2024/7/23-24 RSC「RELOADED TOUR 2024」東京レポ

国際展示場駅を降りて改札を出た時、またここに来られたということに感慨深くなりました。東京ガーデンシアターでのライブはもうこれが最後かもしれないという思いを去年のTHE LAST LIVEから抱き続けており、ライブ開催の発表があれば、驚きとともに少しの心配がよぎっていたからです。男闘呼組ファンにとって、2022年男闘呼組が再始動したこの舞台は特別なもので、あの日の感動が甦ってくる場所。一方で、通常のツアーでの会場として相応しいのか、それは私たちファンがこの会場に足を運ぶかどうかにかかっているところもでもあります。

結果として、今回も彼らは素晴らしいステージを見せてくれました。会場の席配置は、少し集客に苦労した感が伝わりましたが、十分にファンで埋め尽くされた会場で演奏できることは、彼らもとても嬉しかったのではないかと思います。ホールツアーも良いですが、ガーデンはなんといってもその会場の広さと解放感がたまらないです。音響もよく、遠くからでもモニターを見れば表情まで確認することができます。ガーデンは、これからのライブツアーでもぜひ会場に選んでほしいなと思います。

さて、東京では9/6に発売されるミニアルバムから、これまで未発表だった昭次さんが作った新曲「GO-ROUND」が初披露となりました。ナリトマでも曲を作っていますが、Rockon向けに作った曲はロック色の強い曲で、日頃感じている思いにあふれている曲だったと思います。1曲をとおして、和也さんとツインボーカルで歌われるこの曲は男闘呼組での二人が作った曲を思い起こさせるものとなっている気がしました。

ホールよりも広いステージ上であることを忘れていたのか、昭次さんが曲の出だしに間に合わない現象がここでも見られたり、 Foxy Ladyで健一さんが色っぽくソロパートを歌っている時に勢いよく背中にもたれかかったため、構えていなかった健一さんがよろけて歌えなくなったり、ちょっといたずらっ子っぽくステージを駆け回る姿に、やっぱりガーデンは最高だと思いました。

2日目、会場みんなで叫ぶ「We’re Rockon」の音頭を和也さんではなく昭次さんにやってもらおうと、和也さんが昭次さんの耳元で何か話していたのですが、昭次さんの上半身を横から包み込むように両腕を回し、耳のそばで何やらしゃべっている姿が、彼らの普段の関係性をよく示しているのだろうなと思うような距離感で、お互いをとても大切に想っているんだろうなと感じられて眼福でした(笑)やっぱりメンバー同士が仲良いことは嬉しいですし、仲良いことが伝わるような行動を見られることはさらに嬉しいことです。

冒頭にも少し書きましたが、和也さんが両日にわたって東京ガーデンシアターでのライブは、彼らにとっても特別なことだと分かる挨拶をしてくれました。

再始動から何度もガーデンシアターでライブをさせてもらい、こんなにたくさんのみんなに足を運んでもらって、俺たちは幸せ者だと。そう話す和也さんの目は少し潤んでいるように見えました。再始動で一発大きな花火を打ち上げることでも難しいことだったのに、その勢いを2年近く持続させることができている彼らの努力と魅力を私たちはよくわかっているからこそ、またこの舞台に帰って来てほしいと願ってしまいます。前回のガーデンシアターでのライブは2023年12月のツアーでした。この時は、和也さんも健一さんも舞台の合間の忙しい時間を縫って何とか準備をしてきたことが見て取れるような状況でしたが、今回は時間をかけて準備できた感じがありました。これからもスケジュール調整は大変だと思いますが、またお互いにこの感動的な景色を見られるといいですね。

<ライブメモ>

・初日のザ・ファイターでのファイティングポーズと取る場面、昭次さんはフライングして、1小節早くファイティングポーズをとってしまっていました。

・メンバー紹介で、健水の真似っこをした昭次さんでしたが、もうこれまで何十回もやっている健一さんの足元にも及ばず、ファンのみんなへではなく自分にかかってしまっているように見えました

・DAYBREAKで昭次さんが「お前の勇気~」と歌う際に、会場(お前)に向けて指差しをしたのがかっこよかった

・健一さんは1日目はがっつり編み込みヘア、2日目はゆるい編み込み。どちらも似合っていてかっこよい

・動くエリアは一番狭いのに、耕陽さんの運動量は東京でも相当だったと思います

セットリスト

ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
GO-ROUND(新曲)
Breaking news
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
ヨッテタカッテ
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
天照ラス(新曲)
Summer of love(新曲)
-アンコール-
TIME ZONE
男闘呼組メドレー
DAYBREAK

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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2024/7/15 RSC「RELOADED TOUR 2024」神奈川レポ

本ツアーで初めて2ステージとなる神奈川公演は、予想通りセトリの入れ替えがありましたが、それよりも2日前の音楽の日で結成されたhopeバンドとして演奏した「TRAIN-TRAIN」を演奏してくれたことによるサプライズで会場はとても盛り上がりました。

呼人さんが本邦初公開と促し、健一さんが「栄光に向かって走る~」と歌い出した瞬間、歓声がどっと沸きました。何の約束もない中で、呼人さんの「見えない自由が欲しくて~」の後には、会場全体で「Ah~」と合唱できたことも感動でした。

音楽の日の演奏でもそうでしたが、健一さんの力強い歌い方は「TRAIN-TRAIN」の歌詞にはピッタリ。テレビでは少し控え目だった昭次さんも、生き生きと楽しそうに歌っていました。「TRAIN-TRAIN」は短縮版の演奏とはいえ、間奏があるため昭次さんも健一さんもステージの花道の方まで移動してギターを演奏してくれたのですが、例によって昭次さんが自分の歌い出しに間に合わないかも?という状況で、頑張って和也さんの立ち位置のマイクまで戻ってきたのですが、なんとそのマイクは音が出ない(笑)結局センターのマイクに移動しなおすまでの時間、歌が入らないという微笑ましい状態になっていました。(2部ではきっちり修正してちゃんとセンターのマイクで自分のパートの入りを合わせることができていました)

今日のFoxy Ladyの「お前の腰つき~欲情しっぱなし~」では、歌いながらギターをひきながら、腰をくねらせる余裕もあって、ツアーも3会場目に入り、少しずつ慣れてきたように見受けられました。

見てるこちら側も、改めてステージ上の3人が縦横無尽に駆けまわり、立ち位置を変えながらボーカルをスイッチさせていく姿は、このメンバーだからできることで、まだまだ様々な形の音楽を表現できる可能性が見えてくるようでした。

音楽の日で「Summer of Love」を披露した際、水着のお姉さんがダンスをしている姿はメンバーみんな楽しかったようで、健一さんがその件については色々と楽しいおしゃべりをしてくれました。昭次さんがサングラスをしていたのは、どうしても目が泳ぐからだ、と言うと、昭次さんが「誰かサングラスをした方がいいというので、サングラスを持っていた自分がかけた」と説明。健一さんはサングラスの中で、目が左右に相当動いていたということをばらしていましたが、昭次さんは「自分は前を見ていた」と反論。もはや夫婦漫才の様相を呈していた感がありましたが、二人の仲の良さがよくわかって(前から知っていましたが)4人が揃った時はいつもこんな感じなのだろうなと想像することができ、Rockonならではの時間でした。他にも「ヘルシーフィート」のCMの話を昭次さんがしようとすると、横から健一さんがあれやこれやとツッコミを入れてなかなか話をさせてくれないため、耕陽さんが助け舟を出す一幕もありました。

市川の時から思っていましたが、後方から耕陽さんが会場を乗せようと全力で身体を動かしていて、相当な運動量だったと思います。特に「Summer of Love」の時は、手拍子をしてジャンプの繰り返しをするのですが、何度もその動きをした直後に「ジャンジャン」とキーボードを弾いたのを見逃しませんでした(笑)あれはなかなか高度なテクニックを要求される動きではなかったかと個人的には思っています。

「I♡R&R」の時には、健一さんが耕陽さんの前まで来てギターを演奏する場面がありましたが、耕陽さんがグッズのマフラータオルで、結構な勢いで健一さんの顔をガシガシ拭いていました。なんやかんやでこちらも仲の良い二人です。

昭次さんは、最近色んなパターンのダンス(のような動き)が開拓されているようで、謎に面白いポーズをとっているので、これからライブに行かれる方は是非注目してほしいポイントです。

そして何といっても、今日の2部のラストの曲が「DAYBREAK」だったことがBig surpriseでした。ツアー期間中ラストの曲は、ずっとTIME ZONEではなく途中で入れ替えはあるだろうなと思っていましたが、このタイミングでDAYBREAKが来ると思っていなかったので、いつものように和也さんが「耕陽!行っちゃって!」と言うので同じ曲かと思ったら、前奏が違う!

予兆はありました。男闘呼組メドレーが終わった後に、呼人さんの立ち位置の場所に譜面台が置かれたのです。おそらくメドレーの時にはなかったはず。そしてこれまでのTIMEZONEでもなかったはず。もしや、これまでと違う曲なのでは?と心の中で期待はしたものの、まさかのDAYBREAKで頭のネジが1本外れる音がしました。昭次さんの「俺たちの夜が明ける~」では、去年動揺にネックレスをにぎりしめて歌う昭次さんを健一さんと和也さんが挟むという構図。何度見ても何度も見たいその光景を今日約11カ月ぶりに見ることができました。

今日の2部の衣装は皆さん肌の露出度が高く、メッシュのタンクトップを着ていた昭次さんは素肌が相当見えていたと思います(私の位置からはよく見えませんでした)何を着てもかっこよく着こなせる彼らですが、和也さんは上半身裸すら、もはや衣装かと思うような状況でした。2部では久しぶりに健一さんがスリムなパンツ(あれはユニオンジャック柄かな?)を履いているのを見ることができた。髪型は音楽の日で整えていた感じに近く色っぽ過ぎました。

ライブメモ

・GIMMIE A BREAKでの歌詞間違い。1番と2番を間違えることはよくあるかと思いますが、1つ先の歌詞を思わず歌ってしまうのはなぜなのか不思議。その間違えた状態から何とか軌道修正できるのは素晴らしい

・健一さんの衣装がライトに照らされて赤く光っている、一部素材を蛍光色を使っているのかな?と思っていたら、胸ポケットからペンライトを出してきてびっくり。その光だったか・・・

・和吉タイムのマイクもってスキップしながら花道に移動する速さは、スタッフのコード延長が間に合わないほど。昭次さんが心配そうにマイクのコードの行方を見ていた。。。

セットリスト

<1部>
ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
ヨッテタカッテ
Breaking News(新曲)
TRAIN-TRAIN
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
GO TO HELL
I♡R&R
Summer of love(新曲)
-アンコール-
男闘呼組メドレー
TIME ZONE

<2部>
ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
ヨッテタカッテ
天照ラス(新曲)
TRAIN-TRAIN
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
LIFE
I♡R&R
Summer of love(新曲)
-アンコール-
男闘呼組メドレー
DAYBREAK

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
Angel

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2024/7/10 RCS「RELOADED TOUR」市川レポ

待ちに待った2024年夏のツアーが遂にスタートしました。

新曲が1曲しか発表になっていない中のツアーであることや、ライブの時間など不確定要素が多かったため、楽しみなのはもちろんですが、一抹の不安も感じていました。終わってみて感じたのは、素晴らしライブ構成と曲のつなぎにより、会場全体が盛り上がり一体感を作り上げられたライブだったということ。

ライブは、「ポイントちょーだい」の歌詞を背景にしたラジオドラマのような放送から始まりました。4人のなりきり演技(といっても声だけですが)でテンションが上がったところで、1曲目のポイントちょーだいが始まりました。

暗闇から出てくる4人の立ち位置がいつもと違うことにすぐに気づきましたが、明転してびっくり。センター昭次さん、ステージに向かって左側が健一さん、右側が和也さん。呼人さんは青山さんの隣で一段高い台の上。サッカーで例えると、3-3-4-1のフォーメーションでしょうか(笑)ちなみに4はホーン隊の4人です。曲によってセンターは和也さんと入れ替わる時がありましたが、基本、昭次さんがセンターでした。

ポイントちょーだいでは、昭次さんと健一さんが呼人さんのそばまで行って、膝をついて向かい合ってギターをかき鳴らしている姿は昨年12月以来の光景で、ただただ笑みがこぼれました。

ナリトマと異なり、リードボーカルを3~4人でとるRockonでは昭次さんの負担が減るため、余裕があるせいか、本当に楽しそうにギターをPLAYしていました。PLAYは演奏するという意味ですが、今日の昭次さんは、「PLAY=ギターで遊ぶ」という雰囲気の方が大きかったです。ギターをPLAY、ギターでPLAY、そんな表現がぴったりでした。

楽しく演奏しているのはよかったのですが、マイクから遠く離れてしまって、ダッシュで戻っても間に合わず、歌の入りが途中からになってしまったシーンが何回もありました(笑)曲のどのあたりでマイクの方に戻り始める必要があるかは、これから体得してくれることでしょう。細かい歌のパート割りがある歌では、すっかり自分のパートを忘れてしまって、和也さんに何度か促されて慌てて歌い始めていたりもしていて、4人一緒だからこそ見られる微笑ましい情景でした。

期待の新曲の1曲目はハードロック「Breaking News」

もしかしたら、男闘呼組メンバーの誰かが作ったのかもしれない曲調。呼人さんが作る曲とは大きく異なり予想不能なメロディーライン。曲間では、AIで生成されたと思われる女子の声でニュースを伝える演出。曲のラストではその声ではなく耕陽さんが・・・というオチで声を出して笑いました。

新曲の2曲目は「天照ラス」

この曲を作った背景を呼人さんが説明してくれました。「今年は年明けから色んなことが起きた。人間の一人ひとりの力は小さいかもしれないけれど、手のひらに乗る明かりくらいしかないかもしれないけれど、それをみんなで空に向かってかかげたら太陽のように明るい光を放つことができるんじゃないか、人にはそれくらいの力があるんじゃないかという気持ちを込めて作った曲。」「アマテラス」ではなく、天(空)を照らすという意味なんですね。希望の光を信じることを強く願った曲です。

優しいキーボードの音色で始まるイントロが美しい曲。和也さんのリードボーカルがこれまた素晴らしい。サビに入る前の高いキーの音を伸びやかに力強く、そして優しく表現してくれる箇所が秀逸です。5人のハーモニーも厚みがあって心に迫ってきます。WOW~のはもりでは、一番高いパート歌っている昭次さんのメロディーが段階的に上がっていくことで、さらに曲を盛り上げていくところが聞きごたえがあります。

和也さんが和吉に変身した時は上半身はサスペンダーだけ。Rockonのグッズの赤×黒のマフラータオルを首からかけて、魅力的なパフォーマンスを見せてくれました。

間をつなぐために、急遽耕陽さんがMCをすることになったようなのですが、「やっぱりライブはいい、みんなに会えるから」と、みんなの気持ちを代弁してくれました。

「ポイントちょーだい」のMVの裏話としては、撮影場所が相模湖で朝も早くから集まったようなのですが、実は和也さんの家から5分ほどの場所だったそう。和也さんは都内から片道2時間半かけて現場まで行ったようで、せっかく家が近くにあるのにメリットがなかったようなことを話されていました。青山さんのジャンプして登場するシーンは、20回くらい撮り直しをしたため、膝が割れそうになったと。反対に呼人さんがサングラスをとる冒頭のシーンは1発OK。

ライブの最後の方に演奏された「花火と君」はナリトマの曲ですが、Rockonで初披露。ラストの曲は新曲の3曲目「summer of love」

この曲は、これまでの自分たちの曲にはなかったタイプの曲だけど、とても気にいっていると和也さんが紹介。どこかで聴いたことがあるような懐かしい夏らしいメロディで耳馴染みの良い曲でした。7/17に先行配信が決まっています。

アンコールでステージ上に戻ってきた和也さんが、準備はいいかい?と会場全体を煽って叫んだのは、なんと男闘呼組メドレー。短縮バージョンとはいえ、8曲というボリューム。しかも再始動後に演奏したことがなかった「ROSALINA」も入っており、ファンは大喜びでした。

メドレーの曲のつなぎも工夫が凝らされており、より会場が一体となることができました。1曲目のPARTYは和也さん「Ah」という色っぽい声で締めたかと思えば、自分勝手のラストは、メンバーは歌わず会場のみんなの「自分勝手!」という掛け声が響き渡りました。「GIMMIE A BREAK」でも同じような演出があり、メドレーに一緒に参加できている気持ちになり、また男闘呼組の楽曲を会場全体で歌うことができた感動にひたっていました。

去年のLAST LIVEでは本編が男闘呼組、アンコールにRockonの曲がセトリパターンとして定着していましたが、今年のRELADED TOURはその逆パターン。まさしくreloadedとなったツアーなのだと感じました。これからどんな形で進化し、武道館の日を迎えるのか、約2か月間のツアーを通して体感できることを楽しみにしたいと思います。

<ライブメモ>

・4人がこうしてかっこいい曲を演奏できているのはソングライターの呼人がいるからだ!と和也さんが叫ぶ。まだまだすばらしいのあるよ!とどや顔で紹介する和也さん。本当にすばらしい曲でした。

・男闘呼組メドレー行くぞ!と和也さんが叫んだ時が最も会場のボルテージが上がった瞬間でした。

・summer of loveに入る前に、床を足でドンドンと鳴らして

・夏の裸足のお供に「ヘルシーフィート」by昭次さん

・昭次さんの新CMを健一さんが「縁側で幸せそうに・・・」と評価していました

・健水は健在

・和也さんのキーは高いわ、テンションは高いわで、これからあと29ステージ、、喉がもつか心配になりました。

【セットリスト】

ポイントちょーだい
ザ・ファイター
Foxy Lady
ヨッテタカッテ
Breaking News(新曲)
天照ラス(新曲)
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
Rolling Thunder Baby
LIFE
GO TO HELL
I♡R&R
花火と君
Summer of love(新曲)
-アンコール-
男闘呼組メドレー
TIME ZONE

※男闘呼組メドレー
Party
Rollin’ in the dark
Back in the city
自分勝手
GIMMIE A BREAK
目で見ちゃダメさ
ROSALINA
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2024/7/6 PEACEFUL PARK 2024 FOR 能登レポ

昨年からスタートしたPEACEFUL PARKですが、7/6と7/7に石川県産業展示館で開催された本公演は、1/1の能登半島地震のチャリティライブとして、たくさんのアーティストが応援に駆けつけてくれました。

日本で数年おきに発生しているこのような大きな自然災害は、私たちの生活に大きなダメージを与え、心に深い傷を残してきましたが、その一方で、人間の、日本人の底力を発揮して、一歩一歩復興に向けて歩んできた歴史でもあります。今年の能登の震災も、力を合わせて乗り越えられると信じています。

直接被害に遭われた方の気持ちを思うと、頑張れ!とか、諦めないで!とか容易く口にすることは憚られますが、出来る限り、被災地の方の気持ちに寄り添い応援していきたいと強く感じました。地道に長く応援し続けることが大切だと感じています。

本公演の模様は、後日配信が決定していますので、内容の詳細は控え目にしますが、会場で各アーティストが演奏した素晴らしい楽曲の数々について、私の感じたことを記載させていただきます。

何年経っても名曲は名曲のまま色褪せず、変わらない歌声を生で聞くことができ、さらにRockonメンバーもコラボで加わった曲もあり、感動的な一夜でした。

7/6は、お昼過ぎから雨予報、蒸し暑さで熱中症になることも心配されましたが、2時間程度雨が降った後は、少し気温も下がり、時折涼やかな風も吹く中、復興レストランやマルシェが開催されている会場周辺は、とても過ごしやすい空間となりました。

オープニングは、MISIAさんとダンサーたち。真っ白い衣装に身を包んだMISIAさんの迫力のボーカルで、一気に非日常の世界を作りだしました。続いてLittle Black DressのRyoちゃん。

3組目にNARITA THOMAS SIMPSONが「冒険者たちのうた」と「花火と君」を披露しました。少しマイクのボリュームバランスが悪かったかもしれないです。

透き通る美しい歌声の持ち主のLeolaさん、パワフルな緑黄色社会の歌が終わった後に、THE MUSIC DAYの中継が入りました。中継の会場にいるのは人生初体験で、CMの間のつなぎなどがとても楽しかったです。MISIAさんとRockonのコラボ曲「傷だらけの王者」では、拳を振り上げるところがあるということで、会場全体で練習をし、CM明けを待つ会場全体でのカウントダウンもとても盛り上がりました。

フミヤさんのリラックスした自由な感じ(俺の立ち位置はどこ?などと確認している姿や、水飲んでくると舞台袖にはけようとしている様子)は、健一さんのそれに通じるところがあるな、と新たな発見がありました(笑)

Rockonの4人の衣装やパフォーマンスのかっこよさは、皆さんテレビでも確認できたかと思いますが、会場での一体感は最高でした。健一さんの美しさ(王子度)がパワーアップしている気がしたのは私だけでしょうか。

その後、フミヤさんとMISIAさんと「夜明けのブレス」でした。この曲は個人的にとても思い入れがあり、ピアノの低音の重厚な雰囲気で始まるイントロで涙がこぼれ、過去の出来事が鮮明に思い出されて涙が止まらなくなりました。フミヤさんの歌声、表現のすばらしさは健在でしたね。テレビ中継がなかったところでは、「TRUE LOVE」「白い雲のように」の2曲を歌いました。フミヤさんもメガヒット曲がたくさんあるなぁと、男闘呼組ファンの世代が青春時代にヒットした曲を感慨深く聞くことができました。

現役ジャニーズグループ「美少年」の若々しい元気なパフォーマンス、ジャニーズ王道のスパンコールのような素材を使ったキラッキラの衣装が眩しく、若いってすばらしい!と感じずにはいられませんでした。

そしていよいよRockon Social Clubのステージ!1曲目は「ポイントちょーだい」。「ザ・ファイター」、「Rolling Thunder Bayby」と続きました。おそらくRockonファン以外は曲を知っている人はあまりいなかったと思いますが、ノリの良い曲ということもあり、ファンを中心に会場で盛り上げることができたと思います。「Rolling Thunder Bayby」では、GLAYのサポートメンバーであるTOSHIさんが加わったツインドラムでの演奏。ツインドラムを聞くのは初めて。物凄い迫力でした。ドラムが複数というのは、素人目から見ても合わせるのが難しいのでは?と感じますが、日本を代表するトップドラマーは、ばっちりカッコよくキメてくれました!

この3曲で終わりかと思いきや、まさかのGLAYとのコラボが・・・。Rolling Thunder Baybyのツインドラムはこのコラボに向けての布石だったんですね。何の曲が来るのかワクワクしながら待っていましたが、TERUさんが、「HIDEKI 、TOSHI、Come on!」と叫んだ後に始まったイントロの超絶カッコよいドラムで、すぐに「誘惑」と分かり変な声で絶叫してしまいました。本当にこの曲はかっこいい。バンド同士のジョイントのため、ステージ上のギタリストとボーカルの人数の多さには笑ってしまいましたが、RockonメンバーとTERUさんのツインボーカルを聞くことは、おそらく最初で最後だろうと思い、この曲でも涙が・・・。和也さんが言う「Rockonからの愛(=能登への愛)」をしかと受け止めました。

TERUさんと和也さん、HISASHIさんと昭次さん、TAKUROさんと健一さん、それぞれがステージで向かい合って、肩を抱き合って、演奏し歌っている姿は、夢のような風景でした。レポを書いている今でも夢見心地です。

呼人さんが、GLAYを紹介しステージに呼ぼうとして「準備はいいですか?」と観客に問いかけを終える前に、TAKUROさんが先陣切ってステージ上に現れ、フライング登場に笑いがこぼれました。また、呼人さんが男闘呼組メンバーを「かつては美少年だった」と形容して紹介したのも、とても面白く、場を盛り上げていました

TERUさんの、今も変わらず高音パートを歌っている姿は、フミヤさんの時と同様に感動以外の何物でもありませんでした。TERUさんから能登の皆さんへのメッセージもとても心打たれました。TERUさんの言うとおり、「音楽」は悔しさや苦しみを少し和らげてくれるものと思います。東日本大震災の時もそうでした。生活するために直接的に不要なものかもしれません。コロナ禍では「不要不急のもの」と扱われたりもしました。しかし、長い目で見た時に、「音楽」は心に潤いを与えてくれるものとして、人間が生きていくうえで不可欠なものと思っています。普段の生活の中で耐えている苦しさや悲しさや・刹那さを音楽を聴くことで感情の発露につながり、様々な気持ちを解放してくれます。

会場からの声援が能登の空に届いていますように。。。

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NARITA THOMAS SIMPSON 冒険者たちのうたbillboardLIVEレポ

5/12(日)billboardLIVE東京で始まったbillboardシリーズは、全14公演というbillboardLIVEで実施するライブとしては類を見ないステージ数でした。通常のホールライブと比較して公演時間は短いものの、短期間で14公演こなすのは喉の状態を維持することなど大変なことが多々あったと想像されます。

ステージ上では時折「はちみつ」のような物を口に含む昭次さんの姿が目撃されました。頻繁にライブを開催してくれるのはとても嬉しいのですが、反面、喉を酷使しているのではないかと心配にもなります。

最終日に呼人さんが、「この男、やりきました!」と表現していたことからも、14公演というのはとても厳しかったのではないかと想像されます。

そんな心配をよそに、ライブはとても素晴らしいものになりました、

Rockonの新曲「ポイントちょうだい」の初披露。素晴らしいゲストの登場。そして何よりもbillboardLIVE規模の会場ならではの一体感。

ホールツアーでは体感できない感動がありました。

billboardのステージはとても小さいため、曲間の会場がシーンとしている時に、うっかり下がりすぎてギターをアンプにぶつけて「ゴン」と音をさせてしまったり、マイクに身体をぶつけてしまったり、慣れるまでは少しやりにくそうでしたが、そんな一挙手一投足もしっかり確認できるほどの距離感はbillboardだからこそ。

最前列の席に座ることができたステージでは、ジャケットを脱ぐタイミングを忘れてしまい、青山さんに「(ジャケットを)ここで脱ぐんだっけ?」とひそひそ話をしている声まで聞こえました(笑)

豪華ゲスト登場となった回は6回。野村義男さん、GLAYのTAKUROさん、MISIAさん。ギターを弾かれるお二人とのギターセッションは、とても盛り上がりました。なによりも、昭次さんがとても楽しそうで嬉しそうで、その姿を見ているだけで幸せな気持ちになりました。

昭次さんが「よっちゃんと、また会うことができると思っていなかった」と言っている時は、遠目からではっきりとは分かりませんでしたが、少し涙ぐんでいるように思いました。よっちゃんとの出会いがなかったら、こんなにギターを好きになることもなかったと昭次さんが話すように、とても素敵な師弟関係なのだと思いましたし、再会できて、またステージでギターを弾いている姿を見てもらうことができて(&一緒にギターの演奏できて)本当によかったです。

よっちゃんといえば、あまりのトークの面白さに大爆笑でした。呼人さんが昭次さんによっちゃんのトークの上手さについて触れていましたが、よっちゃん自身も「ギターだけじゃなくてトークも教えておくんだった」と昭次さんにツッコミいれていました。2日目は、ステージに登場する際にお盆とメニューをもって、billboardの店員さんに扮したかったようなのですが、そのアイディアを思いついたのが出番直前で、ウエイターの制服を着られなかったとのこと。せめてエプロンだけでもと思ったそうですが、エプロンは実際に使っているものなので汚れているため断念。お盆とメニューのみでも十分に楽しませてくださいました。

2日目は本当は出演予定はなかったところ、1日目にうっかり会場にギターを忘れて帰ったしまい翌日取りに来たところをせっかくだから出演してと言われて急遽出演することになったんだとか。どこまで本当なのかは全く分かりませんが(笑)

1日目はリハから2ndステージまでの空き時には六本木散策をしていたそうですが、2日目は忘れものをしたので自宅にいったん帰ったそうです。その忘れ物と言うのが、自宅で飼っている「ハフハフ」と「ホフホフ」というメダカへの餌やり。本当にどこまでも笑わせてくれました。

GLAYのTAKUROさんは、佇まい、ギターのプレイスタイルが、とにかくかっこいい。登場した瞬間からキラキラ感が半端ではありませんでした。2ndステージでは少し早いお誕生日のお祝いをしたのですが、「俺の喜びを全世界へ発信してほしい」というTAKUROさんの言葉があって、ステージ上いるTAKUROさんたちの撮影が許可されました。(その中から1枚の写真を本記事に掲載しています)

MISIAさんは、小柄な身体を全く感じさせないくらいパワフルに歌われて、「ポイントちょうだい」が完全に別物の曲に聞こえてしまったくらい素晴らしい歌唱力を披露してくださいました。久しぶりに聞くことができた「傷だらけの王者」もよかったです。

ビルボードやらかしが数回ありましたが、大概は見事なリカバリーで曲を歌い切っていたのですが、配信があった最終ステージの「クライシス」では演奏を止めてしまいまいしたね。配信でその際の表情がクローズアップされ、またファンの心を虜にしてしまいました。演奏停止の際のドラムとキーボードの演出も見事でした。とっさにアドリブを効かせて演奏できるお二人はプロ中のプロですね。思い起こせば、以前のbillboard横浜でも天国の週末で歌詞が飛んで歌いなおす場面がありました。このようなハプニングもライブならではで、そこに居合わせた者としてはお得な感じがして嬉しくなります。以前のハプニングの際も、呼人さんが「時を戻そう」という魔法の言葉を使っていました。

余談ですが、昭次さんは最後までステージに登場する際の自分の立ち位置が把握できておらず、ギターの場所を通り過ぎて戻るという動作がなくなりませんでした(笑)

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2024/3/11 NARITA THOMAS SIMPSON TOUR2024 名古屋レポ

東日本大震災から13年目のこの日。昭次さんの地元名古屋で、とても幸せなライブに参加できた奇跡に感謝しかありません。

天変地異の災害ももちろんですが、13年という時間の中で、語り尽くせない多く程の出来事があったと思います。毎年この時期になると、あの日、一瞬にして奪われた多くの命を思い、自分が健康で毎日を過ごせていることへの有難みを感じて厳粛な気持ちになります。

呼人さんもライブ終盤にお話をされていましたが、音楽を通じて同じ時間を共有できることに感謝し、あの日亡くなられた方へ祈りを捧げる時間となったと思います。

さて、名古屋でのライブは、昭次さんの地元ということで、とても弾けていました。呼人さんが、「水を得た魚」ならぬ「名古屋を得た昭次」と形容していたように、終始生き生きとした表情で楽しげに演奏をしていました。

ステージ上での昭次さんの表情は七変化するという言葉がぴったり。

かっこよくギターを弾いたと思えば、小悪魔的な笑みを浮かべて、呼人さんにもたれかかったり、BPMでかわいらしく踊ったり。悪い顔をして私たちの方に視線を向け一瞬にして心を持って行ったり。。「いっぽんみち」の前の呼人さんの想い出話に涙ぐんでいるように見えました。

昭次さんの新曲の紹介をする際の曲作りの話。ボイスレコーダーのアプリ?で行った録音は、あとからつなぎ合わせることができるのに、その機能を知らずに、間違えると最初に戻って録り直しをしたため、あとちょっと!というところで間違えて、また最初からの録音となり、曲は完成しているのに録音が難航したみたです。時代は変わったと昭次さんは言っていますが、「携帯のボタンがなくなった」のは相当前からだったと思います(笑)

MCの時間は、いつも呼人さんに救いを求める昭次さん。隣に呼人さんが居てくれると安心してつい頼りたくなるのだろうと思いますが、そこは呼人さんが厳しめに対応、、でもないですね(笑)。だいたい昭次さんが呼人さんに話を振ると「なんで、すぐに・・・」と言いながら、しっかりMCをつないで、良き参謀ぶりを発揮してくれています。

そんな呼人さんからアンコールの「いっぽんみち」の紹介の時に、まだ昭次さんと出会ったばかりの頃のことが語られました。昭次さんが、この曲は音楽から離れていた時にあったこと、その時の気持ちが1番表現できている曲と紹介すると、呼人さんが、昭次さんと出会った頃、「いつ名古屋に戻ろうか」と言っていた、それが2022年の成田商事の豊洲PITで「また音楽をやって生きていく」というような決意を語ってくれて嬉しかった。名古屋での日々も東京での日々も、同じ一本の道なのだと思うと話をしてくれました。

2022年の成田商事(豊洲PIT)のラストのMCで昭次さんが号泣したシーンを思い出して、改めて歌詞の一言ひとことを嚙みしめて「いっぽんみち」を聞き入りました。

(2022/11/17の豊洲レポを抜粋で貼っておきます。。)

また名古屋に戻ってくると昭次さんがおっしゃっていました。名古屋でのナリトマライブを楽しみにしています。

<ライブメモ>

・ライブ前の気合入れで昭次さんは「味噌煮込み!」と叫んだ。呼人さんに促されてステージ上で、名古屋弁でやってほしいと言われて選んだ言葉が「ひつまぶし!」(笑)なぜか名古屋名物になってしまう。

・呼人さんは、昭次さん・RYOちゃんが参加した新年会には参加していない。。けど、うまく話を合わせて話をつないでくれた。

・味噌カツは味が濃くて喉が渇く by岡くん

・名古屋にいると心が落ち着く。みんなの愛を感じる。by昭次さん

・2024年のCM王どうですか(矢場とん?) by呼人さん

・NTSの前身の「成田商事」は有限会社だったと言っていましたが、2006年の会社法改正で有限会社は新たに設立できなくなっています~(とか無粋なことを言ってはいけないですね・・・(笑))

・BPMの「M」のポーズは、あえてカマキリポーズを入れているはず。みんなを混乱させて喜んでいるように見えたな。

・「GO TO HELL」の前奏では、足を大きく開いて、首を激しく振りながらギターをかき鳴らすかっこよいプレイを披露☆

・「Rolling Thunder Baby」気持ちが前に行き過ぎたのか歌と演奏がずれてしまい、事故が起きかけて焦った・・・

・「冒険者たちのうた」では、ギターを弾きながら腕ぶんぶん回しからのスピーカに片足上げての壁ドン(スピーカードン?)

・ライブが4本目だから、4回ジャンプ!と呼人さんに言われて「?」となっていた「I♡R&R」。ちゃんと4回ジャンプできていました。

・アンコールでは、グッズのカーディガンを着て恒例のハリーポッター呪文タイム。青山さんが「ナリータッター」と言っていたのが面白すぎた。

・「いっぽんみち」は、漢字にすると演歌っぽくなると思ってひらがなにした

セットリスト
1.花火と君
2.Hello! Hello!
3.ボストンバッグ
4.That’s it
5.クライシス
6.君が欲しい
7.名もない愛の物語
8.思い出になる日まで
9.B・P・M!
10.70~100まで喜んでメドレー(ultra soul、LOVEマシーン、勝手にシンドバット、Rolling in the dark)
11.GO TO HELL
12.Rolling Thunder Baby
13.LIFE
14.何処にも行かないから
15.I♡R&R
アンコール
16.冒険者たちのうた
17.いっぽんみち
18.花火と君(再)

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2024/3/5-3/6 NARITA THOMAS SIMPSON TOUR2024 大阪レポ

NARITA THOMAS SIMPSON(以下NTS)が東京以外でライブを初めて開催した大阪ライブ。男闘呼組再始動ライブの合間を縫って2022年に成田商事での全国ツアーを開催してから、1年と3か月ぶりの全国ツアーが本格的に始まりました。

主要メンバーは成田商事と変わらないNTSですが、4/10に発売になるアルバムの全曲を含むセットリストで成田商事とは一味違うライブとなっています。

※昭次さん作詞作曲の新曲については、羽田レポに記載していますのでそちらをご覧ください。

ド緊張だった羽田と比べ、大阪ではとてものびのびしたパフォーマンスに見えました。MCの時間が羽田の時よりもだいぶ長くなった結果、全体として20分程度公演時間も長くなりました。

呼人さんもおっしゃていましたが、昭次さんのMCがとてもスムーズで、ちょっとたくさんしゃべりすぎてしまうこともありますが、ファンとしてはそれもとても嬉しいこと。ライブを盛り上げよう、私たちを楽しませようという気持ちがとてもよく伝わりました。

新曲については、12月に呼人さんから昭次さんへオーダーが入り、締め切り日の確認は12/31の紅白歌合戦の楽屋だったそうです。昭次さんは15年ぶりの曲を作るということで、昔どのように作っていたかな?という思い出す作業の中、1/1に近所の神社に願掛けのお参りをしたとのこと。その甲斐もあってか、素晴らしい曲が完成したと思います。

1月3日には、1曲目、その数日後に他2曲も呼人さんのところにデモが送られてきたようなので、久しぶりの曲作りは非常にハイペースで行われたことが分かり、昭次さんの今後の創作活動にも大きな期待ができそうです。

アルバムの曲は全て今年に入ってから作られたようで、呼人さんが「いつもギリギリになる」と苦笑していました。青山さんも1日に全曲レコーディングという離れ業をこなしていたようでした。

アルバムの発売前にツアーが組まれたため、呼人さんの発案?で曲の前に前説が入る「セミナー形式」(これは昭次さんが名づけ親?)となっていて、それぞれの曲を歌う前に、曲に込めた想いや曲の背景などを説明してくれました。

1曲目の「花火と君」は、3/6の0時から配信がスタートしましたので、皆さんお聞きになったかと思いますが、不安定な世界情勢の中で、大切な人に対する未来への想いを一瞬の煌めきを放つ花火とのコントラストで綴った儚さを感じる曲です。呼人さんのおっしゃるとおり、長く愛される曲になると良いですね。

昭次さん作詞作曲の新曲については、羽田レポに記載していますのでそちらも併せてご覧ください。

呼人さん作詞作曲の「君が欲しい」は、英語で言うと「I want you」(笑) 昭次さんに君が欲しいと言わせたかったという呼人さん。流れていく時間に人間は決して抗えない、同じ時間を共有する大切な人たちのことを歌っている曲。ちょっぴりゆずテイストの曲でした。

2日目、途中で歌詞が飛んでしまい数小節、歌がなくなってしまったのですが(呼人さんがコーラスで入るところから無事に復活)、そのリカバリーとして、曲が終わった後に、突如歌えなかった箇所をアコギ一本で歌い始めました。青山さんは満面の笑みでその状況を見守っていましたが、呼人さんは、淡々とコーラスのパートを合わせて歌ってくれました。きっと、ライブに来てくれた観客の皆さんに1曲1曲しっかり届けたかったのだろうなと想像して聞き入っていました。なかなか見られない貴重なワンシーンでした。

「想い出になる日まで」はずっと片思いだった人が恋人と別れた後に、自分のものになってほしいと告げる曲。呼人さんは恥ずかしい曲を昭次さんに歌わせようと思ったそう。クラプトンの「いとしのレイラ」から着想を得た曲。大人っぽさを出したかった曲。

Ryoちゃんの作った曲「BPM」はテンポを表す記号でもあるのですが、それをB=beautiful P=peace M=make itという意味を乗せているそうです。このBPMの間奏でちょっとした振り付けがあるのですが、羽田では何がなんだかわからず、とりあえず、最後のポーズはカマキリにしか見えないという状況から、大阪では、両手を両肩の上にのせてBを表現(Bを横にしたイメージですね)、Pはグリコのポーズ(平和を意味しているそうです)、Mは両手を頭の上に乗せるおサルさんのポーズ(ちょっと違うか)に変更。意外と早い動きになるため、1日目、昭次さんはBとMが混ざって大混乱に陥っている姿に会場は笑顔に包まれました。2日目は、なかなか良い感じで振り付けをこなしていたのですが、B!P!M!の「M」の表情が、そのまま「明星」の表紙を飾れる程のアイドル然とした「キメ顔」でびっくりしました。首を傾げ、少し大きめに口を開けて、笑顔の表情を客席に向けて何度も「M」のポーズをとっている姿にみんな大喜びだったと思います。少し前の昭次さんなら恥ずかしくて出来なかったのではないかと思うと、ステージ上でも自然体でいられるようになってきたことをとても嬉しく感じました。

前半と後半の合間に披露された「70~100喜んでメドレー」

昭次さんが、男闘呼組LAST LIVEの会場でよく言っていた言葉ですが、この70から100までを1970年代~2000年代と捉えて、70年代「勝手にシンドバット」80年代「Rolling in the dark」90年代「LOVEマシーン」2000年代「ultra soul」と曲をはめこんだのはとても面白かったなと思いました。

後半はロックオンのカバーで、とても盛り上がりました。

Rolling Thunder Babyでは、昭次さんがしも手に移動してギターをかっこよく弾く姿に目が釘付けとなりました。ギターソロを最後まで弾き切ると歌が始まる前にマイクの前に戻ってこられずに、サビのメロディパートが不在の状態になってしまいますが、もはやそれがデフォルトになりつつあります。

LIFEの前奏では、和也さんがよくやるように昭次さんが天に向かって指をさしていました。最初の歌い出しの部分も、歌い方を少し和也さんに寄せているのか、いつもの昭次さんの歌い方と少し異なる感じがありました。

呼人さんと昭次さんは、ライブの合間にMISIAさんのライブに行き、MISIAさんがよくやる「愛してるよ~」からのエアハグからの膝をついての挨拶(バレリーナがよくやるなポージングに近い感じのイメージ。かえって意味が分からなくなったかも)を真似したいということで、昭次さん、呼人さん、青山さんが並んでMISIA風挨拶をしていました。ちょっとぎこちない感じで、昭次さんと青山さんは腕を広げた瞬間にぶつかってしまったりもしましたが、みんなかわいらしかったです。

2日目の3/6はNTSのデビューを記念して、ラストにもう一度「花火と君」を歌ってくれました。

昭次さんの歌声も絶好調。大いに盛り上がり、最高に楽しいライブとなりました。

<ライブメモ>

・昭次さんの初めての「オーライ!」は、超かっこよい

・3/6はナリトマデビュー日。(昭次さん、呼人さん、青山さんが、それぞれ何回デビューしたか紹介されました。みんな多い!)※ちなみに3/6はキーボーディストのサムさんの日でもあります(さんとろくでさむ)

・クライシスは15年分の想いがこもった曲

・「思い出になる日まで」は「思ひ出になる日まで」ではありません。

・移動日も大切な仕事

・15年前はラジカセで音入れをして曲を作っていたけれど、昭和から令和になってデータで送るようになった

・スーツでのGO TO HELLのドラムを叩くのもだいぶ慣れてきた青山さん

・MISIAさんはMCが上手。メンバーで話が一番上手なのは青山さんであることに、50代の呼人さん、昭次さんはしょんぼりだそう

・昭次さんは、サポートギタリストの岡くんのことを、「スノーマン、ストーンズから来てくれた」と紹介していました

・グッズのカーディガンをみんなで着たアンコールでは、ハリーポッター感が満載ということで、青山さんのドラムのスティックを「魔法の杖」になぞらえて、みんなで呪文を唱えるTIME。昭次さんは何を唱えるかと思ったら「通天閣!」(笑)

・KUREさんからのプレゼントが入った5-56の文字が入った赤のバック。大阪名物の「551HORAI」と間違いないように

・オキーフpresentsと言おうとして、オキーフpresentって言っちゃった。でも、確かにオキーフをプレゼントしてもらいました

・青山さんのグッズ紹介コーナーは、今日もウキウキで♪

セットリスト
1.花火と君
2.フィフティーズ☆ブギウギ
3.ボストンバッグ
4.That’s it
5.クライシス
6.君が欲しい
7.名もない愛の物語
8.思い出になる日まで
9.B・P・M!
10.70~100まで喜んでメドレー(ultra soul、LOVEマシーン、勝手にシンドバット、Rolling in the dark)
11.GO TO HELL
12.Rolling Thunder Baby
13.LIFE
14.何処にも行かないから
15.I♡R&R
アンコール
16.冒険者たちのうた
17.Hello! Hello!
18.いっぽんみち

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2024/3/1 NARITA THOMAS SIMPSON TOUR2024 羽田 レポ

新しいアルバムを引っ提げて!のライブかと思いきや、New アルバムの発売は4/10という発表に意表を突かれましたが、ライブで新曲を聴けることのワクワクは高まるばかりで迎えたライブ当日は、あいにくの小雨模様でしたが、アルバム「ボストンバッグ」以来の新曲の初公開日。しかも、昭次さんが久しぶりに作詞作曲をした曲が3曲あるという事前情報から否が応でも期待値MAXであった私たちに、心に残る昭次さんらしい繊細なメロディと詩を届けてくれました。

羽田のレポは、この3曲の感想について書きたいと思います。

◆クライシス

昭次さんは「暗い」クライシス、、と言っていましたが、3曲の中で唯一のマイナーコードナンバー。

暗いと言えば暗いかもしれませんが、それよりも間奏のオルガンの音色やギターのリフが素敵な印象でした。サビのメロディは、昭次さんの声質の良さが際立っており、アンニュイな空気感たっぷりに歌い上げてくれるところは、やはり自身の曲は感情を乗せて歌いやすいのだろうなと思います。主観ではありますが、とても人気が出そうな曲に感じました。

◆名もない愛の物語

壮大な愛の歌。その規模銀河レベル。

昭次さんのソロ時代の名曲「Nothing for change my mind」に雰囲気が近いなと思いました。「Nothing for~」は、身近にいる大切な人に対する気持ちを日常生活のワンシーンで表現していましたが、新曲は世界が滅んだり100万回生きたり、というスケールの大きさに優しく力強いメロディが重なって、大切な人に対する想いの強さがより深く感じられる楽曲だと感じました。

昭次さんが作る曲は基本的に自分の経験がベースにあると思っていますが、昔と変わらず愛に生きる人なのだなと再認識しました。

何歳になってもピュアな曲が生まれるのは、昭次さんが若いころから変わらず真っ直ぐに人を見つめているからなのかもしれません。

◆いっぽんみち

思い出しくないような過去の裏切りや過ちは、決して消えるものではないけれど、それでも小さな幸せを積み重ねて、前に進み続け生きていくだけなんだ、と歌っているように聞こえました。とても前向きな曲です。

どんなに後悔しても取り返しつかないことはたくさんあり、それを忘れることも消すこともできないけれど、一本道を進み続けていくのだという覚悟を感じます。様々な葛藤を乗り越えて至った境地がこの曲に現れている気がしました。

一本道の先で、またステージに立って歌を歌っている昭次さん。ここは通過点。これから、この一本道はどこに続いて行くのか。みんなで見守って行きたいです。



とても簡単な感想を書きましたが、これからライブで新曲を聴く方、CDの発売日まで首を長くして待っている方に言えることは、昭次さんらしいメロディラインは健在で、期待以上の素晴らしい曲を聴ける日が目の前に迫ってきているので、あと少しだけ楽しみに待っていてください、ということです。「名もない愛の物語」のサビのメロディを聴いた時、なぜか自然と涙が出てきました・・・。

今回の新曲はお正月三が日に完成したそうで、最初に昭次さんから呼人さんへ送られた曲が「名もない愛の物語」だったそうです。昭次さん曰く、1日1曲作ったみたいなことを言っていましたが、もしそうであるならば、これからもたくさんの曲を聴けそうで嬉しくなりました。

3月はNTSの全国ツアーはもちろんんこと、男闘呼組「LAST FOREVER」 Blu-ray&DVD発売記念の特別上映会への舞台挨拶、握手会もあり、とても忙しい毎日になりそうですが、全てのライブ&イベントが無事に開催されますように願っています。

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2023/12/17 Rockon Social Club 2023 仙台サンプラザレポ

ライブ日の日曜は、天気が悪く気温が低くなるとの天気予報。その予報通り、朝から少しずつ気温が下がりみぞれが雪に変わりました。ライブが終わるころには、植栽に雪が積もって冬の景色に様変わりし、道路にも、みぞれ状の雪がほんのり積もり始めていました。

そんな外の様子とは相反するように会場の熱気は最高潮だったので、外に出て景色を見た時は少し驚きました。

すでに報道されているとおり、仙台ライブが行われた週末はMISIAさんのライブも仙台で行われており、土曜日は昭次さんと和也さん、日曜日は健一さんと昭次さんが飛び入り出演し「傷だらけの王者」を演奏したそうです。日曜日は、なんとRockonのライブが始まる数分前にサンプラザに戻ってくるという綱渡りのスケジュールだったようです。耕陽さんが、戻ってくるまでドキドキしたと言ってました。とても大きな会場で健一さんが興奮されている感じが話からよく伝わってきました

昭次さんが曰く、ドライバーの方が優秀で道交法を守りながら安全を確保しつつ素晴らしい運転をしてくれたそうです(笑)

男闘呼組のLAST LIVEで必ずまた帰ってくると言っていた約束をその年のうちに果たしてくれました。和也さんも約束を果たしたと嬉しそうに言っていました。また、サンプラザホールが形が丸くてよい、近くてよいと言ってくれていました。

また、「50代を迎えてから人生が楽しくなってきたのは、ファンのみんなの前に帰ってこれたから。若いころとは違ったこの年齢での貴重な体験を毎日楽しんでいます。ありがとう。」と和也さんが優しく会場の皆さんに語り掛けてくれました。メンバーからのこのような言葉一つひとつが私たちファンにとっては本当に嬉しいものです。

「ザ・ファイター」でのサビで昭次さんが4小節程度歌詞がとんでしまった後に、いつものようにちらっと和也さんを見てましたが、和也さんは楽しそうに笑っていました。

仙台は、特に健一さんと和也さんが楽しんでいるように感じました。和也さんは声が絶好調だったようで、更にのびやかで艶っぽい美声でたくさんの曲を聴かせてくれました。

和也さんのSweet Devil Womanは1本のマイクで和也さんと健一さんが歌う場面があったり、ギターを演奏するときのパフォーマンスとして健一さんは大きく腕を回しながらのプレイしますが、健一さんと向かい合っていた昭次さんが嬉しそうに真似して腕を回して演奏したり、見てる側が笑顔にしかならないような姿が満載でした。

福岡では入りが合わなかった「目で見ちゃだめさ」は、和也さんの前ふりが復活していて、少し時間的な余裕があったからか昭次さんもスムーズに入ることがきました

「ねぇ、そろそろ」で、昭次さんが「ほんとごめんなさい」と本当にすまなさそうな表情で台詞をいうと、耕陽さんがめちゃくちゃ嬉しそうな表情で昭次さんを見つめてました。和也さんは次の歌詞を歌うときに、笑いをこらえられない状態に。歌えていましたが明らかに笑いがこみあげてきているのが分かりました。

「何処にもいかないから」の歌の前には恒例となったKUREさんからのプレゼントを昭次さんが紹介するのですが、嬉しそうに「この袋の中実は・・」と言いながら商品を取り出そうとしたら、和也さんが「みんな持っているから知ってると思うよ」とツッコミが(笑)さらに「耕陽さんが「この曲は成田昭次のためにあるようなもの」と言うと、耕陽さんが「どこにも行っちゃだめですよ」と。昭次さんは「どこかに行ったわけでなくて名古屋にいたんだけどな・・・」みたいな反応で、ちょっとコントちっくになっていました。

「I♡R&R」では仙台でも青山さんがモニターを意識した表情で楽しませてくれました。この曲は毎回その地名で歌詞を変えてきます。仙台は「I♡仙台!」と歌うのですが、ライブ終盤の曲と言うこともあって、テンションが最高潮になる瞬間です。

ステージ後方にあるモニターは福岡では東京と同様に、映し出される位置が変わらなかったと記憶していますが、仙台では曲によって大きなモニター小さなモニターそれぞれに映し出されるメンバーが入れ替わっていて、とてもよかったと思います。

実は、福岡から仙台へ移動する際、プロデューサーの呼人さんと同便でした。私が機内に入った時もトイレで近くを通り過ぎた時も、真剣に仕事をされていました。ライブの振り返りをしながら、演出も細かく変更しているんだろうなぁと想像され、私たちを楽しませてるために、様々な工夫をされているのでしょう。

いよいよ今年のライブも大阪を残すのみとなりました。最後まで元気に駆け抜けてほしいです。

セットリスト

LIFE
ザ・ファイター
ゲームチェンジャー
Foxy Lady
Party
Sweet Devil Woman
Te querra mucho
神宮前ボーイズ
足長くないおじさん
ねぇ、そろそろ
何処にも行かないから
ヨッテタカッテ
目で見ちゃだめさ
GO TO HELL
I♡R&R
-アンコール-
ドント・ウォーリー
ただいま
自分勝手
Back in the city
Rolling Thunder Baby

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