヨッテタカッテ
GO TO HELL
I♡R&R
-アンコール-
何処にもいかないから
自分勝手
Back in the city
Rolling Thunder Baby

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